反町駅

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ファイル:Former Tammachi station 20040222.jpg
旧駅舎(地下線切替直後、2004年2月22日)

反町駅(たんまちえき)は、神奈川県横浜市神奈川区上反町にある東京急行電鉄東横線である。駅番号TY20

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線(ホーム有効長は、20m級車両8両分プラス非常用延長部2両分。非常用延長部は通常は柵で封鎖され、ホームドアも設置されない)を有する地下駅である[4]。元々は相対式ホーム2面2線を有する地上駅だったが、2004年平成16年)1月31日に地下化され、改札階は地上1階、プラットホームは地下4階となった。改札階からホームまでを連絡するエスカレーターエレベーターが設置されている。

駅舎は地下駅に移行後も地上駅時代のものを使用していたが、2006年(平成18年)3月28日から新駅舎の使用が開始された。旧駅舎は同年4月中に解体され、跡地は緑地・遊歩道化された。また、新駅舎に隣接して商業施設の建設も行われている。

地上駅時代にはトイレが構内にはなく入口付近に設置されていたが、2004年12月頃に1階改札内に新設された。ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも設置されている。またトイレ前にはベンチを備えた休憩スペースがある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 TY 東横線 下り 横浜元町・中華街方面
2 上り 渋谷池袋所沢川越市方面

(出典:東急電鉄:駅構内図 - 2018年5月18日閲覧)

利用状況

  • 東京急行電鉄 - 2017年度の1日平均乗降人員13,283人である[利用客数 1]。減少傾向にあり、東横線の駅では最も乗降人員が少ない。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1980年(昭和55年) 10,723
1981年(昭和56年) 11,093
1982年(昭和57年) 11,175
1983年(昭和58年) 11,036
1984年(昭和59年) 10,942
1985年(昭和60年) 10,296
1986年(昭和61年) 10,452
1987年(昭和62年) 10,464
1988年(昭和63年) 10,301
1989年(平成元年) 10,375
1990年(平成02年) 10,658
1991年(平成03年) 10,932
1992年(平成04年) 10,813
1993年(平成05年) 10,634
1994年(平成06年) 10,620
1995年(平成07年) 10,450 [神奈川県統計 1]
1996年(平成08年) 10,136
1997年(平成09年) 9,967
1998年(平成10年) 9,561 [神奈川県統計 2]
1999年(平成11年) 9,303 [神奈川県統計 3]
2000年(平成12年) 9,139 [神奈川県統計 3]
2001年(平成13年) 8,982 [神奈川県統計 4]
2002年(平成14年) 18,384 9,045 [神奈川県統計 5]
2003年(平成15年) 17,658 8,772 [神奈川県統計 6]
2004年(平成16年) 15,173 7,793 [神奈川県統計 7]
2005年(平成17年) 14,115 7,171 [神奈川県統計 8]
2006年(平成18年) 13,654 6,937 [神奈川県統計 9]
2007年(平成19年) 13,783 6,977 [神奈川県統計 10]
2008年(平成20年) 13,538 6,893 [神奈川県統計 11]
2009年(平成21年) 13,211 6,698 [神奈川県統計 12]
2010年(平成22年) 13,206 6,678 [神奈川県統計 13]
2011年(平成23年) 12,874 6,505 [神奈川県統計 14]
2012年(平成24年) 12,818 6,462 [神奈川県統計 15]
2013年(平成25年) 12,891 6,456 [神奈川県統計 16]
2014年(平成26年) 12,364 6,193 [神奈川県統計 17]
2015年(平成27年) 12,620 6,327 [神奈川県統計 18]
2016年(平成28年) 13,010 6,520 [神奈川県統計 19]
2017年(平成29年) 13,283

駅周辺

バス路線

横浜市営バス

最寄りのバス停は、国道1号東横反町駅前

乗場 系統 主要経由地 行先
南側 50 栗田谷 神大寺入口
50 栗田谷・神大寺入口・三ッ沢総合グランド 横浜駅西口
深夜 保土ヶ谷車庫
ふれあいバス 三ッ沢上町駅前・片倉町入口・小川橋・菅田町・鴨居駅前・ 緑車庫
北側 35 青木橋 横浜駅西口
ふれあいバス 反町 東神奈川駅西口
  • 駅付近を神奈川中央交通1系統、市営バス201系統が走っているが、東横反町駅前は通らず、国道1号を西に300mほど歩いた松本停留所を利用することになる。
  • なお、反町停留所は駅から徒歩5分程のガーデンセンター横浜付近に位置する。
  • バス停が東横反町駅というのは、かつて市電の電停「反町」(現在反町バス停)および京浜電鉄(現京急)の反町駅が存在したことに由来する。

駅名の由来

開業時、横浜市青木町字反町に所在していたことによる[1]

「反町」の由来には諸説あり、「段町」から転訛した説もあれば一反二反の「」から来る説や、元来この地が数年毎に休耕していたため休耕地のことを「ソリ」と呼ぶことから「ソリマチ = 反町」となった説[1]がある。

その他

  • ホーム上の待合室にはチューリップの絵が描かれている。
  • 地下化後も、駅舎北側の国道1号を跨いでいた地上時代の旧架道橋が残存した。この架道橋は2009年に横浜市が旧橋脚および橋桁を補強した上に歩行者用の橋桁を乗せ、「東横フラワー緑道反町橋」として整備された。
  • かつて急行停車駅であった。

隣の駅

18px 東京急行電鉄
TY 東横線
特急・通勤特急・急行
通過
各駅停車
東白楽駅 (TY19) - 反町駅 (TY20) - 横浜駅 (TY21)

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 東急の駅、p.68。
  2. 横浜駅・反町駅が変わります」 (pdf) 、『HOT ほっと TOKYU』第277号、東京急行電鉄、2004年1月20日、. 2015閲覧.
  3. 東横線 反町駅の改札口、券売機の位置が変わります」 (pdf) 、『HOT ほっと TOKYU』第308号、東京急行電鉄、2006年3月20日、. 2015閲覧.
  4. 反町駅各駅情報”. 東急電鉄. . 2015閲覧.

出典

東急電鉄の1日平均利用客数
  1. 2017年度乗降人員 - 東急電鉄
東急電鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧
  1. 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 24ページ
  2. 平成12年 - 222ページ
  3. 3.0 3.1 平成13年 (PDF) - 224ページ
  4. 平成14年 (PDF) - 222ページ
  5. 平成15年 (PDF) - 222ページ
  6. 平成16年 (PDF) - 222ページ
  7. 平成17年 (PDF) - 224ページ
  8. 平成18年 (PDF) - 224ページ
  9. 平成19年 (PDF) - 226ページ
  10. 平成20年 (PDF) - 230ページ
  11. 平成21年 (PDF) - 240ページ
  12. 平成22年 (PDF) - 238ページ
  13. 平成23年 (PDF) - 238ページ
  14. 平成24年 (PDF) - 234ページ
  15. 平成25年 (PDF) - 236ページ
  16. 平成26年 (PDF) - 238ページ
  17. 平成27年 (PDF) - 238ページ
  18. 平成28年 (PDF) - 246ページ
  19. 平成29年 (PDF) - 238ページ

参考文献

  • 宮田道一 『東急の駅 今昔・昭和の面影』 JTBパブリッシング、2008-09-01。ISBN 9784533071669。

関連項目

外部リンク

テンプレート:東急東横線