ツンドラ気候

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E 寒帯   ET EF
D 亜寒帯 Dfa Dfb Dfc Dfd Dwa Dwb Dwc Dwd Dsa Dsb Dsc Dsd  
C 温帯 Cfa Cfb Cfc   Cwa Cwb Cwc Csa Csb Csc  
B 乾燥帯   BSh BSk BWh BWk
A 熱帯 Af   Am Aw   As  

ツンドラ気候(ツンドラきこう)

ウラジーミル・P.ケッペンの気候区分における寒帯気候のなかで,最暖月の平均気温が 10~0℃の気候。夏は平均気温が 0℃以上になり,地表の雪が溶け,地衣類や蘚苔(せんたい)類,さらに高山植物が出現する。この地衣類などを餌としてトナカイの遊牧が行なわれる。この気候は北半球の高緯度地方にみられ,寒帯の氷雪気候と冷帯のタイガ地帯(針葉樹林帯)との間に分布する。土壌は低温のため有機物の分解が進まず,酸性が強くてやせており,ツンドラ土と呼ばれる。

条件

最暖月平均気温が0℃以上10℃未満。最寒月平均気温及び降水量についての条件はない。年中平均気温が9度であっても該当する。そのため、年較差の小さい赤道付近の高山では、これに近い形でツンドラ気候の条件を満たす場所が存在する。





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