厚木市

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厚木市(あつぎし)は、神奈川県のほぼ中央に位置するである。特例市に指定されている。

概要

第4次首都圏基本計画(1986年決定)では首都圏業務核都市に位置づけられ、2002年(平成14年)4月1日付けで特例市にも指定されている。

工業・住宅において、東京横浜衛星都市として知られる一方、多くの山間部や農業地帯を有している。大山方面登山への入口となっている他、市内には複数の温泉地が所在している。

比較的古い時期から発展した地域であるため、それに肖って組織、企業、施設等に厚木アツギあつぎATSUGI等を冠するものも多いが、そのいくつかは厚木市内に登記されておらず所在地もない[1]

1980年代中期以降、ニューメディア都市構想の一環として市役所、鉄道駅構内、図書館等市内各公共施設にキャプテンシステム街頭端末の設置やそこから転じたインターネットを利用した公共サービスの電子化などの先進的試みをいくつか実施している地方公共団体でもある。

2010年には昼夜人口比率が114.9%となっている。これは、全国で16位の高さ、神奈川県内では1位となっている。

地理・地勢

地理

ファイル:Atsugi city center area Aerial photograph.1988.jpg
厚木市中心部周辺の空中写真。市街地東方に隣接して相模川が北から南へ流れる。市街地南方に東名高速道路厚木インターチェンジ
1988年撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

厚木市は神奈川県のほぼ中央にあり、東京・横浜からそれぞれ直線距離約45km、30kmに位置している。東京都心までは小田急小田原線特急ロマンスカーで約45分、急行で約56分(から1時間)、各駅停車で約1時間半。

山中湖を源とする相模川のつくる相模平野の北端に位置し、西の丹沢山地と、そこから南東に開けた相模川西岸の平野部とにまたがる。海老名市座間市相模原市との境界を流れる相模川に、東丹沢山地を源とする中津川・小鮎川が市の北部で合流し、市の南部では玉川が合流している(ただし、現在の玉川は河川改修による人工河川であり、かつては平塚市内で花水川に合流していた)。そのため、河川による侵食地形が複数形成され、市南西部から北東部に向かう間に、台地と侵食盆地が交互にあらわれる。市の北東界では、依知台地が終端から相模川を挟んで相対する相模原台地が望める。

相模川は当市付近で中流地形から下流地形に移行し、河口へ向けて沖積平野を形成する。流路に沿って自然堤防が発達しており、厚木町旧市街地や岡田の旧集落がその上に立地している。直下には伊勢原断層が所在している。本厚木駅周辺はかつては稲作が盛んであり、水田が拡がっていた。中心市街域の急速な整備拡大により水田が埋め立てられ都市開発されたため1970年代以降地盤沈下が深刻な問題になっている。

地勢

古来この地域は交通の要衝として知られ、津久井平塚間の中間交易や、大山街道中途の大山詣の宿場町として発展した。そのため元来仲卸業者が多く、旧厚木町市街地域には問屋街が形成されていた。かつては、水運も盛んで相模川を利用した河川交通の要衝でもあった。厚木の名の由来は、川沿いに木材の集散地があったことから、アツメギがアツギに転化したとする説がある[2]。このことを背景に、江戸時代中期の享保年間以降、相模国内の愛甲郡やに高座郡などに飛び地領を有していた下野烏山藩が厚木に陣屋(厚木役所)を置き、飛び地領支配の拠点とした。明治以降も相模国および神奈川県中央部における商業・交通の中心として栄えた。

現在でも県央地域の物流拠点となっており、東名高速道路小田原厚木道路圏央道のインターチェンジや、国道129号国道246号、合同バイパス、国道412号バイパスなどの主要国道が存在しまたそれぞれに交差する。また、129、246、412の三国道が合流したバイパスは市中心部商業地域(旧厚木町)とその他の西部地域とを分断する形で存在している。2006年現在、渋滞緩和のために市内各地で新道の計画整備が進み一部では開通もしている。

