シモーヌ・シモン

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シモーヌ・シモン(Simone Simon, 本名: Simone Thérèse Fernande Simon, 1910年4月23日 - 2005年2月22日)は、フランスマルセイユ出身の女優

戦前から、本国以外にもアメリカ合衆国双方で活動した。

略歴

1931年からフランスにおいて映画女優として活動を始め、短期間のうちに名声をうちたてた。1933年映画『乙女の湖』を観たダリル・F・ザナックによって、1936年、シモーヌはハリウッドに招かれた。しかし大いに喧伝されたにも関わらず20世紀フォックスでの出演作は大して当たらなかった。不満をかかえたままシモーヌは故国に帰り、1938年に『獣人』に登場した。

第二次世界大戦が勃発すると、シモーヌはハリウッドに再び渡り、1941年からはRKO映画の『悪魔の金』(1941年)、怪奇映画キャット・ピープル』(1942年)及び続編と銘打った『キャット・ピープルの呪い』(1944年)で英語による映画でもよく知られるようになった。だが、これらの成功も後が続かず、終戦まで二流映画の出演に甘んじることになった

戦後フランスに戻ったシモーヌは『輪舞』(1950年)に出演する。これ以降の出演作はわずかであり、最後にフィルムに登場したのは1973年のことであった。2005年2月22日パリにおいて老衰によって死去。94歳。

シモーヌは生涯独身であったが、多くの仲間の俳優や音楽家ら等と親密な関係を持った。お付きのメイドによると、興味を持った男性には誰でも私室への金の鍵を渡したらしい。その中にはジョージ・ガーシュウィンもいるという。

1953年(昭和28年)10月20日、フランス映画祭のため来日している。

主な出演作品

映像資料

2005年現在、『獣人』『キャット・ピープル』『輪舞』が日本向けDVDとして販売されている。以前は『キャット・ピープルの呪い』のLDも販売されていた。

外部リンク