ブイグ

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ブイグフランス語: Bouygues S.A.)はフランスの大手建設会社。ユーロネクスト・パリに上場しており、CAC 40構成銘柄の一つ。

概要

1952年にマルタン・ブイグ(1952年生まれ。現在は同社会長・CEO)により創業。当初は主にパリ周辺におけるビル建設を手がけ、1986年には道路建設を手がけるColasグループ(Colas、Screg、Sacer)を事実上傘下に収める。1987年には民営化されたフランスのテレビ局・TF1の経営権を取得したほか、1994年には携帯電話事業者としてブイグテレコムを設立するなど、建設業を中心にメディア・通信事業にも進出している。

1996年にはフランス初の多チャンネル衛星放送事業者としてTPS(Télévision Par Satellite)を設立したが、同社は2006年Canal+に売却されている。

2000年代に入りグループ各社への出資比率を高める動きを見せており、2000年には株式交換によりColasへの出資比率を96.7%にまで引き上げたほか、2007年9月にはブイグテレコムへの出資比率を89.5%としている。

2006年、運送・エネルギーのグループ会社であるアルストム社(Alstom)の株式21%を獲得、2011年には30.7%まで引き上げている。

グループの主要事業 (2011年)

  • ブイグ建設(Bouygues Construction)(100%) : 公共施設工事建設、エネルギーとサービス
  • ブイグ不動産 (Bouygues Immobilier) (100%) : 不動産販売関連事業(住宅、オフィス)
  • コラス (96,5%) : 道路建設
  • TF1 (43,6%) : メディア(ユーロスポーツを含む)
  • ブイグテレコム (89,5%) : 情報通信事業(携帯電話通信サービス、固定電話、テレビ及びインターネットサービスの提供)
  • アルストム(Alstom) (30,7%) : 鉄道輸送、電機の発電及び送電サービス事業

主要株主 (2011年12月31日現在)

  • SCDM (マーティン、オリビエブイグ) : 21.1% (経営権: 29,6%)
  • 従業員株 : 23.3% (経営権: 28,1%)
  • フランス国内 : 19.5% (経営権: 16,5%)
  • 外国人への公開株 : 36.1% (経営権: 25,8%)

外部リンク

テンプレート:CAC 40