シシャパンマ

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シシャパンマ(Shishapangma)またはサンスクリット語由来のゴサインタン(神の座)テンプレート:Lang-ne Gōsāīthān)は、ヒマラヤ山脈にある標高は8,027mで世界第14位[1]

概要

シシャパンマとはチベット語で「牛も羊も死に絶えて、麦も枯れる地方」の意味。全部で14座ある8,000m峰の中で、完全に中華人民共和国領内(チベット)にある唯一の山である。また8,000m峰の中で、世界で最後に登頂された山である。なお標高に関しては8012m、または8013mとする資料もある。

登山

1964年5月2日の初登頂は人類にとって最後の8000m級処女峰への登頂で、中国の許競隊長以下総勢10名は午前6時前に標高7,700mのキャンプを出発し、午前10時20分(日本時間・同日午前11時20分)に山頂へ到達した。

北側のノーマルルートから登る場合、主峰の前に中央峰(8008m)に登ることになる。主峰に登るには中央峰からナイフリッジを進むか、中央峰の下から雪崩の起きやすい斜面をトラバースする必要がある。この部分がノーマルルートの核心部になる。

中央峰の到達をもって登頂を主張する登山者が少なからずおり、各国の山岳会や認定機関などの記録と登山者の主張に食い違いが見られる事がある[2]

登頂暦

脚注

  1. 山と溪谷』2018年2月号、山と溪谷社、 163頁。
  2. 一例として8000m峰全14座の登頂を果たした厳弘吉は1993年に主峰の登頂を主張したが中央峰までと認定され、2001年の登頂で主峰への到達が認定されている
  3. 登山において世界的には冬至以降、春分前日を冬季と認定するが、冬の季節風が始まった後を冬季と認める意見もあり。

関連項目

テンプレート:8000メートル峰