寺田寅彦

提供: miniwiki
2018/10/7/ (日) 02:16時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索


寺田 寅彦(てらだ とらひこ、1878年明治11年)11月28日 - 1935年昭和10年)12月31日

物理学者,随筆家。筆名,吉村冬彦,藪柑子ほか多数。第五高等学校を経て 1903年東京大学物理学科卒業。五高在学中から夏目漱石を知り,終生その門下であった。実験物理学を専攻し 16年東大教授。同大学の地震研究所,理化学研究所などに関係したが,病気療養中の 20年頃から本格的に写生文を書きはじめ,20年の『病室の花』以後,『冬彦集』 (1923) ,『藪柑子集』 (23) ,『万華鏡 (カレイドスコープ) 』 (29) ほか多くの著書を刊行。的確な写生表現力,人間関係への強い関心,自然科学の知識を根底におく精細な観察力などにより,理知と抒情を高次元で統一した独自な作風を示した。



楽天市場検索: