ドライカレー

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ドライカレーは、日本のカレーライスのバリエーションのひとつ。

概要

ファイル:ドライカレー(挽肉タイプ).jpg
ドライカレー(挽肉タイプ)
ファイル:ドライカレー(炒飯タイプ).jpg
ドライカレー(カレーチャーハン)
ファイル:Dry curry.JPG
インド料理店におけるドライカレーの一例(インゲンとポテトを香辛料で煮込んだもの)

現在、以下のスタイルのカレーライスが、ドライカレーと呼ばれている。

  1. 挽肉みじん切りにした野菜を炒め、カレー粉で風味をつけ、スープストックで味付けをして煮詰め、平皿に盛ったに載せた料理。一種のキーマカレー。(挽肉タイプ
  2. カレー風味の炒飯。家庭で簡単に作れる「ドライカレーの素」や、冷凍食品が各社から発売されている。「カレーチャーハン」とも呼ばれる。(炒飯タイプ
  3. 生の米とカレー粉を具材と一緒に炒め、炊き上げたもの。カレーピラフ。(ピラフタイプ

インド料理を原型として、日本で独特の発展をしたカレーライスのバリエーションのひとつである。日本のインド料理店において、汁気の少ない香辛料を使った煮物を、ドライカレーと称している例もある。

歴史

1910年ごろ、日本郵船の外国航路船「三島丸」の食堂が、はじめてドライカレー(挽肉タイプ)を出したといわれている。

関連項目

  • キーマカレー - インド料理のひとつで、挽肉を使ったカレー料理全般を指す。日本の挽肉タイプのドライカレーはこの一形態といえるが、キーマカレーは挽肉を使うというだけで、バリエーションも素材も、はるかに多彩である。
  • ビリヤニ - インドの炊き込みご飯で、祝い事などの際に手間暇をかけて作られる。
  • タコライス - ドライカレーと近似していると言われる。