北西コーカサス語族

提供: miniwiki
2018/10/14/ (日) 10:51時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索
北西コーカサス語族
アブハズ・アディゲ語族
ポンティック語族
話される地域: コーカサス
言語系統: 議論中
下位言語:
チュルケス語派
アブハズ・アバザ語派
  チュルケス語派
  アブハズ・アバザ語派
  ウビフ語 (死語)

北西コーカサス語族(またはアブハズ・アディゲ語族)は、北コーカサス西部で話されているアディゲ語アバザ語カバルド語ジョージア国内のアブハジア自治共和国で話されているアブハズ語、すでに死滅したウビフ語の5つの言語から成る。チェチェン語アヴァル語などを含む北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)との系統関係が有力視されている。

3つの下位グループに分けられる。

  • チェルケス語派――アディゲ語(西チェルケス語)、カバルド語(東チェルケス語)
  • アブハズ・アバザ語派――アブハズ語、アバザ語
  • ウビフ語

ウビフ語は、1992年トルコに暮らしていた最後の話者が亡くなり、死語となった。約4万人の話者を持つアバザ語も消滅が危惧される。

どの言語も、子音の数が非常に多いのに対して(ウビフ語は83の子音を持つ)、母音の数が少ないのが特徴的である。また、なべて膠着語であり、能格型の格標示を行う能格言語である。

関連項目

外部リンク