大学、短期大学が多い街であり、小田急・小田原線沿線にある大学・短期大学の学生が集まる街でもある。小田急電鉄の特急ロマンスカー(座席指定制の有料特急)の半数以上が停車する。ただし鉄道駅が小田急電鉄の本厚木駅および愛甲石田駅(一部伊勢原市)に限られる。

地形

市は森林セラピー基地に認定されている。

  • 一級河川(神奈川県管理、一部は神奈川県厚木土木事務所許認可指導課管理)6河川
相模川・中津川荻野川小鮎川玉川・細田川
  • 準用河川(厚木市河川ふれあい課管理)3河川
恩曽川・善明川・山際川
  • 普通河川(厚木市河川ふれあい課管理、一部は下水道施設課管理)23河川
真弓川・蟹渕川・田尻川・北久保川・荒井川・王子川・清田谷川・仲田川・大平川・横林川・岩坂堀・筧ヶ沢・阿弥陀川・千無川・野竹沢川・市道川・竹ノ花排水・深沢(峰岸川)・谷戸川・久保屋敷川・上村川・堀合川・岩田堀
山際川と恩曽川の一部は普通河川扱いとなる、また、上記以外の厚木市が把握、管理(市による河川の定義が無い為)していない河川も存在し、地域住民が管理し愛称などで呼ばれている。

隣接している自治体・行政区

歴史

古代

神奈川県立厚木北高等学校建設予定地を含む荻野地区に縄文遺跡が発見されたことから、縄文集落の形跡が確認された。

中世

当市域から愛川町南東部にかけて毛利荘もりのしょう)が置かれた。平安末期、毛利荘は源義家の息子義隆の所領となった。鎌倉時代初期には毛利景行の所領となっていたが、景行は和田合戦に参加して敗北し領地は鎌倉幕府に没収されたと考えられる。その後幕府の政所初代別当(長官)となった大江広元の所領となり、広元の四男・季光毛利氏を名乗る。鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけて毛利氏は本拠地を安芸国高田郡吉田庄(現在の広島県安芸高田市吉田町)に移し、戦国大名近世大名に成長する。毛利氏の領国換後、毛利荘は安達盛長の所領となったと推定される(厚木市飯山清金剛寺に墓が残る)。霜月騒動後、得宗領となったと考えられる。

鎌倉に近く、

近世

江戸時代、当市域は幕府領(天領)・旗本支配地・領に細分された。時期が下るにつれて支配関係はより錯綜したものとなり、幕末の段階では市域内に存在した村のほとんどが複数の領主により支配される相給となっていた。

江戸時代後期、厚木村が下野烏山藩(大久保氏)の支配となり、相模国内の同藩飛地領を支配する陣屋が置かれる(厚木役所)。また、相模小田原藩(大久保氏)支藩の陣屋が中荻野村に置かれていた(荻野山中藩・大久保氏)。さらに幕末の段階で下総佐倉藩堀田氏、武蔵金沢藩(のち六浦藩)米倉氏、相模小田原藩が現市域内に領地を持っていた。

近代

1868年 徳川氏駿府入封により荻野山中藩が支配していた駿河国内の領地の代替地として当市域内の旧幕府領・旗本支配地の多くが同藩領となる。

1867年慶応3年)当時の支配は以下の通り(村名の後の○は他の領主との相給であることを示す)。

現代

厚木町制施行、愛甲郡役所が置かれる。依知村(山際村+中依知村+上依知村+下依知村+金田村+関口村+猿ヶ島村)・荻野村(上荻野村+中荻野村+下荻野村)・三田村棚沢村下川入村妻田村及川村林村小鮎村(飯山村+上古沢村+下古沢村)・玉川村(七沢村+小野村+岡津古久村)・南毛利村(温水村+長谷村+愛名村+愛甲村+恩名村+船子村+戸室村)が発足

人口

厚木市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

地域

町名

厚木市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。住居表示実施前の町名等欄で下線がある町名はその全部、それ以外はその一部であり、町名の末尾に数字がある場合には丁目を表す。 テンプレート:未完成の一覧









