大分県央飛行場

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大分県央飛行場(おおいたけんおうひこうじょう)は、大分県豊後大野市大野町田代にある飛行場大分県央空港(おおいたけんおうくうこう)とも呼ばれる。

概要

1988年に始まった農林水産省農道離着陸場整備事業(通称:農道空港)のひとつとして建設され、1992年に豊肥地区農道着離陸場(空港種別では場外離着陸場)として開業[1]。1997年に人員輸送も可能な「その他の飛行場」に格上げされ、現在の名称に変更された[1]

京浜地区への高付加価値の農作物の供給、及び、それによる農業の振興・地域の活性化が目的とされた。京浜地区まで直接飛行できる航続距離の飛行機は離着陸できないため、農産物は近隣の大分空港を経由して羽田空港まで運ばれる。

旅客輸送に関しては、一時期九州航空が大分空港との間に週3便の定期便(使用機材・セスナ172 スカイホーク)を運航していたが、現在は定期便はなく[1]、大分空港や福岡空港鹿児島空港など近隣の空港への貸切飛行や遊覧飛行が主である。

また、大分県防災ヘリ「とよかぜ」(川崎BK117C-1)の運航基地となっているほか、日本文理大学航空宇宙工学科が空港に隣接する敷地に県央空港エクステンション・キャンパスを設置し、エンジン運転や整備実習を実施している。(空港とは高低差があり、滑走路やエプロンとは繋がっていない)

2004年2月には「県央フライングクラブ」が設立され、運航会社である九州航空所有の機体を使用しレジャー飛行及び訓練飛行などを行っている。2014年6月22日より「大分フライングクラブ」に名称を変更した。

施設

  • エプロン:コミューター用3バース、防災ヘリ用1バース、小型機用6バース
  • 航空管制:大分県央フライトサービス 130.8MHz
  • ターミナル施設:格納庫290m2、旅客ターミナルビル

空港へのアクセス

バス

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 『空港をゆく』 イカロス出版〈イカロスMOOK〉、2013年。ISBN 978-4863207912。

外部リンク