ジョン・ハンケ

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ジョン・ハンケ
John Hanke
出身校 UC Berkeley 修士
テキサス大学
職業 Niantic, Inc. CEO
google 元副社長(Google Geoチームを統括)
Keyhole,Inc創業者・元CEO(2001年-2004年)
取締役会 googleなど

ジョン・ハンケ(John Hanke、1966年生)はアメリカ合衆国の起業家・エンジニア。ARゲームIngressPokémon GOなどの実験的なモバイル・ソーシャル・アプリケーションを探求する会社Niantic, Inc.を運営する。 ベンチャー企業Keyhole,Incを創業し、最高経営責任者であった。Googleが2004年にKeyhole,Incを買収したことにより、その主力製品はGoogle Earthと名前を代えた。[1] Keyhole,Incが買収された後、数年間、Google Earthや Googleマップストリートビューなど含むのGoogle Geoチームを統括する副社長を歴任。2011年にGoogleの社内スタートアップとして、Niantic Labs(ナイアンティック・ラボ)を設立し、2015年8月にはGoogleから独立し、Niantic, Inc.として活動する。

経歴

テキサス州オースティンで未婚の母の元に生まれ、幼少時に同州クロス・プレインズの農家へ養子として引き取られ、そこで家業を手伝いながら育った。アーサー・C・クラークウィリアム・ギブスンなどのSF小説を愛読し、中学生になってからはTRS-80Atari400のプログラミングを始めた。1985年にクロス・プレインズ高校に入学してからはシューティングゲームやテキストベースのアドベンチャーゲーム、また学校のバスケットボールチームの分析ソフトなどを開発した。マーク・ザッカーバーグがハーバード大学時代に開発したSNS「Facebook」と似たマッチングソフトも開発したが、学校内で大問題となったという。[2]

1989年にテキサス大学オースティン校を卒業後は、米国務省に入省。ワシントンDCやミャンマーなどで4年あまり働いたのち、1994年に退職してカリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクールに入学。そこでの同級生、セラーズ兄弟が設立した世界初の商業用MMORPGを開発するスタートアップ企業Archetype Interactiveに参画し、Meridian 59を開発した。このゲームは開発チームごと3DO社に買収されたが、ハンケはセラーズ兄弟とともに1998年に3DO社を退職して別のゲーム会社The Big Networkを設立し、2000年には同社をeUniverseに売却した。その後、衛星写真をつなげて地図データとリンクさせるベンチャー企業Keyholeを同年に設立し、その共同創業者兼CEOとなった。

2018年8月14日放送のサラメシサラメシ 真夏の"社長メシ"スペシャル2018で90分間の取材を受けた際にはヨガ瞑想が趣味であると話し、Niantic, Inc.のオフィスにある瞑想室で瞑想する姿も公開された。

参照

  1. Hanke, John; Geiger, Patricia (January 22, 2015).
  2. 『ジョン・ハンケ 世界をめぐる冒険』(星海社、2017年)

外部リンク