ジョージ・スチーブンソン

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[生] 1781.6.9. ノーサンバーランド,ワイラム
[没] 1848.8.12. チェスターフィールド

イギリスの技術者,蒸気機関車の発明者。炭鉱の蒸気機関の火夫の子として生れ,父を助けて働きながら勉学,17歳でニューカッスルの炭鉱の揚水用蒸気ポンプ係となった。

蒸気機関車の研究を進め,1814年に最初の蒸気機関車の試運転に成功。これは石炭運搬用の貨車8台を引いて時速 6.4kmで炭鉱から港まで走った。さらに改良を加えて 15年特許を取った。 25年ストックトン-ダーリントンを走った世界最初の旅客列車の機関車も彼の製作である。 30年に完成したリバプール-マンチェスターの鉄道敷設の技術指導を行い,彼の製作した機関車『ロケット』号は時速約 48kmで 30人の客を乗せた列車を引いた。

その後もイギリス国内の多くの幹線鉄道の技師となり,ベルギースペインの鉄道建設にも貢献。ほかに鉱山用安全灯の考案でも知られている。イギリス機械学会の初代会長となった (1848) 。