セル (雑誌)

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Cell 
学術分野 生物学
言語 英語
詳細
出版社 Cell Press
出版国 アメリカ合衆国
出版歴 1974 - 現在
出版間隔 隔週刊
オープンアクセス 出版後12ヶ月経過後
インパクトファクター 32.242(2014)
分類
ISSN テンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSNテンプレート:Infobox journal/ISSN-eISSN
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セル』(英語Cell細胞の意)はアメリカのセル出版(エルゼビア社傘下)が発行している、1974年創刊の隔週刊学術雑誌医学生化学分子生物学等、ライフサイエンス分野における世界最高峰の学術雑誌である。同誌からの論文の引用の数を示すインパクトファクターが高いことで有名。2012年のインパクトファクターは31.957。Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられ、それぞれの頭文字をとってCNSと呼ばれる[1]HIVの発見で2008年のノーベル生理学・医学賞を受賞したリュック・モンタニエフランソワーズ・バレ=シヌシの論文など、医学史・科学史に残る論文が多いことでも有名。

セルでは2005年から出版方式として遅延型のオープンアクセス(delayed open access)を採用している[2]。セルに掲載された論文は出版後12ヶ月経過すると、すべてネット上で無料公開される。過去の論文は1995年までさかのぼって公開されている[2]

セルの表紙には細胞の顕微鏡写真などが通常使われるが、2007年9月7日付の表紙に漫画家・荒木飛呂彦のイラスト(同誌に掲載された日本人研究者の依頼で研究内容をイメージ化したもの)を採用した事で、通常の読者層とは違う方面からも注目を浴びた[3]

姉妹紙

生物学の細分化に伴い、20世紀末から各分野に特化した姉妹紙が誕生し、次第にその数が増やされつつある。

  • Cell
    • 1974年創刊。生物学全般。
  • Molecular Cell
    • 1997年創刊。細胞生物学、分子生物学。
  • Developmental Cell
    • 2001年創刊。発生生物学。
  • Cancer Cell
    • 2002年創刊。癌領域。
  • Cell Metabolism
    • 2005年創刊。代謝領域。
  • Cell Host & Microbe
    • 2007年創刊。感染症領域、微生物学。
  • Cell Stem Cell
    • 2007年創刊。幹細胞領域、再生医学。
  • Cell Reports
    • 2012年創刊。生物学全般。

その他、Current Biology, Immunity, Neuronのように、“Cell”の名を冠してはいないが、同じセル出版による雑誌もある。

脚註

関連項目

外部リンク