岩槻区

提供: miniwiki
2018/8/10/ (金) 08:32時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索
いわつきく
岩槻区
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
さいたま市
団体コード 11110-4
面積 49.17km2
総人口 110,515
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 2,248人/km2
隣接自治体
隣接行政区
さいたま市見沼区緑区
川口市春日部市越谷市
蓮田市白岡市
外部リンク さいたま市岩槻区役所HP
特記事項 世帯数:42,468世帯(2006年1月1日)
NTT市外局番:048(区内全域)
番号区画コード:254
経度・緯度は世界測地系
 表示 

岩槻区(いわつきく)は、埼玉県さいたま市を構成する10のうちの一つ。さいたま市で最も面積が広い。


地理

さいたま市の東部に位置する。市街地は区の北寄りにある岩槻駅周辺となっている。区南部では浦和美園駅周辺の大規模区画整理事業であるみそのウイングシティの区域内となっており、宅地や商業施設の造成が進んでいる。

旧町名

岩槻は岩槻城の城下町時代(中世)から岩槻宿を経て多くの町名が残っていたが、住居表示実施の流れにより1965年頃から、土地区画整理事業の進展によって全て消滅した。現在では本町・東町・西町・仲町・府内などの町名となっている。渋江は交差点名、バス停名、市宿は商店街名、大工町は町内会名といったように一部名を留めているものもある。他に、城下町時代からの町名ではないが、通称名として富士見町や栄町といった町名も存在した。旧町名の持つ文化価値が見直され、住居表示などで失われてしまった町名を復活させようとする動きがあり、旧町名や通り名を記した石碑プレートの設置を進めている。主な町名、通り名は下記の通り。

など

町名・大字

テンプレート:岩槻区の町・字

住居表示

一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。 これまでに7度に分けて行われている。

町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
本町一~六丁目 ほんちょう 1965年12月1日(一、三、五丁目) 1965年12月1日 大字岩槻、大字太田の各一部
1966年10月1日(二、四、六丁目) 1966年10月1日 大字岩槻、大字太田の各一部
西町一~五丁目 にしまち 1965年12月1日(一、二、五丁目) 1965年12月1日 大字岩槻の一部
1966年10月1日(三、四丁目) 1966年10月1日 大字岩槻の一部
愛宕町 あたごちょう 1965年12月1日 1965年12月1日 大字岩槻の一部
日の出町 ひのでちょう 1965年12月1日 1965年12月1日 大字岩槻の一部
宮町一、二丁目 みやちょう 1965年12月1日 1965年12月1日 大字岩槻、大字太田の各一部 宮町二丁目は1番街区から16番街区まで
仲町一、二丁目 なかちょう 1966年10月1日 1966年10月1日 大字岩槻、大字太田の各一部
東町一、二丁目 ひがしちょう 1966年10月1日 1966年10月1日 大字岩槻の一部
美幸町 みゆきちょう 1966年10月1日 1966年10月1日 大字岩槻の一部
宮町二丁目 みやちょう 1965年12月1日 1988年10月3日 大字岩槻、大字太田の各一部 17番街区から27番街区まで
本丸一~四丁目 ほんまる 1988年10月3日 1988年10月3日 大字太田、大字岩槻の各一部
太田一~三丁目 おおた 1988年10月3日 1988年10月3日 大字太田、大字岩槻の各一部
城町一、二丁目 しろまち 1988年10月3日 1988年10月3日 大字太田、大字岩槻の各一部
城南一~五丁目 じょうなん 1989年11月6日 1989年11月6日 大字柏崎、大字真福寺、大字飯塚の各一部
府内一~四丁目 ふない 1989年11月6日 1989年11月6日 大字木曽良の全域、大字岩槻、大字村国、大字飯塚の各一部
加倉一~四丁目 かくら 1990年10月1日 1990年10月1日 大字加倉の一部
加倉五丁目 かくら 1991年10月7日 1991年10月7日 大字加倉の一部
並木一、二丁目 なみき 1991年10月7日 1991年10月7日 大字岩槻、大字加倉の各一部
原町 はらまち 1991年10月7日 1991年10月7日 大字加倉、大字柏崎の各一部
西原 にしはら 2000年2月7日 2000年2月7日 大字岩槻、大字加倉の各一部
西原台一、二丁目 にしはらだい 2000年2月7日 2000年2月7日 大字岩槻、大字加倉の各一部

河川

池沼

歴史

年表

人口

区成立後から毎年4月1日の人口。住民基本台帳人口より(台帳法改正前の2012年以前は台帳人口+外国人登録人口の数値)[2]

