タカラスタンダード

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タカラスタンダード株式会社Takara Standard Co., Ltd.)は大阪府大阪市城東区に本社を置く、システムキッチンシステムバスなどの住宅設備機器を製造する住宅機器メーカーである。

概要

古くは日本エナメルという企業名で創業し、一時期タカラベルモント社の傘下に入っていた。その後、傘下を抜け、1972年昭和47年)から現社名に変更し、以後国内で初めてホーロー製のシステムキッチンおよびシステムバスを開発した企業として、現在まで業界の先駆的立場にある。世界的に見てもホーロー製品の技術はトップクラスを誇り、ステンレス指向の業界に一石を投じている。

社名の「スタンダード」は standard(標準)であり、流行に左右されない標準規格を常に提供していく姿勢の表れであるとされるが、同じ住宅機器業界の世界的大手企業であるアメリカン・スタンダード社を意識した社名とも考えられる。タカラベルモント社の傘下から抜ける際、社内募集によって現在の社名に変更した。旧来の社名である日本エナメルでは、繊維関連の会社と勘違いされるおそれがあるためとも言われる(時代の流れにより「エナメル」という語がホーローではなく、繊維を表す意味合いが主流になってきたため)。

大輪会の会員企業である[1]

沿革

  • 1912年明治45年)5月 - 日本エナメル株式会社設立。
  • 1963年昭和38年)7月 - 大阪証券取引所第2部に上場。
  • 1971年(昭和46年)6月 - 現商号に変更。
  • 1973年(昭和48年)8月 - 大証1部に上場。
  • 1973年(昭和48年)10月 - 東京証券取引所第1部に上場。
  • 1977年(昭和52年)10月 - 大阪住機株式会社・九州タカラ工業株式会社を吸収合併。
  • 1982年(昭和57年)10月 - 八幡エナメル株式会社を吸収合併。
  • 1990年平成2年)10月 - 株式会社木村製作所を吸収合併。
  • 1999年(平成11年)7月 - ティーエス北陸株式会社・ティーエス精機株式会社を吸収合併。
  • 2000年(平成12年)9月 - ティーエス企画株式会社を吸収合併。
  • 2005年(平成17年)3月 - タカラホーロー株式会社を吸収合併。
  • 2007年(平成19年)1月 - タカラ厨房株式会社を吸収合併。
  • 2012年(平成24年)4月 - シルバー工業株式会社を吸収合併。  
  • 2013年(平成25年)4月 - 和歌山タカラ工業株式会社を吸収合併。  
  • 2014年(平成26年)7月 - 高木工業株式会社を吸収合併。 
ファイル:Takara Standard Co. Sendai Branch 2014.JPG
仙台支店(宮城県名取市、2014年)

主な製品

  • システムキッチン
    • レミュー
    • リテラ
    • フレア(旧ニューエマーユ)
    • エーデル
    • エマーユアルファ
    • フェスカ・マッチ・モルヘルス(木製)
など
  • 洗面化粧台
    • エリーナ
    • アルファージュ
    • セレンティ
    • オンディーヌ
    • スーリア
木製2タイプほか(サニティ、ウイット)
  • システムバス
    • インペリオ
    • プレデンシア
    • ルーノ
    • レラージュ
    • エメロード
    • ミーナ
など

スポンサー番組

現在

以下は以前に提供していた番組(一部不明)

かつてタカラホーロー流し台タカラホーローシステムキッチンという名称で提供クレジットとして出していた時期もあった(その後、タカラスタンダード)。

知名度

脚注・出典

外部リンク