五能線

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五能線(ごのうせん)は、秋田県能代市東能代駅青森県南津軽郡田舎館村川部駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線地方交通線)である。

路線データ

全線秋田支社の管轄である。

平均通過人員

各年度の平均通過人員(人/日)は以下の通り[2]

  • 川部駅 - 五所川原駅間
    • 1987年度:3,137人
    • 2011年度:1,649人
    • 2012年度:1,676人
    • 2013年度:1,747人
    • 2014年度:1,626人
    • 2015年度:1,695人
    • 2016年度:1,648人
  • 五所川原駅 - 東能代駅間
    • 1987年度:1,096人
    • 2011年度:418人
    • 2012年度:426人
    • 2013年度:418人
    • 2014年度:458人
    • 2015年度:482人
    • 2016年度:512人

運行形態

運転系統は途中の深浦駅を境におおむね区分されるが、深浦駅をまたいで運転される列車が一部ある。2018年3月17日改正ダイヤでは五能線全線を直通して東能代駅 - 弘前駅間で運転される列車は下り2本・上り1本あり[3]、このうち上りは同改正で新設された快速列車である[4][3]。一部の臨時列車をのぞいて深浦駅で列車番号が変更される。

東能代側では、東能代駅 - 能代駅間の区間列車が多く、運転本数はこの区間の運転列車の3分の2を占める。これは奥羽本線から能代市の中心部にある能代駅を接続する役割があり、1、2時間あたり1本程度運転されている。また、東能代駅 - 岩館駅間の区間列車も設定されている。岩館駅 - 北金ケ沢駅間については海沿いを走るため、吹雪・強風・高波による運休が年に何回かある。臨時快速列車をのぞけば岩館駅 - 鰺ケ沢駅間で4 - 7時間ほど運転されない時間帯がある。

川部側では、全列車が奥羽本線に乗り入れ弘前駅まで直通する。深浦駅 - 弘前駅間の列車のほか、鰺ケ沢駅 - 弘前駅間の区間列車が半数を占めており、1 - 2時間に1本程度運転されている。

一部列車(東能代駅 - 能代駅間の区間列車は全列車)においてワンマン運転が行われている。

リゾートしらかみ

ファイル:P1010678-gonou.jpg
日本海に沿って走るリゾートしらかみ号

日本海の海岸沿いを走るというロケーションを活かし、土曜休日を中心に観光列車が運転されている。1990年から50系客車を使用した「ノスタルジックビュートレイン」が運転を開始したが、冬季運転の困難などにより1997年にキハ40系気動車による快速「リゾートしらかみ」に置き換えられた。運転区間は、秋田駅 - 東能代駅 - (五能線) - 弘前駅・青森駅間である。2003年と2006年にはそれぞれ編成が増備されて1日3往復の運転(冬期は最大2往復。通常は土曜日曜日のみの1往復)となり、五能線の顔となっている。青池編成・くまげら編成・橅(ブナ)編成の3編成があり、このうち青池編成と橅(ブナ)編成にはハイブリッド気動車HB-E300系が、くまげら編成にはキハ40系が使用されている。

「リゾートしらかみ」は、乗車券のほかに指定席券が必要となる。奥羽本線での停車駅は川部駅・弘前駅・青森駅で東北新幹線全線開業後に新青森駅も追加された。

過去の運行形態

東能代駅 - 岩館駅 - 深浦駅 - 鯵ヶ沢駅間は海沿い、鯵ヶ沢駅 - 木造駅 - 五所川原駅間は田園地帯、五所川原駅 - 板柳駅 - 川部駅間はりんご果樹園と、区間によって異なる沿線の風景が見られる路線である。1970年代までは陸奥鶴田駅・板柳駅・藤崎駅ではりんご移出用貨車による貨物輸送が盛んに行われており、これらの駅には積込み用の引き込み線が設置されていた。五能線から貨物列車が廃止された現在では、その線路用地のほとんどが宅地などに転用されており、その繁栄を偲ぶことは難しい。

1960年代から1980年代頃までは、岩館駅から奥羽本線への乗り入れ列車や奥羽本線碇ケ関駅大鰐駅(当時)から五能線に乗り入れる列車があり、1960年代には能代駅発東能代経由横手駅行きや、福島駅発東能代経由能代駅行き列車、能代駅から東能代経由で白新線新潟駅まで直通する列車も存在した。さらに、川部駅を始発・終着駅とする(弘前駅まで乗り入れない)列車[注釈 1]木造駅発着・沢目駅発着の列車もあった。また国鉄黒石線弘南鉄道に移管されるまでは、同線の黒石へ乗り入れる列車もあった[注釈 2]ほか、1980年代から2018年3月16日までは五所川原発着の列車[注釈 3]もあった。1980年代の一時期には鰺ケ沢発下り列車(現在の初発に相当)および当時の上り最終列車が、奥羽本線大館駅発着となっていた。