マイタウンクラブ

市内に在住または通勤、通学等で厚木市に関係がある場合加入できる(図書館の利用者カードを兼ねている為、協定を結んでいる近隣市町村に住所がある市町村民も登録可能)。

市の主要施設をオンラインで結ぶことにより、インターネット経由で図書館での本の貸出や市営文化スポーツ施設の使用などの予約が可能となっている。このサービスは、かつて厚木市が旧 郵政省によるテレトピア構想の運用試験を行った経緯があることから、駅構内や公民館等にオンライン端末(キャプテンシステム)を導入したことを発端とする。

郵便

集配を担当する郵便局は、以下の2局である(局名の後に記述している数字は郵便番号)。このほか、集配を担当しない郵便局が17箇所[4]、簡易郵便局が1箇所[5]置かれている。

行政

歴代市長

氏名 就任年月日 退任年月日
初代 波多野元正 1955年2月24日 1959年2月22日
2 石井忠重 1959年2月23日 1979年2月22日
3 足立原茂徳 1979年2月23日 1995年2月22日
4 山口巖雄 1995年2月23日 2007年2月22日
5 小林常良 2007年2月23日 現職(3期目)

行政機構

国の機関

都道府県の行政機関

  • 県厚木合同庁舎
  • 県央地域県政総合センター
  • 厚木保健福祉(保健所)事務所(愛甲福祉事務所・厚木児童相談所)※神奈川県では保健所を保健福祉事務所と呼称している。
  • 県厚木合同庁舎分庁舎 - かながわ労働センター県央支所
  • 県厚木南合同庁舎(厚木土木事務所)
  • 県警厚木警察署

財政

平成18年度決算に基づく財政状況

  • 標準財政規模 532億3200万円
  • 財政力指数 1.47 (神奈川県平均 1.05 きわめて健全な財政といえる)
  • 実質収支比率 7.5% 
  • 経常収支比率 81.1% (神奈川県市町村平均 88.9%)
  • 実質公債費比率 10.1% (神奈川県市町村平均 19.5%)
  • 普通会計歳入規模 816億7,360万円
  • 普通会計歳出規模 769億9,623万円

平成18年度末地方債残高

  1. 普通会計 589億900万円
  2. 特別会計 375億7,300万円
    • 内訳 公共下水道事業特別会計 357億2,800万円 病院事業会計 9億3,600万円 自動車駐車場事業特別会計 9億900万円
  3. 関係する一部事務組合分の債務 無
  4. 第三セクター等の債務保証等に関わる債務残高 48億2,500万円

地方債等の合計 1013億700万円 (連結会計)

  • 厚木市民一人あたりの地方債等残高 46万5,415円

しばしば市立病院の赤字問題が地元マスコミで報道される(平成18年度の他会計からの繰入金は14億4,800万円と事実上赤字補てんされている)。

定員管理の適正度(平成18年度) 

  • 人口1,000人当たり職員数 7.62人(神奈川県市町村平均 6.59人)
    • 内訳 一般職員 1,398人(うち技能労務職 220人)、教育公務員18人、消防職員243人 合計1,659人
  • 市職員一人当たり平均給料月額 33万3,600円 (すべての職員手当を含まない数字)
  • 市職員一人当たり人件費概算値(年額) 934万7,441円 (人件費/職員数)

過去の予算規模(2006年度)

  • 760.33億円(一般会計)
  • 529.21億円(特別会計)

財政力は高く、1964年(昭和39年)から地方交付税の不交付団体となっている。

立法

  • 市議会議長 - 越智一久(こえち・かずひさ)(選出日:2015年8月7日)
  • 市議会副議長 - 名切文梨(なきり・ふみな)(選出日:2015年8月7日)
  • 市議会議員数 : 28(任期満了日:2019年7月31日)

