ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク

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Heidelberg University
Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg
校訓

tagline: Forschungsuniversität (Research University)

motto: Semper apertus – Zukunft. Seit 1386. (ラテン・独語)
創立 1386年
学校種別 国立大学
理事長 Angela Kalous
学長 Bernhard Eitel
教職員 5,930人[1]
職員 7,392人[1]
学生 30,873人[2]
学部生 15,289人[2]
大学院生 11,871人[2]
博士課程 3,024人[2]
所在地 ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルク
キャンパス

アルトシュタット(旧市街)キャンパス ベルクハイムキャンパス

ノイエンヘイムキャンパス
ノーベル賞受賞者 56人[3]
スクールカラー カーマイン金色          
愛称 Uni HD
所属提携 German Universities Excellence Initiative
LERU
コインブラ・グループ
U15
EUA
ウェブサイト www.uni-heidelberg.de
220px
Data テンプレート:As of
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ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク(ドイツ語:Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg、ラテン語: Universitas Ruperto Carola Heidelbergensis)は、ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルクにある総合大学。1386年創立でドイツ最古の大学。通称はハイデルベルク大学

概要

神聖ローマ帝国内で、プラハ大学ウィーン大学に次ぐ3番目として、1386年プファルツ選帝侯ループレヒト1世によって創立された。 1803年、ハイデルベルクを領有したバーデン大公カール・フリードリヒにより、現在の名前に改められた。


ドイツ連邦政府のエクセレンス・イニシアティブ(Exzellenzinitiative)計画で11エリート大学のひとつに指定され[4]、またヨーロッパ研究大学連盟(LERU)及びコインブラ・グループの創立メンバーである。 大学は56人のノーベル賞受賞者と関係を持ち、ドイツ国内で最も多い。国内最高水準の教育と研究力を誇り[5]、世界各国から多くの留学生や研究者が集まる最も権威のある学術機関の一つである[6]フンボルト大学ベルリン, アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルクなどと並びドイツ有数の世界的な大学であり、ヨーロッパトップクラスの名門大学と言える。


人文科学では、著名な教授が数多くここで教鞭をとった。哲学史家のクノー・フィッシャーヴィルヘルム・ヴィンデルバント、哲学のゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル、社会学のマックス・ヴェーバー、文芸学のフリードリヒ・グンドルフ、社会哲学のユルゲン・ハーバーマス、精神病理学からのち哲学に転じたカール・ヤスパースなど。竹森満佐一が日本人として初めてこの大学の客員教授を務めた。


ナチス・ドイツ時代にはドイツの大学で初めて全てのユダヤ人の教授と学生を排除した。 また、図書館前の広場では焚書が行われた。 大学は街全体に広がっており、大学街を形成している。3つのキャンパスを擁する。 街自体が著名な観光地であり、大学の「赤い雄牛」亭、学生寮なども観光地となっている。

また、マイアー・フェルスターという作家の戯曲「アルト・ハイデルベルグ」の舞台となった大学としても有名である。

組織

ファイル:Heidelberg Universitätsbibliothek 2003.jpg
ハイデルベルク大学 図書館

創設当初は、法学医学神学哲学の4学部であった。2003年の構造改革後、大学は12学部から構成され、それは多数の領域、学科、研究所から成る。ボローニャ・プロセスの結果としてヨーロッパの新学位基準に応じるため、たいていの学部では現在、学士・修士・博士の学位を提供している。注意が必要な例外は、法学医学歯学薬学の学部課程であり、国家試験によって卒業となる。それらは、バーデン・ビュルテンベルク州によって行われる修士レベルの国家試験(Staatsexamen)を受けることになる。

学部

生命科学部 (Fakultät für Biowissenschaften)

  薬学(国家試験)、生化学、生物学・生命化学、分子生物学

化学・地球科学部 (Fakultät für Chemie und Geowissenschaften)

  化学、生化学、地理学、地質学、

数学・情報工学部 (Fakultät für Mathematik und Informatik)

  応用情報工学・数学

物理・天文学部 (Fakultät für Physik und Astronomie)

  物理学

哲学部(教養学部) (Philosophische Fakultät)

哲学以外に他の人文科学分野の学科を包括する。

  哲学、古代哲学(ギリシア、ラテン)、史学、エジプト学、古代史、アッシリア学、ビザンツ考古学・美術史、ヨーロッパ美術史、歴史基礎科学、南アジア学(インド学)、南アジアの文化史と宗教史(古代インド学)、南アジアの現代言語と文化(現代インド学)、イスラム学、東アジア学(日本学、東アジア美術史、中国史)、音楽学、近東考古学、先史学・原始学、宗教学、セム学、スラブ学、南アジア学、文化越境研究センター(大学院のみ)

近代語学部 (Neuphilologische Fakultät)

  コンピューター言語学、英文学、ドイツ文学、比較文化におけるドイツ学、ロマンス語学(フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語)、情報技術のための翻訳学、翻訳学

神学部 (Theologische Fakultät)

  キリスト教と文化、プロテスタント神学、プロテスタント神学(マギスター)

法学部 (Juristische Fakultät)

  法学(国家試験)、公法学、ドイツ法、国際法

経済・社会科学部 (Fakultät für Wirtschafts- und Sozialwissenschaften)

  経済学(政治経済学)、政治学、社会学

行動科学・経験科学部 (Fakultät für Verhaltens- und Empirische Kulturwissenschaften)

  教育学、民族学、心理学、スポーツ科学、予防とリハビリを重点としたスポーツ科学、

ハイデルベルク医学部 (Medizinische Fakultät Heidelberg)

ハイデルベルク旧市街郊外にあるイム・ノイエンハイマー・フェルト地区にある。隣接する ドイツ癌研究センター (DKFZ) と多くの共同研究を実施している。

  医学(国家試験)、歯学(国家試験)、ヘルスケア(専門職)、医療情報学(ハイルブロン専門大学情報学部との協同)

マンハイム医学部 (Medizinische Fakultät Mannheim)

  医学(国家試験)

付属機関

  • アメリカ学センター

  アメリカ学

  • 老年研究所 

  老年学・ヘルスケア、

キャンパス

ハイデルベルクフランクフルト国際空港から電車で約40分のところにある。ハイデルベルク大学は、街全体に広がっており大学街を形成している。そして、ハイデルベルク大学の施設は一般的に言って2つに分けられる。人文・社会科学の施設・研究所は旧市街キャンパスに属し、自然科学や医学系、3つの大きな大学病院は郊外のイム・ノイヘンハイマー・フェルトの位置するノイエンハイム・キャンパスに属す。また、ベルクハイム・キャンパスには社会科学系の学部が入っている。

主要世界大学ランキング

  • TIMES世界大学ランキング2017:

ドイツ国内2位 (世界43位、ヨーロッパ13位)

  • 上海交通大学世界大学ランキング2018:

ドイツ国内1位 (世界47位、ヨーロッパ11位)

  • QS世界大学ランキング2018:

ドイツ国内3位 (世界68位、ヨーロッパ20位)

  • USニューズ&ワールド・レポート2018:

ドイツ国内2位 (世界59位、ヨーロッパ15位)

卒業生・出身者

脚注

関連項目

外部リンク

テンプレート:コインブラ・グループ