深浦駅 - 青森駅間には快速「深浦」が運転されていた(五能線内は各駅に停車。運行終了時点で下り青森行きは深浦駅 - 弘前駅間の普通列車に鰺ケ沢駅から連結、上り深浦行きは単独運転)が、2014年3月15日のダイヤ改正で廃止された。この快速の前身にあたる1980年代前半頃まで運転された「深浦」などの急行列車や八戸線直通列車については「弘前駅 - 青森駅間の快速列車沿革」を参照のこと。

国鉄時代、夏期の臨時列車として、弘前駅 - 深浦駅間に臨時普通列車「かっぱ」、十二湖駅 - 秋田駅間には急行「十二湖」がそれぞれ運行されていた[5]

車両

現在は、キハ40・48形秋田車両センター所属)とHB-E300系の3形式で運行されているが、かつてはキハ58系も主に快速「深浦」(かつての急行「深浦」)を中心に運用されていた。また、1980年代まではキハ22形が、それ以前ではキハ11形100番台が運用されていた。客車列車が運転されていた当時は混合列車の運用が存在したことから、五能線管理所所属の60系客車には冬期の暖房対策として床下にウェバスト式暖房装置が取り付けられていた。最後まで残ったオハユニ61 107が碓氷峠鉄道文化むらに保存されている。

なお、普通列車用の車両は2020年度に新型電気式気動車GV-E400系が導入される予定[6]。キハ40系を置き換える。

歴史

五能線の歴史は、1908年に開業した能代(現在の東能代) - 能代町(現在の能代)間に始まる。米代川の存在などの地理的事情により能代の市街地を外れる形となってしまった奥羽線に接続するための支線であり、後に能代線(のしろせん)と命名された。

一方、青森県側においても、1918年、私鉄の陸奥鉄道(むつてつどう)が奥羽本線に連絡する鉄道を川部 - 五所川原間に開業した。

日本海沿岸を巡って能代と五所川原を結ぶ鉄道は、旧鉄道敷設法による予定線にあげられ、能代側は能代線の延長として、五所川原側は陸奥鉄道の延長の形で五所川原線(ごしょがわらせん)として建設が進められ、1924年から順次延長されていった。昭和大恐慌の影響で、建設が一時スローダウンしたものの、1936年の陸奥岩崎駅 - 深浦駅間を最後に全通し、五能線と改称された。1927年には、陸奥鉄道が買収・国有化されており、機織駅(現在の東能代駅) - 深浦駅 - 川部駅間が国有鉄道によって運営されることとなった。

能代線

  • 1908年明治41年)
    • 7月1日 官設鉄道が能代(初代) - 能代町貨物取扱所間を開業、能代町貨物取扱所を新設。
    • 10月15日 能代 - 能代町間の旅客営業を開始。
  • 1909年(明治42年)
  • 1926年大正15年)
    • 4月26日 能代 - 椿間を延伸開業、羽後東雲・沢目・八森(初代)・椿の各駅を新設。
    • 11月24日 椿 - 岩館間を延伸開業、岩館駅を新設。
  • 1930年昭和5年)12月26日 岩館 - 大間越間を延伸開業、大間越駅を新設。
  • 1932年(昭和7年)10月14日 大間越 - 陸奥岩崎間を延伸開業、松神・陸奥岩崎の各駅を新設。

