ラジオ福島

提供: miniwiki
2018/8/6/ (月) 00:21時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
移動先:案内検索
ラジオ福島
Radio Fukushima Co., Ltd.
放送対象地域 福島県
系列 JRNNRN
略称 rfc
愛称 ラジオ福島、ラジふく
コールサイン JOWR
開局日 1953年12月1日
本社 〒960-8655
福島県福島市下荒子8
北緯37度46分26.7秒
東経140度29分28.2秒
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 福島 1458kHz / 1kW
主な中継局 送信所を参項
テンプレートを表示

株式会社ラジオ福島(ラジオふくしま、Radio Fukushima Co., Ltd.)は、福島県放送対象地域として中波放送(AM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。国内の民放AM局では唯一、親局(福島 1Kw)より子局(郡山 5Kw)の送信出力が大きい。

概要

1953年12月1日、全国30番目に福島局・郡山局・若松局(現在の会津若松局)・平局(現在のいわき局)が同時開局。その後1961年9月に原町局が開局し、県内全域で聞けるようになった。略称はrfc(Radio Fukusima Co.,Ltd.)。東北地方では唯一のAMラジオ単営局である。

1978年頃に、開局から使われたシンボルマークのCIロゴが変更になり、RFCから小文字のrfcに変わった。

福島県内で初のラテ兼営民放テレビ局になる予定であったが、1度はテレビ予備免許を取得しながら郵政省(当時)の条件をクリアできず、開局できずに失効してしまった歴史がある。福島県での民放テレビ開局は、1963年の福島テレビ開局まで待つこととなる。

長年にわたって福島県唯一の民放ラジオ局だった。一時期、ふくしまFMが開局するまでTOKYO FMの一部番組を放送していたことがあった。

JRNNRNのクロスネット局。関連新聞は、福島民報毎日新聞。福島民報のラジオ面(中面)では、本局の番組表を大きめのサイズで掲載し、番組タイトルについてはゴシック体で、内容も詳細に掲載するようにしている。

ニュース名称は、以前は国内外のニュースを『毎日新聞ニュース』、県内ニュースを『福島民報ニュース』と分けてあり、定時ニュースなどでも「毎日新聞ニュースと福島民報ニュースをお伝えします」と放送していた。現在は『rfcニュース』に統一している。

24時間放送の開始は1982年4月5日で、このときから『オールナイトニッポン』や『歌うヘッドライト』のネットを開始している。さらにCMの時間を使い、修学旅行生の安否を伝えることがある(以前は独立した5分間番組だった)。

自社制作番組の多くが、アナウンサーが制作(企画構成)・ミキシング技術などを一人で行う、ワンマンシステムとなっており、スタジオの多くもこれに対応したセッティングがなされている。また、夜間における緊急事態発生に備え、局アナ1人と制作・技術・報道部門のスタッフ数人が局に毎日交替で泊まりこむ「宿直勤務制度」を実施している。火災や地震の発生が伝えられたときは、ネット受け番組の音量を下げて、速報を伝える。

2004年、『チャリティーミュージックソンとリヤカーサンタ』の活動により、ラジオ活動部門で日本民間放送連盟賞を受賞した。

2006年2月より、ニフティの協力でポッドキャスティングサービスをスタートした。

2009年4月改編で平日ワイド番組を一新、長寿番組『昼の希望音楽会』を内包する10時・11時台のワイド番組を新設する一方で、土・日曜昼のワイド番組は自社制作を取りやめネット受けに切り替えた。なお、福島競馬開催期間中は従来通り、福島局では『福島競馬実況中継』を、それ以外の中継局ではレース中継を内包した番組『サタデー・サンデーリクエストジャンボリー』を放送している。

2011年4月頃から「radiko.jp復興支援プロジェクト」としてradikoによる暫定的な全国配信を経て、2012年4月1日より福島県内限定に切り替わり、実用化試験配信が開始された。

2014年8月1日からは、radiko.jpプレミアムにより、再び全国からの聴取が可能になった[1]

2016年1月27日に、rfcにとって中継局の開設自体、55年ぶりとなる[2][3]「rfc東金山(ひがしかねやま)FM」が大沼郡金山町FM補完中継局として開局し、同年11月16日にも、「rfc西金山(にしかねやま)FM」[4][5]が同じく大沼郡金山町にFM補完中継局として開局した。

