ピーエス三菱

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株式会社ピーエス三菱(ピーエスみつびし、P.S. Mitsubishi Construction Co., Ltd.)は、三菱グループの建設会社(中堅ゼネコン)である。三菱マテリアルの関連会社で、太平洋セメントとも関係が深い。

概要

元々は、東日本重工業(現・三菱重工業)七尾造船所を源流とし、日本で初めてプレストレスト・コンクリートの建設を専門に扱っていた建設会社の「ピー・エス(旧ピー・エス・コンクリート)」(1952年設立)と、三菱グループで唯一のゼネコンであった「三菱建設」(1960年設立)であったが、ピーエスの橋梁空港などの公共施設建設、並びに三菱の工場、病院・医療施設、マンション、工場倉庫などのそれぞれの得意分野を絡ませた総合ゼネコンを目指す観点から2002年平成14年)10月1日に、ピーエスを存続会社とした新会社として発足した。

上記の経緯もあり、ゼネコンではあるが2016年(平成28年)現在もなお橋梁をはじめとするプレストレスト・コンクリート(PC)関連の受注が多い。

三菱金曜会[1]及び三菱広報委員会[2]の会員企業である[3][4]

沿革

株式会社ピーエス

  • 1952年(昭和27年) - ピー・エス・コンクリート株式会社設立。東京都千代田区を本社とし、東日本重工業(現・三菱重工業)七尾造船所(石川県七尾市)の施設を活用し、日本初のプレストレスト・コンクリート工場である七尾工場を開設。
  • 1962年(昭和37年) - 東京証券取引所第二部に株式上場。
  • 1969年(昭和44年) - 福岡県久留米市に久留米工場を開設。
  • 1991年(平成3年) - 株式会社ピー・エスに商号変更。
  • 1996年(平成8年) - 東京証券取引所第一部に指定替え。

三菱建設株式会社

  • 1960年(昭和35年) - 三菱グループの建設会社として新菱建設株式会社設立。
  • 1969年(昭和44年) - 三菱建設株式会社に商号変更。

株式会社ピーエス三菱

  • 2002年(平成14年) - 株式会社ピーエスが三菱建設株式会社を合併し、株式会社ピーエス三菱に商号変更。
  • 2007年(平成19年) - 国内6工場のプレストレスト・コンクリート製品の製造・販売等事業を、新設したピー・エス・コンクリート株式会社に分割継承。

子会社

  • ニューテック康和
  • ピーエスケー
  • ピー・エス・コンクリート
  • 菱建基礎

関連項目

  • 日本ピーエス - 東日本重工業七尾造船所敦賀工場の資産を受け継いで創業した建設会社。ただし、こちらは創業以来敦賀海陸運輸の関連会社で、資本的には三菱と無関係。

脚注・出典

外部リンク


  • テンプレート:三菱グループ