陸奥鉄道・五所川原線

  • 1918年(大正7年)9月25日 陸奥鉄道が川部 - 五所川原間を開業、藤崎・板柳・鶴泊(停留場)・陸奥鶴田・五所川原の各駅を新設[7]
  • 1924年(大正13年)10月21日 五所川原 - 陸奥森田間を五所川原線として開業、木造・陸奥森田の各駅を新設。
  • 1925年(大正14年)5月15日 陸奥森田 - 鰺ケ沢間を延伸開業、鳴沢・鰺ケ沢の各駅を新設。
  • 1927年(昭和2年)6月1日 陸奥鉄道を買収し五所川原線に編入(五所川原線 川部 - 鰺ケ沢)[8]。機関車5両、客車23両、貨車42両を引き継ぐ[9]
  • 1929年(昭和4年)11月26日 鰺ケ沢 - 陸奥赤石間を延伸開業、陸奥赤石駅を新設。
  • 1931年(昭和6年)10月20日 陸奥赤石 - 北金ケ沢間を延伸開業、北金ケ沢駅を新設。
  • 1933年(昭和8年)11月5日 北金ケ沢 - 大戸瀬間を延伸開業、大戸瀬駅を新設。
  • 1934年(昭和9年)12月13日 大戸瀬 - 深浦間を延伸開業、驫木・追良瀬・深浦の各駅を新設。
  • 1935年(昭和10年)4月15日 ガソリンカー運転開始[10]二等廃止[11]。林崎・掛落林・陸奥亀田・津軽湊の各駅を新設[12][13]

全通後

  • 1936年(昭和11年)7月30日 陸奥岩崎 - 深浦間を延伸開業し全通[14]五能線と線名改称、陸奥沢辺・艫作の各駅を新設。
  • 1940年(昭和15年)11月1日 掛落林・陸奥亀田・津軽湊の各駅の営業停止。
  • 1943年(昭和18年)6月15日 機織駅を東能代駅に、羽後東雲駅を北能代駅に改称。
  • 1945年(昭和20年)6月10日 林崎駅の営業を休止。
  • 1946年(昭和21年)6月10日 林崎駅の営業を再開。
  • 1949年(昭和24年)
    • 2月 向能代仮乗降場を新設[15]
    • 4月1日 横磯・風合瀬の各仮乗降場を新設。
  • 1952年(昭和27年)
    • 1月25日 向能代仮乗降場を駅に変更。
    • 6月1日 陸奥黒崎駅を新設。
  • 1953年(昭和28年)6月1日 陸奥柳田駅を新設。
  • 1954年(昭和29年)
    • 7月7日 千畳敷仮停車場を新設。
    • 11月20日 越水駅を新設、風合瀬仮乗降場を駅に改める。
    • 12月25日 広戸駅を新設、横磯仮乗降場を駅に改める。
  • 1956年(昭和31年)11月30日 中田駅を新設。
  • 1957年(昭和32年)3月30日 気動車を運転開始。
  • 1959年(昭和34年)
    • 9月15日 十二湖仮停車場を新設。
    • 10月1日 八森駅(初代)を東八森駅に改称。
    • 11月1日 椿駅を八森駅(2代)に改称
  • 1960年(昭和35年)12月1日 鳥形駅を新設。
  • 1963年(昭和38年)4月20日 滝ノ間駅を新設。
  • 1965年(昭和40年)10月1日 準急「岩木」が鰺ケ沢 - 川部間に乗り入れ開始[16]
  • 1966年(昭和41年)3月5日 準急「岩木」の上り鰺ケ沢行きを急行に格上げ[16]
  • 1968年(昭和43年)10月1日 準急「岩木」を急行「深浦」に改称し上下とも急行に。五能線乗り入れ区間を深浦 - 川部間に延長[16]
  • 1969年(昭和44年)10月1日 十二湖・千畳敷の各仮停車場を臨時乗降場に改める。
  • 1971年(昭和46年)10月1日 五能線管理所を廃止。
  • 1972年(昭和47年)
    • 12月2日 6時10分頃、広戸 - 追良瀬間において、豪雨および波浪により道床が流失し線路が宙づりになっていたところへ、下り一番列車が差し掛かり機関車が海中へ転落する事故が起き、機関士が死亡[17]、機関助手と乗客1名の計2名が負傷した[18]。これに伴い広戸 - 鰺ケ沢間が不通。
    • 12月20日 北金ケ沢 - 鰺ケ沢間が部分復旧。
  • 1973年(昭和48年)
    • 2月5日 追良瀬 - 北金ケ沢間が部分復旧。
    • 3月19日 広戸 - 追良瀬間が復旧。
    • 3月25日 この日をもって、蒸気機関車の運行が終了。これは、前年12月の機関車転落事故の影響による[19]
  • 1982年(昭和57年)11月15日 急行「深浦」を快速に格下げ[16]
  • 1983年(昭和58年)3月2日 東能代 - 五所川原間の貨物営業を廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日 五所川原 - 川部間の貨物営業を廃止、これにより国鉄最後の混合列車が廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 特殊自動閉塞(電子閉塞)・CTC化。これにより主要駅(一部駅除く)以外の列車交換設備廃止・撤去。
  • 1987年(昭和62年)
    • 4月1日 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道が承継(第1種)、十二湖・千畳敷の各臨時乗降場を臨時駅に改める。
    • 10月1日 千畳敷臨時駅を駅に改める。
  • 1988年(昭和63年)2月1日 十二湖臨時駅を駅に改める。
  • 1989年平成元年)
    • 3月11日 東能代 - 能代間ワンマン運転開始。
    • 12月1日 五所川原駅に五能線営業所を設置(深浦・鰺ケ沢・五所川原・板柳駅を統括)。
  • 1990年(平成2年)4月21日 「ノスタルジックビュートレイン」運転開始。
  • 1993年(平成5年)5月22日 「夢空間」運転。
  • 1996年(平成8年)11月10日 「ノスタルジックビュートレイン」運転終了。
  • 1997年(平成9年)
    • 4月1日 「リゾートしらかみ」運転開始。
    • 10月1日 あきた白神駅を新設。
  • 2000年(平成12年)
    • 五能線営業所を廃止、津軽地区(弘前駅)へ編入。
    • 12月2日 陸奥黒崎を白神岳登山口に改称。
  • 2001年(平成13年)12月1日 ウェスパ椿山駅を新設。
  • 2003年(平成15年)4月1日 「リゾートしらかみ」橅(ブナ)編成運行開始。
  • 2006年(平成18年)3月18日 「リゾートしらかみ」にくまげら編成投入、3往復の運行となる。
  • 2010年(平成22年)12月4日 「リゾートしらかみ」青池編成としてハイブリッド気動車HB-E300系が投入される。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月15日 快速「深浦」が廃止。
    • 8月6日 5日からの大雨の影響で、岩館 - 大間越間の第2板貝トンネル付近で路盤の盛り土が流出し[20]、能代 - 川部間が朝から運休[21]。16時35分に鰺ケ沢 - 川部間が運転再開[21]
    • 8月7日 能代 - 岩館間、深浦 - 鰺ケ沢間が運転再開[22]
    • 8月8日 岩館 - 深浦・鰺ケ沢間でバス代行輸送開始[23]
    • 8月30日 岩館 - 深浦間が運転再開し全線で運転再開[24][20]
  • 2016年(平成28年)7月16日 「リゾートしらかみ」橅(ブナ)編成としてハイブリッド気動車HB-E300系が投入される。