国政・県政

国政

衆議院小選挙区選挙では、神奈川16区に属する。小選挙区制移行後の選出の議員は以下のとおり。

県政

神奈川県議会選挙では、本市で1つの選挙区を形成する。定数は3人。現市長(小林常良)と前市長(山口巖雄)は県議からの転身である。1995年に神奈川ネットワーク運動(ネット)が議席を獲得して以来、ネットは4期続けて議席を守ってきたが、2011年の選挙では議席を失った。2015年4月の選挙では現職3人が無投票で当選した。

  • 2015年4月
    • 堀江則之(自民)
    • 山口貴裕(自民)
    • 佐藤知一(民主)

産業

ファイル:NTTATUGI.JPG
NTT厚木通信技術センター

交通の要衝として、また首都圏に近いことから研究開発、流通およびサービス業などの企業が集積している。県内は都心部に通う者のベッドタウンという位置づけをされる都市が多いが、厚木市は事情が異なり昼間人口の方が夜間人口を30,000人程度上回っている[7]。神奈川県内で昼間人口が夜間人口を上回っている市は厚木市のみである。2005年(平成17年)には「企業等の誘致に関する条例」を施行し、新たな企業誘致につとめている。

産業人口 (産業分類別就業者数。単位、人。カッコ内は構成比。2000年国勢調査報告より。)

  • 第1次産業 1,898 (1.7%)
  • 第2次産業 33,559 (30.2%)
  • 第3次産業 74,668 (67.2%)

市内にある主要企業・事業所

尼寺工業団地・市内中部

内陸工業団地・市内北部

  • 日本フルハーフ(本社・厚木工場)
  • リコー厚木事業所
  • 大久保歯車工業(本社・厚木第一、第二工場)
  • ニッキ(本社・工場)(旧日本気化器)
  • トーモク厚木工場

森の里・市内西部

  • 日産テクニカルセンター(NTC)
  • 日産アドバンスドテクノロジーセンター(NATC)
  • NTT厚木通信技術センタ
  • 富士通厚木研究所
  • フジタ技術センター

厚木IC周辺・市内南部

本厚木駅周辺

過去に存在した主要企業・事業所

商業

本厚木駅周辺

国道129号線沿い

国道246号線沿い

国道412号線沿い

その他の地域

特産品

姉妹都市・提携都市

日本国内

日本国外

教育

大学・短期大学

かつては森の里に青山学院大学、関口に昭和音楽大学が存在したが、いずれもより都心に近い地域に移転し、撤退した。

高等学校

公立
私立

中学校

  • 厚木中学校
  • 依知中学校
  • 玉川中学校
  • 東名中学校
  • 睦合東中学校
  • 林中学校
  • 森の里中学校

小学校

公立
  • 相川小学校
  • 愛甲小学校
  • 厚木小学校
  • 厚木第二小学校
  • 飯山小学校
  • 依知小学校
  • 依知南小学校
  • 荻野小学校
  • 上依知小学校
  • 上荻野小学校(旧 荻野小学校上荻野分校)
  • 北小学校
  • 小鮎小学校
  • 三田小学校
  • 清水小学校
  • 玉川小学校
  • 妻田小学校
  • 戸田小学校
  • 鳶尾小学校
  • 戸室小学校
  • 南毛利小学校
  • 緑ケ丘小学校
  • 毛利台小学校
  • 森の里小学校
私立

専門学校

  • 厚木看護専門学校 - 社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション事業団が運営している。
  • 厚木調理師学校
  • 関東歯科衛生士専門学校
  • 厚木文化専門学校
  • YMCA健康福祉専門学校

その他

  • 厚木高等専修学校 - 学校法人鈴木学園が運営。厚木中央高等学校と同一敷地内にあり、厚木市唯一の高等専修学校である。工業技術学科、生活造形学科にわかれ、工業技術学科電気(電気工事士)コースでは、電気工事士養成認定校にあって国家試験が免除される。
  • 学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校厚木キャンパス
  • 神奈川県消防学校 : 横浜市を除く県内の市町村で採用された新人消防職員が教育を受けるための施設。

