ポールポジション

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ポールポジション: pole positionPP)とは、モータースポーツにおいて、決勝レースのスタート位置の先頭を指す。

概要

一般的には予選で最速のラップタイムを記録したドライバーが、この位置を得る権利を持つ(ただしリバースグリッドを採用しているレースではその限りではない)。ポールポジションを獲得したドライバーは「ポールシッター」と呼ばれる。

ポールポジションの語源は競馬にあるといわれている。モータースポーツが盛んに行なわれるようになった1900年初頭、競馬の世界では観客席から離れた位置からのスタートでも馬番が判りやすいようゼッケン1番の馬の位置にポールを立てる習慣があった。この「1番の位置にポールを立てる」という習慣がモータースポーツに「1番前のスタート位置」として転じたのがポールポジションだとされている。

ポールポジションを獲得すると以下の様な利点がある。

無論、レース展開において非常に有利なポジションであるためポールポジションを獲得したドライバー(チーム)がそのまま優勝することも少なくない。これをポールトゥーウィンと呼ぶ。

F1におけるポールポジション記録

記録は2017年終了時点(★は2017年の現役ドライバー)。

通算獲得数

  1. 69回 : ルイス・ハミルトン[1]
  2. 68回 : ミハエル・シューマッハ
  3. 65回 : アイルトン・セナ
  4. 50回 : セバスチャン・ベッテル
  5. 33回 : ジム・クラーク
  6. 33回 : アラン・プロスト
  7. 32回 : ナイジェル・マンセル
  8. 30回 : ニコ・ロズベルグ
  9. 29回 : ファン・マヌエル・ファンジオ
  10. 26回 : ミカ・ハッキネン

デビュー戦でポールポジション

インディ500のみに参戦のドライバーは除く)

デビューから遅く達成

  1. 132戦目 : マーク・ウェバー
  2. 119戦目 : ヤルノ・トゥルーリ
  3. 116戦目 : ティエリー・ブーツェン
  4. 111戦目 : ニコ・ロズベルグ
  5. 97戦目  : ミカ・ハッキネン
  6. 94戦目  : ダニエル・リカルド
  7. 92戦目  : ニック・ハイドフェルド
  8. 85戦目  : デニス・ハルム
  9. 82戦目  : ジャン・アレジ
  10. 76戦目  : ラルフ・シューマッハ
  11. 72戦目  : エリオ・デ・アンジェリス

最年少記録

  1. 21歳73日 : セバスチャン・ベッテル★
  2. 21歳237日 : フェルナンド・アロンソ
  3. 22歳97日  : ルーベンス・バリチェロ
  4. 22歳154日 : ルイス・ハミルトン
  5. 22歳308日 : アンドレア・デ・チェザリス
  6. 23歳79日 : ニコ・ヒュルケンベルグ
  7. 23歳120日 : ロバート・クビサ
  8. 23歳216日 : ジャッキー・イクス
  9. 23歳255日 : キミ・ライコネン
  10. 24歳13日  : デビッド・クルサード
  11. 24歳97日  : ジェンソン・バトン
  12. 24歳238日 : エウジェニオ・カステロッティ
  13. 24歳297日 : クリス・エイモン
  14. 24歳336日 : ジャック・ヴィルヌーヴ

MOTOGPにおけるポールポジション記録

(2007年終了時点)

通算獲得数

1. 58 : マイケル・ドゥーハン
2. 41 : バレンティーノ・ロッシ
3. 29 : ケビン・シュワンツ
4. 27 : フレディ・スペンサー
5. 23 : マックス・ビアッジ
6. 20 : ウェイン・レイニー
7. 19 : ワイン・ガードナー
7. 19 : バリー・シーン
9. 18 : エディ・ローソン
9. 18 : ケニー・ロバーツ

脚注

関連項目