マルチエアポート

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マルチエアポートとは航空旅客輸送において同一都市、あるいは同一地域で一つの仮想的な空港とみなされた複数の空港のことである。

概要

マルチポートになった空港は運賃を同一にした上で航空券の振替を可能とする制度がなされ、これを「マルチエアポート制」と呼ぶ。変更可能な種類の航空券であればマルチエアポートとして設定されている空港相互間で、乗降地や航空会社を航空券の購入後に変更できる。

日本には国際航空運送協会(IATA)によって国際的に認められたマルチエアポートが3か所存在するほか、航空会社の裁量で取り扱われる空港もある。

マルチエアポート一覧

設定都市 - マルチエアポートとして設定されている空港の順に記す。

日本

IATA公認

日本独自

航空会社の区別なし
  • 札幌 - 新千歳空港丘珠空港
    • 日本航空グループが「札幌地区の空港」として同一に扱う。2010年6月30日までは全日本空輸グループも丘珠空港に就航していた。
同一航空会社(グループ)に限った扱い

※このほか2009年4月から2016年3月まで、全日本空輸が「北陸地区の空港」として富山空港小松空港能登空港を同一に扱っていた。余談だが2006年3月31日までは日本航空も富山空港に就航していた。

アジア

中東

ヨーロッパ

アフリカ

アメリカ

脚注

  1. 日本エアシステムが東京国際空港 - 福岡空港と北九州空港および大阪国際空港 - 福岡空港と佐賀空港において扱ったのが始まり。
  2. 佐賀空港は日本エアシステムが撤退以来日本航空グループは就航しておらず、またスターフライヤー、フジドリームエアラインズも就航していないため全日本空輸のみの扱い。なお、北九州空港における全日本空輸はスターフライヤーが同社のコードシェア便として乗り入れている。
  3. かつては他社も含めて広島西飛行場も対象であったが、現在は同飛行場が廃止されたため除外された。新千歳空港仙台空港宮崎空港鹿児島空港便が広島空港・広島西飛行場の両方から就航していた。

関連項目