公的施設

国の機関

  • 自衛隊神奈川地方協力本部 厚木募集所
  • 厚木簡易裁判所
  • 法務省 横浜地方法務局 厚木支局
  • 厚木区検察庁
  • 国税庁東京国税局厚木税務署
  • 厚生労働省神奈川労働局厚木労働基準監督署
  • 厚生労働省神奈川労働局厚木公共職業安定所
  • 国土交通省 関東地方整備局 横浜国道事務所 厚木出張所

ホール・集会場

  • 厚木市文化会館
  • 厚木市ヤングコミュニティセンター
  • 厚木市勤労福祉センター(旧 青少年会館)
  • 厚木市パートナーセンター(旧 婦人会館)
  • 厚木市総合福祉センター
  • 厚木市情報プラザ

文教施設

  • 厚木市郷土資料館(旧 市立図書館)
    • 厚木市立図書館ビデオライブラリー
  • 神奈川県総合防災センター - 同一敷地内に神奈川県消防学校が併設されている。
  • 神奈川県立自然保護センター
  • 厚木市子ども科学館 - プラネタリウムを併設している。
  • 厚木市立中央図書館
    • 移動貸出車「わかあゆ号」 - 1箇月に2回、市内を巡回する。
  • 七沢自然ふれあいセンター(旧称:七沢自然教室)

体育施設

  • 南毛利スポーツセンター(旧 県央地区体育センター、2005年度より神奈川県から移管)
  • 東町スポーツセンター
  • 猿ヶ島スポーツセンター
  • 厚木市ふれあいプラザ(2006年4月より指定管理者制度により管理・運営が民間企業に移行)
  • 荻野運動公園
  • 及川球技場
  • 玉川球技場

公民館など

一部公民館は中央図書館の分館機能を受け持っているほか、全ての公民館で図書の貸借手続きを行っている。

下記のほか、児童館が市内に37箇所ある。

  • 厚木市立荻野公民館
    • 厚木市立荻野公民館上荻野分館
  • 厚木市立依知北公民館
  • 厚木市立依知南公民館
  • 厚木市立睦合北公民館
  • 厚木市立睦合南公民館
  • 厚木市立小鮎公民館
  • 厚木市立緑ケ丘公民館
  • 厚木市立厚木北公民館
  • 厚木市立厚木南公民館
  • 厚木市立南毛利公民館
  • 厚木市立森の里公民館
  • 厚木市立玉川公民館
  • 厚木市立相川公民館
  • 厚木市立愛甲公民館
  • 厚木市立睦合西公民館

医療機関

  • 厚木市立病院 : 旧 神奈川県立厚木病院。2003年4月、県から施設を継承し開院した。[8]
  • 神奈川リハビリテーション病院 : 社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション事業団が運営している。
  • 七沢リハビリテーション病院脳血管センター : 社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション事業団が運営している。
  • 森の里病院
  • 愛光病院
  • 厚木佐藤病院
  • 近藤病院

交通

ファイル:Atsugi-Bus-Center.jpg
厚木バスセンターに停車する路線バス
ファイル:Kanagawa-Chuo-Kotsu-TwinLiner-N4421.jpg
連接バス「ツインライナー」

縦横に伸びる幹線道路、東名高速道路など広域的な交通利便性の高さを保つ一方、それが影響しての市中心部の慢性的な交通渋滞、それに伴う公共交通の利便性の低下が課題である。特に人口の規模のわりには鉄道駅が2つしかないためバス路線偏重傾向が見られる。バス路線網は厚木小学校移転後の跡地に建設された厚木バスセンターおよび本厚木駅を中心に放射線状に展開している。そのため、環状路線網が整備されていないこと、正午前後と夕方の時間帯に回送・営業便を問わず厚木市及川にあるバス車庫の入出庫便が増加することが渋滞要因の一つになっていること、また、神奈中バスの合理化による発着本数の減少なども課題の一つである。前述のように市内に鉄道駅が少ないことから近隣への移動は自動車交通に依存しており、駅周辺道路は国道129号、国道246号バイパス、県道603号上粕屋厚木線(旧 国道246号)など主要幹線道路の影響から朝夕のラッシュ時に激しく混雑する。しかし、2010年(平成22年)2月27日にさがみ縦貫道(海老名ジャンクション - 海老名インターチェンジ間)が開通し、厚木インターチェンジへの一極集中の緩和が期待されている。