2017年3月、中通り地区にワイドFMの中継局を開局[6][7]。それに伴い、福島競馬開催時の編成も、全局で『福島競馬実況中継』を放送することになった。

歴史

  • 1953年(昭和28年)
3月15日:第1回設立準備委員会[8]
4月13日:福島郡山若松平(現:いわき)各放送局の免許申請[8]
5月18日:第2回設立準備委員会[8]
5月23日:第1回発起人会[8]
8月1日:福島、郡山、若松、平(現:いわき)各放送局に予備免許交付[8]
11月16日:福島放送局から試験電波発射[8]
11月20日:福島放送局に本免許交付、同日からサービス放送開始[8]
11月21日:郡山放送局から試験電波発射[8]
11月24日:郡山放送局に本免許交付、同日からサービス放送開始[8]
11月25日:若松放送局から試験電波発射[8]
11月26日:若松放送局に本免許交付、平(現:いわき)放送局から試験電波発射[8]
11月27日:平(現:いわき)放送局に本免許交付、同日からサービス放送開始[8]
12月1日:12時[8]から福島、郡山、若松、平(現:いわき)各放送局の本放送開始。
  • 1954年(昭和29年)
2月22日:土湯温泉大火で速報『火災速報』を開始する。
7月:『福島競馬実況中継』、高校野球県大会中継開始
  • 1955年(昭和30年)
1月:郡山放送局の出力を500Wから1kWに増力
2月:『農家のみなさんへ』放送開始
  • 1956年(昭和31年)
7月17日:「会津大水害」で災害放送
  • 1959年(昭和34年)
5月:放送番組審議会を設置
7月:番組基準を制定
  • 1961年(昭和36年)
9月:原町放送局開局
  • 1963年(昭和38年)
2月:「交通取締情報」全国初の放送開始及び「福島県議会」中継開始
4月:プロ野球中継開始
  • 1965年(昭和40年)
5月:JRN(JapanRadioNetwork)加盟
10月:家庭婦人向け番組『おかあさん教室』放送開始
  • 1971年(昭和46年)
4月:NRN(National Radio Network)加盟、『rfc土曜ワイド』放送開始
10月:『福島競馬実況中継』の実況をラジオ福島のアナウンサーが担当
  • 1973年(昭和48年)
2月:福島局1kWに増力
4月:ワンマンコントロールシステム導入
12月:福島県警本部長より盗難車発見・ひき逃げ死亡事故解決等の情報放送に対して感謝状を受ける
  • 1975年(昭和50年)
1月:民放統一キャンペーン「はたちの献血」スタート
  • 1976年(昭和51年)
2月:交通遺児に愛の手を「まごころキャンペーン」開始
  • 1977年(昭和52年)
4月:本社を福島市太田町・民報ビルに移転
11月:『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』募金開始 以降毎年実施
  • 1978年(昭和53年)
7月:開局25周年記念「rfcラジオまつり」開催
  • 1981年(昭和56年)
4月:いわき局1kWに増力、新番組『rfcワイド午後一番』始まる
6月:中継取材車の愛称を募集し「いってみっカー」と命名
  • 1982年(昭和57年)
4月:24時間全日放送開始
  • 1983年(昭和58年)
10月:開局30周年記念式典、記念公演開催
  • 1985年(昭和60年)
10月:スタジオ新局舎建設起工
  • 1986年(昭和61年)
5月:スタジオ新局舎完成
8月4日・5日:「8.5水害」災害報道放送
  • 1987年(昭和62年)
1月:第1回「ラジオ福島旅の会」スタート
4月:第1回「rfc桜まつり」開催
8月 - 9月:第1回「rfc防災キャンペーン」スタート
  • 1989年(平成元年)
1月:昭和天皇崩御、47時間21分の特別放送実施
11月:第1回市町村対抗「ふくしま駅伝」実況中継
  • 1990年(平成2年)
5月:「電波の日・感謝ウィーク」企画開始【以降毎年実施】
  • 1991年(平成3年)
1月:日本民間放送連盟賞・放送活動部門「愛の輪広げて14年・ラジオチャリティーミュージックソンの歩み」優秀賞受賞
  • 1992年(平成4年)
3月:若松放送局1kWに増力、周波数を1062kHzから1395kHzに変更
  • 1993年(平成5年)
1月:第50回国民体育大会冬季大会開会中継、競技速報
4月:開局40周年記念企画実施
  • 1998年(平成10年)
