新潟日報

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新潟日報(にいがたにっぽう)は、新潟日報社が編集・発行する朝、夕刊の新聞(地方紙)。1942年昭和17年)の新聞統制によって新潟日日新聞・新潟県中央新聞・上越新聞を統合し創刊された。朝刊(統合版)発行部数約44万部、夕刊発行部数約4万部(2017年9月ABC)。朝刊(統合版)は県下普及率約50%(2017年[1]

歴史

ファイル:Niigata nippo.jpg
新潟日報社 黒埼本社社屋、1982年から2013年まで本社が置かれていた。
  • 1942年 新潟日日新聞・新潟県中央新聞・上越新聞の3紙が合併し、「新潟日報」が誕生。
  • 1955年 新潟大火のため臨時に長岡支社で発行。
  • 1964年 新潟地震による報道活動により日本新聞協会賞を受賞。
  • 1970年 通年企画「あすの日本海」が菊池寛賞を受賞。
  • 1982年 本社を新潟市東中通(現在の中央区)から西蒲原郡黒埼町善久(現在の新潟市西区、黒埼本社所在地)に移転。
  • 1989年 通年企画「東京都湯沢町」が日本新聞協会賞を受賞。
  • 2001年 新潟放送などと共同で「メディアステーションbanana」を開設。
  • 2004年 キャンペーン企画「拉致・北朝鮮」が日本新聞協会賞を受賞。
  • 2008年 通年企画「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」が日本新聞協会賞と日本ジャーナリスト会議のJCJ賞を受賞。
  • 2013年 新潟市中央区万代の新社屋「新潟日報メディアシップ」が竣工。本社登記を同地へ移転、旧本社屋を黒埼本社に改称。
  • 2015年 「新潟日報報道部長ツイッター中傷投稿事件」が発覚。
  • 2016年 11月1日付より、夕刊を大幅リニューアルし、タブロイド判12ページ(土曜のみ16ページ)で大人のための新聞をコンセプトとした「Otona+」として発行する[2]

構成

総合・国際面は共同通信社提供が中心、県外記事は北海道新聞(北海道)・河北新報(宮城)・東京新聞(東京)・中日新聞(愛知)・神戸新聞(兵庫)・中国新聞(広島)・西日本新聞(福岡)との連携が強い。

地域面は、かつては各地域ごとに差し替えられていたが、2010年3月30日より全地域一括掲載となった。平日は月曜日を除いて6面(「地域(フロントページ)」、「下越新潟ワイド」、「新潟佐渡」、「県央長岡」、「中越上越」、「地域」)で構成される(月曜日は全県で1面と隣県に関する記事が1面の計2面)。また、スポーツ面はアルビレックス新潟新潟アルビレックスBBなど、新潟のチームの試合の翌発行日朝刊に、他会場の結果よりスペースが取られて試合結果が掲載されることが多い。

柏崎刈羽発電所問題について通年企画を組んでいる。

読者投稿欄

毎日、「窓」と題した投稿欄に読者の投稿記事を掲載しており、その中に若者対象の投稿欄を「キラキラきらり」として日に一名分設けている。これには県外読者からの投稿もある。読者の投稿に対し返答がきた場合、「お答えします」の欄で答えとして掲載される。類似投稿欄として「私も一言」、長文の投稿を掲載する「私の視点」もある。

夕刊の大刷新

新潟日報は現行の夕刊を2016年11月1日から大幅に刷新し、「新潟で暮らす大人の可能性を広げ、大人を楽しみ、大人のあしたを考える」ことを最大のテーマとして、「Otona+」(おとなプラス)と題したタブロイド判夕刊紙として新装刊させる[2]

「Otona+」では、都市部で発行する夕刊専売新聞と同じ要領で、紙面はタブロイドサイズとし、カラー写真などに適した白身の強い「高白紙」を採用。なるべく朝刊配達地域でも古くなりにくいテーマを紙面に掲載させ、大人の知的好奇心あふれるテーマを連日カラーで特集するコーナーを含め、「速報性のあるものはコンパクトに、じっくりと読んでもらいたいテーマにはワイド編集で」という紙面体裁を目指す[3]

夕刊の大刷新に際しては、読者の意見を2016年5月にアンケートとして取りまとめ、約12000人から回答が集まり、さらに読者のモニターリングにより同6月に試験版を発行、それを購読したモニターを対象にした「カンカンガクガク会議」と称した座談会で「コンパクトで手に取りやすい紙面だ」という意見があり、概ね好評だったという[4]

4コママンガ

朝刊

  • 『トマトさん』(にしみやおさむ):1990年頃〜2000年6月
  • 『あんずちゃん』(田中しょう)2000年6月〜2007年7月31日
  • ちびまる子ちゃん』(さくらももこ)2007年8月1日〜2011年12月31日
    • 中日新聞など他の連載紙より1か月遅れの連載開始となったが、連載初日は他紙が7月1日に掲載した初回分を掲載し8月2日から同時掲載となった。
  • 『カリンさん』(しもんまさゆき)2012年1月1日〜

夕刊

  • 『ヒラリ君』(井田良彦):〜2000年6月
  • 『トマトさん』(にしみやおさむ):2000年6月〜2007年7月31日
  • 『カンちゃん』(フジヤマジョージ):2007年8月1日〜2016年10月31日

Otona+(おとなプラス)(夕刊)

  • 『ねえ、ぴよちゃん』(青沼貴子)2017年4月3日〜 (月曜日~金曜日のみ)
    • この作品から「ちびまる子ちゃん」以来5年2ヶ月ぶりにブロック紙3社連合と同じものを掲載。

価格、購読料

  • 朝刊・Otona+セット 月ぎめ3980円
  • 朝刊のみ 月ぎめ3093円(1部133円)
  • Otona+のみ 月ぎめ1200円(1部60円)
いずれも税込み。送料別。
2016年11月1日より、これまで夕刊の配達ができなかった新潟市周辺以外の地域の読者にも、「Otona+」発行翌朝の朝刊との同時配達でのセット購読(朝刊のみ・Otona+のみの単独購読も可)が可能となる[5]。1部売りについては朝刊は従前と同じだが、「Otona+」のみの1部売りは60円となる[3]

脚注

関連項目

外部リンク