駅一覧

便宜上、多数の列車が直通する奥羽本線川部駅 - 弘前駅間も合わせて記載。

  • 停車駅 - 2018年(平成30年)3月17日から
    • 普通…すべての駅に停車。
    • 快速…●印の駅は停車、↑印の駅は通過・その方向のみ運転。
    • 臨時快速「リゾートしらかみ」の停車駅は列車記事を参照。
  • 線路 … ◇・|:単線(◇は列車交換可能)、∧:ここより下は複線、∥:複線(奥羽本線内)
路線名 駅名 駅間
営業
キロ
累計
営業
キロ
快速 接続路線 線路 所在地
五能線 東能代駅 - 0.0 東日本旅客鉄道奥羽本線 秋田県 能代市
能代駅 3.9 3.9  
向能代駅 2.2 6.1  
北能代駅 3.2 9.3  
鳥形駅 1.9 11.2  
沢目駅 2.9 14.1   山本郡
八峰町
東八森駅 3.9 18.0  
八森駅 4.7 22.7  
滝ノ間駅 1.8 24.5  
あきた白神駅 1.6 26.1  
岩館駅 3.0 29.1  
大間越駅 10.8 39.9   青森県 西津軽郡 深浦町
白神岳登山口駅 2.4 42.3  
松神駅 2.4 44.7  
十二湖駅 1.9 46.6  
陸奥岩崎駅 4.3 50.9  
陸奥沢辺駅 2.7 53.6  
ウェスパ椿山駅 2.4 56.0  
艫作駅 1.9 57.9  
横磯駅 3.5 61.4  
深浦駅 5.5 66.9  
広戸駅 3.9 70.8  
追良瀬駅 2.1 72.9  
驫木駅 3.1 76.0  
風合瀬駅 3.0 79.0  
大戸瀬駅 4.9 83.9  
千畳敷駅 2.1 86.0  
北金ケ沢駅 4.6 90.6  
陸奥柳田駅 2.7 93.3  
陸奥赤石駅 4.1 97.4   鰺ヶ沢町
鰺ケ沢駅 6.4 103.8  
鳴沢駅 4.5 108.3  
越水駅 2.7 111.0   つがる市
陸奥森田駅 3.5 114.5  
中田駅 2.4 116.9  
木造駅 2.6 119.5  
五所川原駅 6.2 125.7 津軽鉄道津軽鉄道線津軽五所川原駅 五所川原市
陸奥鶴田駅 6.0 131.7   北津軽郡 鶴田町
鶴泊駅 2.4 134.1  
板柳駅 4.8 138.9   板柳町
林崎駅 3.0 141.9   南津軽郡 藤崎町
藤崎駅 2.8 144.7  
川部駅 2.5 147.2 東日本旅客鉄道:奥羽本線(青森方面) 田舎館村
奥羽本線
撫牛子駅 3.6 150.8   弘前市
弘前駅 2.7 153.5 東日本旅客鉄道:奥羽本線(大館方面)
弘南鉄道弘南線

