ステファヌス7世 (ローマ教皇)

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ファイル:Jean Paul Laurens Le Pape Formose et Etienne VII 1870.jpg
『死体裁判』を描いたジャン=ポール・ローランス作、『フォルモススとステファヌス7世』、1870年.

ステファヌス7世Stephanus VII、生年不詳 - 897年8月)は第113代ローマ教皇(在位:896年 - 897年)。

教皇フォルモススに恨みを抱いていたため、896年、フォルモススの遺体を掘り起こして遺体に教皇の衣服を着させ模擬裁判をかけた後、祝福を与える指を切り落とした上で遺体を川に流した。このことに反発した民衆は暴動を起こし、ステファヌス7世を捕らえ殺害した。この前にも、882年に教皇ヨハネス8世が初の教皇暗殺によって命を落とすなど、当時の混乱ぶりが窺える。