京浜工業地帯

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京浜工業地帯(けいひんこうぎょうちたい)

東京都,川崎市,横浜市を中心とした日本最大の工業地域。狭義には東京湾西岸の東京都区部,川崎市,横浜市一帯をさすが,一般には北は上尾市,南は横須賀市,西は八王子市,南西は平塚市に及ぶ地域をさす。この工業地帯の萌芽は,すでに江戸時代の職人町の形成にみられるが,明治末期以降,川崎を中心とする臨海地域の埋立てが進行するとともに,次第に重化学工業が集中,さらに昭和期に入って軍需産業の伸展とも関連して工業地域化の波は内陸部へも及んでいった。このような工業地域の拡大とともに,大気汚染,騒音などの公害が社会問題となるとともに,経済の高度成長に伴い,縁辺地域への伸展が近年著しくなり,現在では,東京湾東岸の京葉工業地域をも含め,東京,神奈川,千葉,埼玉の1都3県の南関東を広義の京浜工業地帯ということがある。総合的工業地域ではあるが,特に機械工業の占める比率が高い。公害に対しては,地下水汲上げの制限・禁止や大気汚染,水質汚濁,騒音などの厳重な検査を行なっている。



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