ドラッグイレブン

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ドラッグイレブン: Drug Eleven)は、JR九州ドラッグイレブン株式会社(: JR Kyushu Drug Eleven Inc.)が九州沖縄各県および山口県下関市東京都中央区において運営するドラッグストアチェーン店のブランドである。九州旅客鉄道(JR九州)の傘下企業。

概要

ドラッグストアおよび調剤薬局を展開する。一部店舗にはヘアサロンまたはエステサロンを併設している。

1999年8月にジャスコ(現・イオン)、ツルハと業務提携を結び、現在のイオン・ウエルシア・ストアーズに参加していたが、2003年に会計書類の不備が見つかり、イオン・ウエルシア・ストアーズから脱会した。修正を行った会計書類によると、有利子負債の増加とあいまって多額の損失を計上し、債務超過に陥った[1]。。

また、2008年10月にはココカラファイン ホールディングス(現・ココカラファイン)傘下のセガミメディクス(現・ココカラファインヘルスケア)と業務提携した。これにより、WINグループに属することとなる[2]

ICカードSUGOCA」は全店舗で利用可能。カルチュア・コンビニエンス・クラブが主宰するTポイントには2011年7月から加入している[注釈 1][3]

2012年7月に、社名を現在の「JR九州ドラッグイレブン株式会社」に変更した[4]

店舗数

ファイル:ドラッグイレブン今宿.jpg
ドラッグイレブン今宿店。2014年時点は、移転のため、閉店。空き店舗になっている。
福岡市西区

出店店舗全店の一覧・詳細情報は公式サイト「店舗情報」を参照。

2011年7月現在

  • ドラッグストア:168店舗(うち、調剤薬局併設型ドラッグストア7店舗)
    • 山口県:1店舗
    • 福岡県:58店舗(うち、調剤薬局併設型ドラッグストア2店舗)
    • 佐賀県:3店舗(うち、調剤薬局併設型ドラッグストア1店舗)
    • 長崎県:6店舗(うち、調剤薬局併設型ドラッグストア1店舗)
    • 熊本県:11店舗
    • 大分県:7店舗
    • 宮崎県:11店舗
    • 鹿児島県:48店舗(うち、調剤薬局併設型ドラッグストア2店舗)
    • 沖縄県:23店舗(うち、調剤薬局併設型ドラッグストア1店舗)
  • 調剤薬局:9店舗
    • 福岡県:3店舗
    • 佐賀県:5店舗
    • 熊本県:1店舗

沿革

  • 1989年平成元年)
  • 1993年(平成5年)12月 - 宮崎県に進出。
  • 1994年(平成6年)10月 - 株式会社に改組し、「ドラッグイレブン」に改称。
  • 1995年(平成7年)10月 - 福岡県に進出。
  • 1997年(平成9年)5月 - 熊本県に進出。調剤薬局の展開を開始。
  • 1998年(平成10年)12月 - 都市型店舗の展開を開始。
  • 1999年(平成11年)8月3日 - ジャスコ株式会社(現・イオン株式会社)、株式会社ツルハと業務提携を結び、当社に資本参加する(後のイオン・ウエルシア・ストアーズを形成)。
  • 2000年(平成12年)12月 - 沖縄県に進出。
  • 2001年(平成13年)
  • 2002年(平成14年)
    • 6月 - 佐賀県に進出。本社を現住所(福岡県大野城市)に移転。
    • 12月 - 大型店舗「サザンウィンド」の展開を開始。
  • 2003年(平成15年)
    • 6月30日 - 商品在庫明細と異なる在庫金額を計上した会計書類を会計監査人に提出していたことが分かり、イオンとツルハが当社との業務・資本提携を解消し、「イオン・ウエルシア・ストアーズ」から脱会。
    • 9月 - ユニゾン・キャピタルが当社に資本参加し経営改革。
  • 2004年(平成16年)2月10日 - マツモトキヨシと業務提携を結ぶ。
  • 2005年(平成17年) - 株式会社ドラッグイレブンホールディングスを設立し、持株会社制に移行。
  • 2006年(平成18年)4月 - ユニゾン・キャピタルが持株会社の株式をポラリス・プリンシパル・ファイナンスへ譲渡。同社の傘下に入る。
  • 2007年(平成19年)5月 - JR九州がポラリス・プリンシパル・ファイナンスより持株会社の株式を取得し、同社の傘下に入る。
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)5月1日 - PET/CT検査紹介業務を開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 6月30日 - 独自ポイントカードシステム「パピーカード」の発行を終了。
    • 7月1日 - ドラッグストア業界で初のTポイント導入開始。
    • 9月30日 - ポイント利用を含めたパピーカードの全サービスを終了。
  • 2012年(平成24年)
    • 7月 - 社名を現在の「JR九州ドラッグイレブン株式会社」に変更。
    • 12月1日 - ドラッグイレブン全店舗(調剤薬局の一部店舗を除く)にてSUGOCA電子マネーに対応[5]
  • 2017年(平成29年)

脚注

注釈

  1. ドラッグストア業界としては初の加入である。
  2. 23時から翌日9時まではファミリーマートコーナーのみの営業。

出典

  1. 業務・資本提携の解消について - イオン・ツルハ 2社連名によるリリース 2003年7月1日(2003年8月11日時点でのWEBアーカイブ、2015年3月26日閲覧)
  2. セガミメディクス株式会社と株式会社ドラッグイレブンの業務提携に関するお知らせ (PDF) - 株式会社ココカラファイン ホールディングス ニュースリリース 2008年8月29日(2015年3月26日)
  3. “ドラッグイレブンで7月から「Tポイント」開始! - ドラッグストア業界で初めてのTポイントサービス導入 -” (日本語) (GIF) (プレスリリース), ドラッグイレブン : カルチュア・コンビニエンス・クラブ, (2011年5月25日), 0.C0.gif . 2012閲覧. 
  4. JR九州ドラッグイレブン(株) - マイナビ2015”. . 2015閲覧.
  5. 「九州・沖縄で展開するドラッグストア「ドラッグイレブン」の全店舗で 電子マネー「SUGOCA」「楽天Edy」の利用開始」 (PDF) JR九州、JR九州ドラッグイレブン、楽天Edy合同プレスリリース 2012年11月29日
  6. “ドラッグイレブン店舗併設のエステ閉鎖のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), JR九州ドラッグイレブン, (2017年1月16日), http://dgmp.jp/pc/esthetic_heisa.pdf . 2017閲覧. 

外部リンク