廃駅

  • 津軽湊駅:1940年11月1日廃止、五所川原駅 - 陸奥亀田駅間
  • 陸奥亀田駅:1940年11月1日廃止、津軽湊駅 - 陸奥鶴田駅間
  • 掛落林駅:1940年11月1日廃止、鶴泊駅 - 板柳駅間

その他

  • 陸奥岩崎駅 - 十二湖駅間にある仙北岩トンネル(全長9.5m)は、JR東日本管内のトンネルとしては、最も短いトンネルとなった[25]。これは、これまで最短トンネルだった群馬県の吾妻線 樽沢トンネル(全長7.2m)が廃止されたためである。

注釈

  1. 時刻表上は川部駅発着だが、実際には弘前駅 - 川部駅間は黒石線の弘前駅発着列車に併結されていた。
  2. 急行「深浦」陸中八木行きの鯵ヶ沢駅からの増結編成は、黒石始発鯵ヶ沢行きの折り返し編成であった。
  3. 2018年3月17日ダイヤ改正直前時点では朝の下り列車1本のみ

出典

  1. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. 路線別ご利用状況(2011〜2015年度) (PDF) - 東日本旅客鉄道
  3. 3.0 3.1 JTBパブリッシング『JTB時刻表』2018年3月号、pp.648-651
  4. <五能線>全線直通列車を増発 観光列車人気に対応 - 河北新報、2017年12月20日
  5. 東奥日報 昭和50年6月14日朝刊 14面記事 「国鉄夏の臨時ダイヤ」から
  6. 八戸線および新潟・秋田地区への車両新造計画について (PDF) - 東日本旅客鉄道、2017年7月4日
  7. 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年9月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. 「鉄道省告示第100・101号」『官報』1927年5月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. 『鉄道統計資料. 昭和2年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. 『鉄道省年報. 昭和10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. 『鉄道省年報. 昭和10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. 「鉄道省告示第141号」『官報』1935年4月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. 『東奥年鑑.昭和10年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  14. 記念スタンプ「逓信省告示第1798号」『官報』1936年7月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. 五能線全線開通80周年記念Webサイト 年表 - 東日本旅客鉄道秋田支社、2018年2月6日閲覧
  16. 16.0 16.1 16.2 16.3 今尾恵介・原武史監修『日本鉄道旅行歴史地図帳』2号 東北、新潮社、2010年、pp.53-54
  17. 壇上完爾「みちのくのローカル線に語りかける津軽の海と山 けっぱれ 五能線」、『鉄道ジャーナル別冊37 懐かしの国鉄現場』、鉄道ジャーナル社、1999年7月、 130 - 138頁。
  18. 1972年12月2日付け 東奥日報夕刊1面記事から。
  19. 1973年3月23日付け 東奥日報記事
  20. 20.0 20.1 沿線の活気を取り戻して/五能線復旧へ - 東奥日報「社説」、2014年8月28日
  21. 21.0 21.1 台風第12号の大雨等による被害状況等について(第8報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月7日 7:00現在
  22. 平成26年8月5日からの大雨による被害状況等について (PDF) - 秋田県、2014年8月7日 17:00現在
  23. 五能線の運転計画及び復旧見込みについて (PDF) - 東日本旅客鉄道秋田支社、2014年8月7日(2014年8月10日閲覧)
  24. 五能線の運転計画について (PDF) - 東日本旅客鉄道秋田支社、2014年8月29日(2014年8月29日閲覧)
  25. 五能線リゾートしらかみの旅 - JR東日本秋田支社ホームページ

関連項目

外部リンク


テンプレート:東日本旅客鉄道秋田支社