平尾 (福岡市)

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平尾(ひらお)は、福岡市中央区の地名。現行行政地名は平尾一丁目から平尾五丁目と平尾浄水町(ひらおじょうすいまち)。共に住居表示実施地域である。郵便番号は平尾一丁目~五丁目が810-0014、平尾浄水町が810-0029。

地理

中央区の南端部に位置している。東側は西鉄天神大牟田線薬院駅西鉄平尾駅間の線路によって隣の大宮・那の川地区と境界を成し、南側は筑肥新道(旧国鉄筑肥線跡)により境界を成す。南側の境界は中央区・南区の境界と一致している。

平尾一丁目から平尾五丁目に分かれているほか、区域西端部に平尾浄水町がある。

東側の平尾一丁目・平尾二丁目は鉄道駅や幹線道路に近く、商業施設やオフィスが多い。平尾三丁目から平尾五丁目および平尾浄水町は福岡市動植物園に近く、幹線道路から離れており坂の多い地形が特徴で、福岡市中心部にも比較的近いことから高級住宅街となっている。

広義の「平尾地域」としては行政名の平尾のほかその周辺地域も含まれ。また隣接する高宮(広義)との境界は曖昧である。

地価

住宅地の地価は2014年平成26年)1月1日に公表された公示地価によれば平尾3-26-4の地点で24万4000円/m2となっている。

歴史

平安時代、平清盛が「袖の湊」を博多津に開いた当時の博多津を描く住吉神社蔵「博多古図」では、内海「冷泉津」と「草香江」を隔てる小高い丘陵地に「平尾村」の字が伺える。明治時代までは那珂郡平尾村となっていた。1889年町村制施行の際は那珂郡八幡村の一地域となり、1926年4月1日に八幡村が福岡市に編入された際に福岡市となった。

町域の変遷

住居表示実施後 実施年月日 住居表示実施前(各大字・町名ともその一部)
平尾一丁目から平尾五丁目 1972年昭和47年) 平尾本町・原吉町・露町・一本木町・黒金町・平尾新川町・平丘町・浄水通・山荘通1丁目〜3丁目・大字平尾
平尾浄水町 2008年平成20年)12月15日[1] 平尾浄水町

学校

小学校は平尾三丁目にある平尾小学校に通うことになる。中学校は西隣の小笹小学校校区内にある平尾中学校の校区となっている。

区域内の平尾三丁目に福岡県立福岡中央高等学校がある。

交通

東側を県道31号線(高宮通り)が北から南東に向かって通る。また主要地方道ではないが、南端を東西に通る県道555号線(山荘通り・百年橋通り)も交通量が多い。この2本の道路は南東端近くの平尾交差点で交差する。西端部には浄水通りが南北に通っている。

鉄道

鉄道交通としては、南北に西鉄天神大牟田線が貫いており、南東端に西鉄平尾駅がある。地域によっては隣の薬院駅が最寄りとなる場所もある。

以前は国鉄筑肥線が通っており、西鉄平尾駅と筑前高宮駅にて、国鉄と西鉄の乗り換えに利用されていた。

なお、「(南)山荘通り」・「新川町」・「一本木」などのバス停は住居表示実施前の町名の名残である。

バス停
54番(快速 上:天神・吉塚・九大前<渡辺通り経由> 下:片江)
平尾 - 山荘通り - 南山荘通り
54番(快速 上:天神・吉塚・九大前<渡辺通り経由>)・54-1番(快速 下:西新・福岡タワー)
平尾 - 山荘通り - 南山荘通り
59番(快速 上:天神・吉塚・九大前<渡辺通り経由> 下:柏原)
平尾 - 山荘通り - 南山荘通り
50番(上:博多駅・中央埠頭<住吉経由> 下:桧原)
新川町 - 一本木 - 平尾
51番(上:吉塚・九大病院<警固経由> 下:柏原)
新川町 - 一本木 - 平尾
51番(特快 上:九大病院<警固経由> 下:柏原)
平尾
52番(上:天神・吉塚<警固経由> 下:桧原・柏原・長住六丁目)
新川町 - 一本木 - 平尾
52-1番(上:天神<警固経由> 下:桧原)
新川町 - 一本木 - 平尾
69番(上:博多駅(那の川経由) 下:桧原)
平尾 - 山荘通り - 南山荘通り
69-1番(上:博多駅(那の川経由) 下:藤崎)
平尾 - 山荘通り - 南山荘通り

脚注

  1. 住居表示変更 - 福岡雙葉小学校、2015年11月12日閲覧。