10月:ラジオ福島公式ホームページを開設
12月:開局45周年
  • 2000年(平成12年)
6月:携帯端末サイト「rfcポケット」スタート
  • 2001年(平成13年)
7月:「うつくしま未来博」サテライトスタジオ「キビタンスタジオ」開設、随時中継リポート
  • 2002年(平成14年)
5月:「第39回ギャラクシー賞」で鏡田辰也がローカル局のアナウンサーとして初めて「DJパーソナリティ賞」を受賞
  • 2003年(平成15年)
4月:開局50周年記念企画実施
12月:開局50周年『ラジオ福島開局50周年の歩み』発刊
  • 2007年(平成19年)
4月:新マスター更新・新スタジオ完成
  • 2008年(平成20年)
4月:緊急地震速報システム導入
  • 2011年(平成23年)
3月11日:「東北地方太平洋沖地震」発生、福島市スタジオで震度6弱を記録。地震発生後、24時間災害報道特別番組を350時間14分放送
3月:「東日本大震災による救援・復興に関する情報サイト」を立ち上げる
8月:32時間特別編成『2011年夏 ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』を放送
9月:日本民間放送連盟賞・番組部門・ラジオ生ワイド番組『夜をぶっとばせリクエストで120分』優秀賞受賞
9月:日本民間放送連盟賞・特別表彰部門・放送と公共性「災害ラジオとインターネット連動展開の記録」優秀賞受賞
  • 2012年(平成24年)
3月11日:10時から19時までの延べ8時間にわたる復興生放送特別番組「3.11ふくしまと共に〜再生の足音〜」を放送
9月:日本放送文化大賞北海道・東北地区ラジオ部門で復興生放送特別番組「3.11ふくしまと共に〜再生の足音〜」優秀賞受賞
11月27日:「災害発生時における緊急放送の協力に関する協定」を福島県警察本部と締結
12月:『川内村が帰村宣言』がJRN大賞を受賞
  • 2013年(平成25年)
3月:富岡町復興応援ソング『桜舞う町で』制作
6月:東北六魂祭における交通対策について福島県警察本部より感謝状
9月:日本民間放送連盟賞・番組部門・ラジオ生ワイド番組「月曜Monday夜はこれから!〜請戸小学校の奇跡〜」優秀賞受賞(日本民間放送連盟賞北海道・東北地区審査会ラジオ生ワイド部門で最優秀賞、日本放送文化大賞北海道・東北地区審査会優秀賞)
9月:日本民間放送連盟賞北海道・東北地区審査会ラジオ教養番組部門「ホールボディーカウンター〜調べてわかった被ばくの現状〜」優秀賞受賞
12月1日:開局60周年「rfc感謝祭」5時間にわたり福島市公会堂で開催
  • 2014年(平成26年)
3月25日:開局60周年ラストイベント「市川海老蔵〜古典への誘い」開催(郡山市民文化センター)
8月1日:第1スタジオリニューアル。8月1日から10日間「rfc夏祭り〜ラジオ!まるみえ!10日間」を実施
9月15日:NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「だから、ラジオ! ダカラジ」キックオフイベント開催(いわき芸術文化交流館アリオス)
  • 2015年(平成27年)
3月23日:特別番組「玄侑宗久・丹羽太貫 放射線を語る」が第3回東日本大震災復興支援坂田記念ジャーナリズム賞を受賞
6月:『第41回放送文化基金賞』個人・グループ部門 [放送文化]を、40年にわたるチャリティ番組の放送・活動の実績により『全国ラジオ・チャリティ・ミュージックソン実行委員会(ニッポン放送・ラジオ福島他)』を受賞
10月26日:東金山FM補完中継局に対し予備免許を交付
  • 2016年(平成28年)
1月26日:東金山FM補完中継局 放送開始(11時から)
4月27日:西金山FM補完中継局に対し予備免許を交付
10月6日:福島FM補完中継局、郡山FM補完中継局に対し予備免許を交付
11月26日:西金山FM補完中継局 放送開始(7時から)
  • 2017年(平成29年)
1月9日:福島FM補完中継局、郡山FM補完中継局 試験電波発射開始(午前9時から)
3月26日:福島FM補完中継局、郡山FM補完中継局 放送開始[9](午前10時から)ら)
2018年(平成30年)
1月30日:金山FM補完中継局 放送開始(午前10時から)[10]
2月15日:若松FM補完中継局に対し予備免許を交付[11]
6月15日:いわきFM補完中継局、原町FM補完中継局に対し予備免許を交付
8月1日:原町FM補完中継局、試験電波発射

