ロマネ・コンティ

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ファイル:Romanée-Conti - tonéis - R.jpg
ロマネ・コンティが樽で貯蔵されている様子。

ロマネ・コンティ: Romanée-conti)とは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティDRC)社が単独所有するフランスブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏コート=ドール県ヴォーヌ=ロマネ村に在る、約1.8ヘクタールアペラシオン・ドリジーヌ・コントロレヴォーヌ=ロマネAOC)におけるグラン・クリュ(特級格付け)のピノ・ノワール種のブドウ畑。または、その葡萄園から生産するブドウから造ったブルゴーニュワインである。

概要

ワインの平均年産は、約6,000本程度(順調な年で7,000本程度、不調な年で4,000本程度)と極めて稀少性が高く、世界一高値で取引されるフランスワインである。またその価格と稀少性の高さから、「飲むよりも語られる事の方が多いワイン」として、しばしば言及される。ロマネ・コンティは、どんなに安くても「1本100万円」は下らず、良作年の物は「1本200万円」を超える事もある。

名前の由来

「ロマネ・コンティ」は、ブドウ畑の名称をそのまま付けたもの。「ロマネ」の部分は、古代ローマ時代にまで遡るこの畑を生み出したローマ人に由来する。「コンティ」の部分は、18世紀仏ブルボン朝コンティ公 (prince de Conti) に由来する。コンティ公ルイ・フランソワ1世は、国王ルイ15世の愛人ポンパドゥール夫人との争奪戦の末、1760年にこの畑を手に入れた。

エピソード

関連書籍

  • 開高健著『ロマネ・コンティ・一九三五年』文藝春秋(1981年1月) ISBN 4167127040


関連項目