六本松
六本松(ろっぽんまつ)は、福岡県福岡市中央区にある地名。地区の範囲は草香江1・2丁目(郵便番号 810-0045)、六本松1丁目〜4丁目(郵便番号 810-0044)、谷1丁目・2丁目(郵便番号 810-0031)である。九州大学六本松キャンパスの学生街であったが、2009年(平成21年)の伊都キャンパス移転に伴い学生街としての役目を終えた。
交通
道路
昔から多くの車やバスが通り、またかつては路面電車も走っており、交通の要所となっている。 六本松交差点では、天神方面と市西部方面を結ぶ国道202号線と、博多駅方面と西新方面を結ぶ城南線が交差している。また六本松西交差点から南へは油山観光道路がのびている。
- 国道
- 国道202号線(別府橋通り)
- 福岡県道
- 福岡市道
- 堅粕西新2号線(国体道路)
- 博多駅草香江線(城南線)
- 大濠東油山線(油山観光道路)
鉄道
かつては下記の路線が地区内を通っていた。
バス
- 西鉄バス
- 国体道路:福岡城・NHK放送センター入口 - 福大大濠中高前 - 大濠公園南
- 国道202号線:護国神社前 - 六本松大通 - 六本松 - 別府橋
- 城南線:六本松三丁目 - 六本松 - 草香江 - 大濠
- 市道大濠東油山線:六本松二丁目
六本松バス停は上下線併せて合計4箇所あり、行先によって利用するバス停が異なる。西鉄の公式Webサイト[1]内では国道202号上に位置するものが「六本松(福銀前)」、城南線上に位置するものが「六本松(こんどう美容室)」と案内されている。
九州大学六本松キャンパス跡地
2009年(平成21年)3月に九州大学六本松キャンパスが伊都地区に移転し、その跡地で再開発が進行中。六本松地区の中核的な事業。九州大学が土地をUR都市機構に売却し、UR都市機構が中心となり裁判所等が移転する法曹地区と住宅地区からなる複合的な都市計画。住宅地区には2017年(平成29年)にMJR六本松の高層マンションと、福岡市科学館と九州大学法科大学院、商業施設が一体化した複合施設の六本松421が完成した。法曹地区は2018年以降の完成予定[2]。
2014年(平成26年)12月から2015年(平成27年)2月にかけて、木下大サーカスの公演が九大跡地を利用して行われた[3]。
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跡地の空撮画像(2015年1月)。赤いテントは木下大サーカスの公演会場
- Ropponmatsu Park.jpg
新設された六本松公園
- Ropponmatsu Intersection.jpg
旧キャンパスの正門から伸びる道路が新設され、駅前の三叉路が四叉路となった
- Ropponmatsu Station Exit 1.jpg
六本松駅1番出入口が旧キャンパス側からも進入できるようになった
主要施設
脚注
- ↑ 西鉄くらしネット > バス情報 http://www.nishitetsu.jp/bus/
- ↑ 六本松421、2017年10月全面開業-九大跡再開発、蔦屋の旗艦店、科学館などで構成
- ↑ 木下サーカス【公演スケジュール/福岡公演】 - インターネットアーカイブによるキャッシュ