ステファヌス6世(Stephanus VI、? - 891年9月14日)は、第110代ローマ教皇(在位:885年9月 - 891年9月14日)。
出身はローマで、家系は貴族である。司祭や枢機卿を歴任し、885年9月に先代のハドリアヌス3世が暗殺されたため、教皇に選出された。
ステファヌス6世は西フランク王国の国王であるシャルル2世と対立し、教皇職を追われかけたことがある。シャルル2世の死後、教皇職を何とか保ったが、その保全を図るためにコンスタンティノポリス総主教にすがるなどしている。
891年9月14日、在位6年にして死去した。