七尾市

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七尾市(ななおし)

石川県能登半島東岸,七尾湾沿岸地域と,能登島からなる市。南は富山県に接する。七尾港を中心とする能登半島最大の商工業都市。2004年,旧七尾市と田鶴浜町,中島町,能登島町の 1市 3町が合併し設立。旧七尾市は 1939年,七尾町と矢田郷村,東湊村,西湊村,徳田村,石崎村の 5村,および和倉町の一部が合体して市制,1954年北大呑村,崎山村,南大呑村,高階村の 4村を編入。市名の由来は,国の史跡七尾城跡のある城山に尾根が七つあることによる。養老2(718)年能登国府が置かれた地で,承和10(843)年定額寺の大興寺が国分寺に転用された。室町時代には畠山氏が東部丘陵地の七尾城を本拠としたが,天正5(1577)年上杉謙信により落城。同 9年前田利家が現在の小丸山公園に築城し,金沢に移るまで居城とした。七尾港は天然の良港のため北前船でにぎわった。明治以降,ロシア革命まではロシアの沿海州と,第2次世界大戦までは朝鮮や中国東北地方との貿易が行なわれた。七尾湾沿岸では,カキやハマチの養殖が広く行なわれる。七尾地区では PSコンクリート,製材,水産加工などの工業が発展し,ケイ藻土を原料とするこんろの製造も続いている。田鶴浜地区は古くから建具製造が盛んで,合成繊維を中心とした織物も行なわれる。中島地区と能登島地区では,米作を中心とした農業や畜産業も行なわれている。西湾の南東岸に和倉温泉,南湾の東岸には観音崎を中心とする景勝地があり,湾岸部一帯は能登半島国定公園に指定されている。毎年 5月3~5日に行なわれる山王神社の「青柏祭の曳山行事」(青柏祭)は国の重要無形民俗文化財で,2016年に「山・鉾・屋台行事」の一つとして国際連合教育科学文化機関 UNESCOの世界無形遺産に登録された。また 9月20日に久麻加夫都阿良加志比古神社(熊甲宮)で行なわれる「熊甲二十日祭の枠旗行事」(お熊甲祭)も国の重要無形民俗文化財に指定されている。7月31日に能登島で行なわれる能登の火祭,8月第1土曜日に漁師町石崎で行なわれる石崎奉燈祭も有名。JR七尾線,のと鉄道七尾線,国道159号線,160号線,249号線,能登道路が通る。能登島地区は,能登島大橋で七尾地区と,ツインブリッジのとで中島地区と結ばれている。

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