事業所

本社(演奏所および送信所
  • 福島市下荒子8番地
    • 郵便番号は〒960-8655
      • 郵便番号が5桁のころは専用郵便番号はなかったが、放送では葉書募集などの際に「〒960 福島市 ラジオ福島」とアナウンスしていた(のちに「福島市下荒子8」と言うようになった)。
    • 以前は、JR福島駅近くの福島民報ビルに本社として総務・営業・企画事業が、下荒子の演奏所には編成(制作含む)・技術の各部署があったが、2007年4月にデジタルマスターの新設に伴って演奏所を増築した際に、全部署が演奏所側に集約された。本社・演奏所が分離されていた時は、番組内では『(下荒子の)スタジオから』という様に、本社と演奏所が別箇所である表現を使用することがあった。
郡山総支社(郡山中継局と併設)
若松支社
いわき支社
東京支社
大阪支社

廃止となった事業所

  • 旧本社(営業・企画事業)
    • 〒960-8068 福島市太田町13番17号 民報ビル4階

東日本大震災時の放送

  • 2011年3月11日の東日本大震災発生時、福島市内のスタジオでは『けんじかおりのふれんどらじお』が放送されており、日本酒スイーツの「酒恵季(サケケーキ)」を試食中だった。14時46分の地震発生後、スタジオ内での地震の揺れによる激しいガラスの音が拾われ[注釈 1]、パーソナリティの深野健司は「ただいま非常に大きな地震が起きています。身の安全を確保してください。沿岸付近の方は津波の恐れがありますので大至急海岸から離れるようにしてください。高台などに避難するようにしてください。心を落ち着けてください」と注意喚起をする放送を行った。
  • 震災時、ラジオ福島は15日間(3月11日の発生直後から3月25日5時の基点時間まで)に渡り通常編成・コマーシャルをほぼ全部休止し、震災関連の報道特別番組を放送し続け[注釈 2]、地震・津波・原発事故の克明な情報を提供し続けた。ラジオ福島の親会社でもある福島民報は、番組表・ラジオ欄に縦書きのゴシック体で『ラジオ福島災害報道特別番組』とだけ書いた紙面を載せた。このラジオ福島の震災関連報道の1年間をまとめた書籍『ラジオ福島の300日』(著・片瀬京子とラジオ福島 ISBN 978-4-620-32118-9)[12]が震災1周年となった2012年3月に毎日新聞社出版局(現・毎日新聞出版)より刊行され、先述の番組表が表紙に掲載されている。
  • 東日本大震災発生以後、震災関連情報番組を一部時間帯、日経ラジオ社でも放送した。また、震災対応のため、日曜深夜も含め終日24時間放送となる。その他に震災当時はまだradikoによる配信は行っていなかったが、「radiko.jp復興支援プロジェクト」として2012年3月31日まで全国配信が行われた[13]

放送時間

  • 日曜深夜(月曜未明)1時 - 5時の間を除いて、24時間放送を実施している。
  • かつては日曜深夜(月曜未明)0時 - 4時の間は放送を休止していた。
  • ただし過去には下記の理由で放送を休止せずに全日放送を行ったことがある。
    • 毎年12月24日 - 25日にかけて放送される『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』の放送が日曜深夜(月曜未明)を跨ぐ場合。
    • 12月31日が日曜日に当たる場合(自社製作の特番を放送)。
    • 2011年3月の東日本大震災発生からしばらくの間は報道特別番組、後に2012年4月1日までは、東日本大震災関連情報番組を日曜深夜(月曜未明)0時 - 4時まで放送し全日24時間放送を行っていた。

送信所

AM放送

親局 呼出符号 周波数 出力 放送対象区域 備考 送信所在地
福島 JOWR 1458kHz 1kW 福島市伊達市桑折町国見町 福島市下荒子8番地
中継局 呼出符号 周波数 出力 放送対象区域 備考 送信所在地
郡山 JOWO 1098kHz 5kW 郡山市須賀川市田村市白河市