2005年 111,788人
2006年 111,688人
2007年 111,647人
2008年 111,707人
2009年 112,300人
2010年 112,780人
2011年 112,492人
2012年 112,297人
2013年 111,848人
2014年 111,281人
2015年 111,198人

施設

図書館

工業団地

  • 慈上野・古ヶ場工業団地

金融機関

行政

  • 岩槻区役所
歴代区長
氏名 就任 退任 期・備考
菊地重明 平成21年
菊池重明 平成22年
新井久雄 平成23年
花野井均 平成24年
花野井均 平成25年
中井達雄 平成26年
中井達雄 平成27年
内藤和夫 平成28年

警察

  • 岩槻警察署 - 蓮田市も管轄。
    • 岩槻駅前交番
    • 東岩槻駅前交番
    • 城南交番
    • 慈恩寺駐在所

消防

地域

医療機関

住宅団地

  • 岩槻愛宕住宅(愛宕町)
  • 岩槻金重住宅(平林寺)
  • 岩槻慈恩寺住宅(慈恩寺)
  • 岩槻諏訪山下住宅(諏訪)
  • 岩槻西原住宅(岩槻)
  • 岩槻南平野やまぶき住宅(南平野)
  • 岩槻表慈恩寺住宅(表慈恩寺)
  • 岩槻府内住宅(府内)

教育

小学校
中学校
高等学校
大学

公園

人形のまち

ファイル:Iwatsukiningyo.jpg
岩槻区内の人形店

岩槻城下にあたる岩槻駅東口を中心として岩槻人形と呼ばれる雛人形を専門とする人形店が集積し、「人形のまち」として全国的に知られる。岩槻の名物としては特に雛人形、などの人形が有名である。これは日光東照宮造営に関わった職人が、名水井戸があったためその後岩槻にとどまり、江戸初期に始めたものと言われている。現在も岩槻駅周辺や人形町通り、市宿通りなどに人形店が軒を連ねる。

電話番号

市外局番は市内全域「048」。市内局番が「6XX」「7XX」「8XX」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(浦和MA)。収容局は岩槻局、川通局、和土局、慈恩寺局。「7xx」から始まる市内局番は岩槻区と同じNTT東日本岩槻営業所(旧電報電話局)管内に属する蓮田市のほか、上尾市桶川市北足立郡伊奈町春日部市で使用されている。

郵便

郵便番号は、区内全域が「339-00xx」である。

  • 岩槻郵便局 - 区全域の集配を担当
    • 岩槻西原郵便局
    • 岩槻本町郵便局
    • 東岩槻郵便局
    • 岩槻本丸郵便局
    • 岩槻西町郵便局
    • 岩槻和土郵便局
    • 岩槻上野郵便局
    • 岩槻仲町郵便局
    • 慈恩寺郵便局
  • 新岩槻郵便局

交通

道路

高速道路
一般国道
県道

鉄道

地下鉄延伸

埼玉高速鉄道(東京7号線)が岩槻市を通って蓮田市まで延伸される計画があり、岩槻駅前や区役所には計画の早期実現を訴える垂れ幕が掲げられている。中心市街地の商業機能衰退や交通空白地帯の存在などの諸問題解決に大きな効果があるとされる[3]。岩槻-浦和美園駅間の2017年度以後の着工に向けて「さいたま市地下鉄7号線延伸事業化推進期成会」が発足している[4]。区内に中間駅の設置も予定されている。

かつて通っていた鉄道

未成線

バス

観光

寺社

名所・史跡・旧跡・保存樹木

祭事・催事

  • 岩槻まつり
  • 久伊豆神社
    • 岩槻の黒奴 - 日本三(日光の赤奴・甲府の白奴、岩槻の黒奴)の一つで、江戸時代には久伊豆神社の神幸祭・神輿渡御を先導し、岩槻城内、城下を練り歩いていたが、昭和に廃れてしまった。
    • もうかりやっこ - 岩槻の黒奴を復活させようと、さいたま商工会議所青年部の有志「岩槻黒奴保存会」により作られた、町おこしキャラクター。「小判の笠」、「金の草履」など人々を幸せにするものを身にまとい、みんなが幸せになるように活動中。一人称はオラ。語尾にやんすがつくのが特徴。
  • 岩槻安穏朝市
  • 東岩槻まつり

ギャラリー

岩槻城黒門  
さいたま市消防局岩槻消防署笹久保出張所  

出身有名人

関連項目

脚注

外部リンク