なお、厚木バスセンター - 厚木アクスト間については、2008年(平成20年)2月4日より連節バスツインライナー」の運行が開始された。これに関連して、2005年度(平成17年度)の厚木市の予算案には、ノンステップバス3台とともに連節バス2台分の導入補助として合計4,000万円が計上されていた他、2006年(平成18年)8月27日に開催された「あつぎまちづくりフェア2006」では、実際に茅ヶ崎営業所に配置されている連節バス「ツインライナー」が展示され、アンケートも実施されていた。現在は1日朝夕の通勤時間帯のみの運行である。

路線バスのPASMO対応化は、神奈川中央交通の営業エリアとしては他地域に比べてやや遅れていたが、2008年(平成20年)12月21日より厚木営業所全路線で利用できるようになった。

鉄道

中心となる駅は本厚木駅である。 1日の乗降客数は小田急線内で第6位である。 東京メトロ千代田線、JR常磐線各駅停車への直通運転、御殿場線直通の特急も存在する。

また、同駅では、2010年(平成22年)11月3日より、当市出身(吉岡聖恵)および市内にある県立厚木高校出身(水野良樹山下穂尊)の3人により構成されるポップユニット「いきものがかり」の「自分たちを育ててくれた地元への恩返しとして楽曲を提供したい」との意向に事業者も賛同し、同ユニットによる楽曲『YELL』の一部分を列車接近時のメロディとして起用した[9]

なお市名と同名の「厚木駅」は当市ではなく、東隣の海老名市にある。

路線バス

道路

高速道路・有料道路
一般国道
県道


一般県道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

神社・寺院

  • 浅間神社
  • 飯出神社
  • 延命寺
  • 春日神社
  • 建徳寺
  • 金剛寺
  • 八幡神社
  • 聞修寺
  • 法雲寺
  • 本照寺
  • 本禅寺

公園

温泉

催事

  • 小江戸あつぎまつり
  • あつぎ商工観光祭り
  • にぎわい爆発あつぎ国際大道芸

伝統芸能

出身有名人

文化人・アナウンサー・政治家

俳優・タレント

歌手・ミュージシャン・ダンサー

スポーツ選手

脚注

  1. 例) など、
  2. 市役所公式ページ[1]
  3. 「もぐり橋」は、[1] 相模川の水量が台風等で増加した場合、橋が水量で潜ってしまい通行できなかったこと、[2] 一方通行で尚且つ歩行者や自転車も走歩行する為、非常に危険だったこと、[3] 橋の老朽化、などの理由により、建設費を海老名市と厚木市で折半して「あゆみ橋」が建設された。
  4. 厚木上荻野・七沢・愛甲石田駅前・厚木旭町五・厚木山際・小鮎・厚木森の里・厚木旭・相川・厚木緑ヶ丘・厚木妻田・厚木愛甲・厚木上依知・厚木東町・厚木鳶尾・厚木松枝町・厚木毛利台の各郵便局。
  5. 厚木宮の里簡易郵便局。
  6. 243-01xx の区域は七沢郵便局の担当集配区域だったが、2006年に同局が無集配局化された際に厚木北郵便局へ移管された。
  7. 流出人口、流入人口、流入超過人口、昼間人口及び昼夜間人口比率 (PDF) - 神奈川県(2012年11月23日閲覧)
  8. 厚木市立病院10周年記念講演会を開催しました。 - 厚木市立病院(2013年10月30日付、同年12月2日閲覧)
  9. 「海老名駅」「本厚木駅」のホームに列車が接近する際に「いきものがかり」の楽曲が流れます!! (PDF) - 小田急電鉄(2010年10月26日閲覧)

関連項目

外部リンク


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