本宮市矢吹町三春町小野町鏡石町 西郷村泉崎村中島村

郡山市菜根2丁目9番9号
いわき JOWW 1431kHz 1kW いわき市広野町楢葉町富岡町北茨城市 いわき市平鎌田字寿金沢
原町 JOFL 801kHz 100W 南相馬市相馬市新地町浪江町 南相馬市原町区
会津若松 JOWE 1395kHz 1kW 会津若松市湯川村 会津若松市花見ヶ丘1丁目10番18号

FM放送

中継局 周波数 出力 実効輻射電力 放送対象地域 備考 送信所在地
rfc福島FM補完中継局 90.8MHz[7] 500W 1,300W 福島市二本松市国見町桑折町

川俣町伊達市宮城県白石市

176,297世帯(カバー率 78.2%) 福島市松川町(笹森山)
rfc郡山FM補完中継局 郡山市須賀川市田村市白河市

小野町鏡石町矢吹町三春町平田村石川町玉川村浅川町西郷村泉崎村中島村那須町

244,762世帯(カバー率 88.5%) 郡山市中田町(黒石山)
rfc若松FM補完中継局 90.8MHz(2018年11月の開局を目指す) 250W 1,150W 会津若松市湯川村会津美里町喜多方市

会津坂下町北塩原村三島町柳津町西会津町郡山市磐梯町猪苗代町

85,242世帯(カバー率 38.5%) 会津若松市湊町
rfc東金山FM補完中継局 77.8MHz 20W 21W 金山町三島町 約600世帯(推定カバー率54.1%) 大沼郡金山町大栗山字赤岩(惣山)
rfc西金山FM補完中継局 79.3MHz 28.8W 金山町 約370世帯(推定カバー率33.4%) 大沼郡金山町田沢(田沢山)
rfc金山FM補完中継局 5W 9.5W 金山町 約130世帯(カバー率12.5%) 大沼郡金山町八町
rfcいわきFM補完中継局 90.2MHz(2018年11月の開局を目指す) 100W いわき市広野町 いわき市
rfc原町FM補完中継局 南相馬市相馬市新地町浪江町富岡町大熊町双葉町楢葉町宮城県山元町 南相馬市

radikoおよびradikoプレミアムでは、福島放送局の内容が福島県全域および全国に配信されている[注釈 3]

キャッチフレーズ

  • 笑顔全開!:2007年4月1日 - 2008年3月31日
  • 笑顔でGO!GO!:2008年4月1日 -
    • 開局55周年の「55」と「GO!GO!」を掛けている。

スタジオ

  • 第1スタジオ
演奏所入口ロビーから見える、公開スタジオ。出演者がミキシング・コンソールを直接操作できる、ワンマンコントロール設計となっており、アナウンサーが自ら機器を操作しながら番組を進行する。ほとんどの生ワイド番組が送出される他、観覧者側からは見えない奥側に、ニュースブースを配置。定時ニュースや、夕方ワイド番組は公開用のメインブースを使わず、ニュースブースからの送出となっている。
  • 第2・3・4スタジオ
録音用スタジオ。第1スタジオ同様、ワンマンコントロールで操作可能なスタジオ。
  • 第5スタジオ
録音用スタジオ。アナウンスブースと、ミキシングブースが分離されており(ワンマン操作できない)、多人数の収録などで使われる。
  • eスタジオ
従来局舎(平屋建て)の東側に増築された(2007年4月)、2階建て新局舎にある新スタジオ。第5スタジオ同様、アナウンスブースと、ミキシングブースが分離されている(ワンマン操作できない)。番組収録などで使用。

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[14][15][16][17]

2016年3月31日

 資本金   授権資本   1株   発行済株式総数   株主数
 1億2000万円   3億2000万円   500円   240,000株   261
 株主   株式数   比率
福島民報社   58,166株   24.23%
毎日新聞社   49,500株   20.62%
福島県   30,000株   12.50%
フクコー・アド   09,600株   04.00%
ラジオ福島従業員持株会   08,560株   03.56%
東北電力   06,856株   02.85%
郡山市長   04,430株   01.84%
いわき市長   03,315株   01.38%

過去の資本構成

主な番組

2018年2月2日現在

自社制作番組

平日
土曜
日曜
  • 農家の皆さんへ(6時15分 - 6時30分)
  • 田中信生の元気の出る話(7時00分 - 7時15分)
  • 今日いち!はつらつ道場(7時15分 - 7時30分)
その他
以前は、15時までは福島本局のみ。15時以後は他の放送支局にもネット、という体制だったが、2017年度の開催より、
全局一括で中継するようになった。
  • 福島県議会中継(不定期)

他社制作の主な番組

過去の自社制作番組

朝帯番組枠

  • おはよう!ラジオ日記(1987年 - 1995年3月) - 朝ワイドの草分け番組。
  • 朝採りラジオ 情報パイレーツ(1995年4月3日 - )
  • Morning×2
  • 週刊ひでキンモーニング

午前帯番組枠

  • 大和田新(荒川守)のおまかせワイド(1995年4月3日 - )
  • ほっとタイム
  • おいしいラジオ

午後帯番組枠

  • rfcワイド午後1番!(1981年4月1日 - 1995年3月31日) - 昼ワイドの草分け番組。後継番組は、『かっとびワイド』。
  • かっとびワイド 新と美智子の待ってました金曜日→かっとびワイド 新と美智子の午後いちばん!( - 2015年3月)
  • かっとびワイド 天下泰平お昼でごザル
  • 大好き土曜日 伸一(哲也)・真由美(久子)の朝からびんびん!!
  • 土曜の午後は佳生でDOYO!
  • Morning2 土曜はブラボー
  • また出た!カガちゃん - 『かっとびワイド』内。

夕方帯番組枠

  • 噂の探偵団〜RFCイブニングウェイブ
  • 美穂子とイブニング
  • 真由美とイブニング
  • 尚美とイブニング
  • イブニングパートナー
  • サタデー(サンデー)イブニングパートナー
  • 栄ちゃんのラジオいっぷく堂
  • ラジオいっぷく堂 夕焼けウォッチング
  • 夕日が丘8番地
  • 夕焼け番長!
  • 夕焼けハッピー!

夜帯番組

その他番組

  • rfcサンデーハウジングスタジオ
  • rfc日曜ラジオ広場(ナイターオフ期のみ放送)
  • rfcロックトーナメント→スーパーロックトーナメント〜毎日がプロモーション〜
  • アイミー薬局のすこやかエブリデイ
  • あぶくま洞を訪ねよう
  • あぶくま水辺のアルバム
  • 荒川守のごきげん横丁
  • wiz GENERATION Dream ON → wiz GENERATION MAGAZINE 100%方八町
  • 歌のショートリリーフ
  • 海の気象ニュース(青森放送で放送しているものとは別)
  • 笑顔でGOGO!鏡田プロダクション
  • おはようカーですコロナです
  • おはようジャーナル 話題のエトセトラ
  • 開口一番・夢一番 ラジオラウンドテーブル(幸楽苑提供)
  • Good RadioDays 青春レコードコンサート〜あの曲をもう一度〜
  • クボタ歌謡カレンダー
  • 心の発見
  • コルニエツタヤいちもくサンデーまっしぐら(コルニエツタヤB1サテライトスタジオより放送)
  • コルニエツタヤでこんにちは
  • 今夜はロックイットパンチ!
  • THEインタビュー
  • サスケネエダ王国 ドンマイ団(NTT福島提供)
  • SO!SO! これがうわさの元気人
  • Take it easy
  • Take the REGAL TRAIN(福島リーガルシューズ提供)
  • 中央競馬レース展望
  • ティーンズトーキング ぱなぃナイト
  • でかした!Fer-o-mon
  • Dr.GOの絶対合格!
  • 突撃!噂のバスガイド
  • 土曜deゴンザレス
  • ナイスミドルのNiceな夕暮れ
  • 日曜音楽小僧
  • にちようでキュー!
  • パークランド ハッピーコール
  • ハイスクールステーションこちらピーチ組
  • はせがわともこの音楽お手紙〜大切なあなたへ〜
  • バンボン・ゆかりのお菓子なふたり
  • ヒデキの勝手にナイトDX
  • ふくしま国体 ガンバレポート
  • 福島青春物語 噂の探偵団
  • 福島のむかし話(「おばあちゃんの昔話」に継承)
  • フレーフレー会津の球児たち
  • ふるさとプレイバック 〜うつくしま再発見〜
  • ホモサピエンス万歳
  • ミュージックフォーハートイン東芝
  • ミュージックランデヴーROUTE6
  • モールでギュッとモーニング
  • 横田篤の浜街道ドリブルトーク
  • 佳生と敦子の青春楽団
  • ラッキーアイランド「よしおじさんのなつかしィ〜!」
  • レインボーカラオケ歌合戦(エンドーチェーン提供)
  • 我が町バンザイ
  • 守ります! 福島 -政府原子力被災者生活支援チームQ&A
  • 踊れ!ライブマニア(2011年10月 - 2016年3月27日)
  • 知事さんふれあいトーク
  • つるりん和尚のあー言えば、こうゆう録
  • ベストファームの相続相談
  • ハートフルトーク 鳥居をくぐれば
  • ゲストはave
  • はつみみdeナイト!
  • みちのくボンガーズ ボンガーデン
  • キミの瞳に恋してるDX
  • ドッコイ晴美
  • おはようチエちゃん
  • 父から子へ伝える 洋楽黄金時代
  • 普天間かおりのちゅらサンデー
  • 日曜ラジオエッセイ~心つないで
  • さわやかマイタウン
  • Yammy's Garden
  • おはようカガちゃん
  • 福島みんなのうた
  • Shimvaと美香のハッピーレディオン - 『かっとびワイド』内。
  • けんじかおりのふれんどらじお - 『かっとびワイド』内。
  • 東日本大震災関連情報(2011年5月 - )
    • 心をつなぐリレートーク - 『かっとびワイド』内コーナーの1週間分のダイジェスト版
    • うつくしまリサーチ〜ハイ!ココ注目〜 - 『スマイル!』内コーナーの1週間分のダイジェスト版
    • 復興情報ファイル - 『夕焼け番長!』『夕焼けハッピー!』内コーナーの1週間分のダイジェスト版

ふくしまFM開局以前に放送されたTOKYO FM制作の番組

ふくしまFM開局に伴い同局に移行した番組も含む)

アナウンサー

概要

前述の通り、アナウンサーが制作からミキシングまでを行うワンマンシステムを多くの番組で採用しており、自社制作番組のほとんどがアナウンサーの出演(地元タレントなどの起用が少ない)であることなどから、当局アナウンサー一同がアノンシスト賞を受賞(2001年度、アナウンサー活動に対して)、鏡田辰也がギャラクシー賞(2001年度・DJパーソナリティ賞)を受賞するなど、当局のアナウンサーへの評価は高い。 一方で、退社してフリーランス、事務所所属の道を選ぶアナウンサーも数多く、特に、1990年代後半以降に入社で、現在も引き続き所属するアナウンサーは数少ないという実情がある。2010年には、既に退社したアナウンサーを契約アナウンサーとして起用するという、RFCとしては珍しい状況も発生している。2014年4月と2017年4月入社のアナウンサーについては契約アナウンサーとして採用している。

現職アナウンサー

男性
女性
契約
  • 井畑美穂子(1991年 - 1996年。退社後もフリーとして出演し、2010年4月1日より番組契約アナウンサーとして復帰)
  • 海藤尚美(1991年 - 1996年。井畑同様、退社後もフリーとして出演し、2010年4月1日より契約アナウンサーとして復帰)
  • 渡邊美香
  • 森本庸平(2014年4月 -  )
  • 稲本安里紗(2017年4月 -  )
  • 菅原咲子(2017年4月 -  )

元アナウンサー

男性
女性

オープニング・クロージング

オープニング・クロージング共に5分間流れる。日曜深夜の放送終了が1時丁度になるため、冒頭では時報が鳴る。

オープニングの台詞は「おはようございます。お目覚めは如何ですか? こちらはラジオ福島です。(コールサイン・出力周波数読み上げ)で只今から本日の放送を開始いたします。時刻は間もなく5時になります(放送開始が5時15分だった時代は、5時の部分が5時15分に)」。

クロージングの台詞は、「今夜も(かつては゛今宵も゛)ラジオ福島の放送をお聞きいただきありがとうございます。(コールサイン・出力周波数読み上げ)でお送りいたしました。ここでしばらくお休みをいただきまして、次の放送は午前5時からでございます(放送開始が5時15分だった時代は、午前5時の部分が午前5時15分に)。おやすみなさい…」となっている。

2011年3月11日 - 2012年4月1日までは、終日24時間放送のため、オープニングとクロージングは放送されていなかった。

  • - 1992年3月
長年同じ音楽を使用していたため、音源の劣化によるノイズがあった。女性アナウンサーによるアナウンスと、男性アナウンサーの時期がある。
1978年11月22日付け放送終了時、および11月23日付け開始時にはそれぞれ周波数変更(これまでの10KHzステップが9KHzステップになるため)に伴う新しい周波数のアナウンスを行っている。特に23日は5時00分から定時放送が始まる5時15分まで断続的にその周波数を繰り返して放送する旨を22日終了時に伝えていた。
  • オープニング - BGM「80日間世界一周」
  • クロージング - BGM FAUSTO PAPETTI「Georgia on My Mind」
  • 1992年4月 - 2003年9月
若松放送局の周波数変更と出力増力に伴う変更。各放送局の読み上げ部分で「〜放送局」の台詞が「〜からは」に変更された。
  • オープニング - アナウンス 大和田新
  • クロージング - アナウンス 菅原美智子
    • 宗次郎の「精霊の森」(アルバム「Early Times」収録曲)。
  • 2003年10月 - 2016年3月
  • オープニング・クロージング - アナウンス 松井香保里
  • 松井が2010年に退社した以降も、継続して使用していた。
  • 2016年4月 - 2016年11月
  • rfc東金山FM補完中継局開局に伴う変更。
  • アナウンスは、オープニング・クロージングともに、菅原美智子。
  • 2016年11月 - 2017年3月
  • rfc西金山FM補完中継局開局に伴う変更。
  • 2017年4月 - 2018年2月
  • rfc中通りFM補完局開局に伴う変更。
  • 2018年2月 -
  • rfc金山FM補完中継局開局に伴う変更。
  • アナウンスは、オープニング・クロージングともに、海藤尚美。

注釈

  1. この時の模様は震災から2年目直前となる2013年3月10日放送の『報道ステーション SUNDAY』(テレビ朝日・県内では福島放送)で地震発生時の様子が放送、さらに2015年6月NHK BS1で放送された『TOMORROW「ラジオの力」』でも、地震発生後からしばらくの様子が放送され、それぞれ深野健司のインタビューが放送された。
  2. ただし、3月19日の『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ』は通常通り放送した。
  3. 2012年4月2日から。なお、中継局の内容を配信している唯一の放送局である。
  4. ラジオ福島 代表取締役会長
  5. ラジオ福島 代表取締役副社長
  6. 毎日新聞社 関連会社

出典

  1. radiko.jpプレミアムでエリアフリー聴取はじまる!
  2. 株式会社ラジオ福島の超短波中継局に予備免許(報道資料2015年10月26日) 総務省東北総合通信局。同年11月17日閲覧
  3. 東金山FM補完中継局 総務省が予備免許交付 福島民報 10月27日。同年11月17日閲覧
  4. 株式会社ラジオ福島の超短波中継局に予備免許(報道資料2016年4月27日) 総務省東北総合通信局。
  5. rfc西金山FM補完中継局いよいよ開局! ラジオ福島、2016年11月16日
  6. 株式会社ラジオ福島のFM補完中継局に予備免許-福島県でAMラジオの受信状況が大幅改善-(報道資料2016年10月6日) 総務省東北総合通信局。
  7. 7.0 7.1 ラジオ福島90.8MHz FM補完中継局
  8. 8.00 8.01 8.02 8.03 8.04 8.05 8.06 8.07 8.08 8.09 8.10 8.11 8.12 出典:『民間放送十年史』(日本民間放送連盟・1961年発行)第2部各社史録355頁「ラジオ福島 年表」から
  9. ラジオ福島90.8MHz FM補完中継局
  10. rfc金山FM補完中継局開局 - ラジオ福島
  11. 株式会社ラジオ福島のFM補完中継局に予備免許総務省東北総合通信局
  12. ラジオ福島のリリースより
  13. 復興支援プロジェクト”. 2011年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2011年4月27日閲覧.
  14. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2016』 コーケン出版、2016-11-25、258。
  15. 日本民間放送連盟 『日本放送年鑑'78』 洋文社、1978-12、141。
  16. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、210。
  17. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、216。

外部リンク


  • テンプレート:NRN
  • テンプレート:火曜会
  • テンプレート:Radiko