日曜洋画劇場

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日曜洋画劇場』(にちようようがげきじょう)は、テレビ朝日(旧:NETテレビ)系列で、『日曜エンターテインメント』の一企画扱いとして、不定期に放送されたテレビ映画番組。本文詳述の通り、2013年3月31日放送までは単独枠として、毎週放送されたが、2013年4月7日以後は『日曜エンターテインメント』(以下『日曜エンタ』と称す。単発特番枠)内で映画を取り上げる場合に、『日曜エンタ・日曜洋画劇場』の二重冠での不定期放送に移行し、20:58 - 21:00に見所を紹介する『今夜の日曜洋画』も別途放送開始した。

概要

開始当初は『土曜洋画劇場』(どようようがげきじょう)というタイトルで、現在の『土曜プライム』の枠で放送されていた(放送期間は1966年10月1日 - 1967年4月1日[注 1]。1967年4月9日より現在の枠に移動。[注 2]

基本的にはタイトルどおり、「洋画」を放送するが、アニメ映画邦画および『Xファイル』・『ナイトライダー』などの海外ドラマ、テレビ朝日系列で放送された連続サスペンス・刑事ドラマ(『トリック』・『西部警察 SPECIAL』・『相棒』など)も「特別企画」として放送することがある。日本のアニメ映画の放送は『STAND BY ME ドラえもん』のみである。不定期放送後は放送回数が減っており、2016年は8月現在で洋画放送は3本のみである。

なお、2017年4月23日から日曜20:54 - 21:54[注 3]に『サンデーステーション』が開始となる[1]および同月16日から日曜21:58 - 23:05に『しくじり先生 俺みたいになるな!!』が月曜20:00 - 20:54から枠移動・拡大する[2][注 4]ため、『日曜エンタ』枠自体は3月19日をもって終了したが、『日曜洋画劇場』は同年2月12日の「相棒 -劇場版-」をもって終了した。

放送時間と編成

1967年4月9日 - 2011年10月9日までは毎週日曜日21:00 - 22:54(JST)で、2011年10月16日から毎週日曜日21:00 - 23:10(JST)。基本的には映画の全編は放送せず、放送時間に合わせ所々をカットして放送する。

なお、毎年7月の『全英オープンゴルフ』(最終日)、衆議院・参議院選挙投票日当日の『選挙ステーション』などで、番組が中止されることがある。また、『氷点』(2006年)や『点と線』(2007年)など、通常の『土曜ワイド劇場』枠と合せた「土・日2夜連続スペシャルドラマ」が放送される場合もあり、その時は『日曜洋画劇場』としては放送休止となる(スポンサーも通常のものではなく特番用のものが入る)。過去に「ウィンブルドンテニス男子シングルス決勝」の放送権をテレビ朝日が持っていた場合は、その衛星生中継による休止もあった。他、特殊な事例として、1989年1月8日放送予定だった『キング・ソロモンの秘宝』が昭和天皇の崩御(死去)に伴う特別番組への差し替えのため2月19日に放送を延期したことがある。

1970年代までは、12月31日(大晦日)が日曜日となった場合にも放送された例がある(1972年など)。映画自体は質の高いものや人気作品が放送されたが、当時存在感が大きかった『NHK紅白歌合戦』と放送時間帯が重なり、視聴率は非常に低くなった(日曜洋画としての視聴率のワーストクラスの歴代は、この場合が占めた)。この場合の視聴率の低さについて、淀川は著書で残念がっていた。

外国作品では2か国語放送を行い、デジタル放送ではステレオ2音声で放送されるが、作品によっては第1音声を日本語吹き替えの5.1サラウンド、第2音声を原語のステレオ音声で放送されることがある。例外として、2000年5月7日の『ロミオ+ジュリエット』では字幕を表示し、2か国語の主音声を英語、副音声を日本語吹き替えで放送した。

歴代解説者

「土曜洋画劇場」の放送開始以来、映画解説者の淀川長治が映画の冒頭と終了後の解説を担当してきた。1998年11月15日放送の『ラストマン・スタンディング』の解説を最後に、89歳で現役のまま死去した。その後、映画の解説自体をせずに放送する状態が続いていたが(まれに大塚明夫が解説をしていたこともあった)、2003年10月、テレビ朝日開局45周年と六本木ヒルズの新社屋移転を機にオープニングやロゴなどを一新。週替わりで芸能人作家スポーツ選手などの有名人・著名人らが冒頭でその映画についての思いを語る形式になった。その後はオープニングのナレーションの担当である声優の大塚明夫が行っている。また、過去には小林一枝などテレビ朝日アナウンサーが、次回予告などのナレーションをしたことがある。

放送時間の変遷

  • 単独番組として放送された期間のみ、放送時間を記す(『日曜エンタ』の一企画として放送されている期間については同項を参照)。
放送期間 放送時間 (JST) 放送分数
1966年10月 - 1967年03月 土曜日21:00 - 22:56 116分
1967年04月 - 2011年09月 日曜日21:00 - 22:54 114分
2011年10月 - 2013年03月 日曜日21:00 - 23:10 130分

演出

歴代オープニング

  • バレリーナとカウボーイのシルエットが動く切り絵アニメ」(初期モノクロ、後にカラー)1966年10月 - 1969年9月まで
  • 万華鏡」1969年10月 - 1984年9月 神津善行「NET日曜洋画劇場テーマ」 日曜洋画劇場 オープニング(万華鏡)
  • 撮影現場のシルエット」1984年10月 - 1996年6月まで あかのたちお「日曜洋画劇場オープニングテーマ」
  • チャールズ・チャップリン」1996年6月 - 2003年9月まで 大林宣彦演出
  • 天動説」2003年10月 - 2010年3月(映画『ドラえもん のび太の南海大冒険』の劇中音楽の一部分を使用している。作曲:大江千里。また)
  • 世界でいちばん大きな映画館」2010年3月 - 2016年9月 企画・制作:ロボット
  • 50周年」2016年10月 - 11月(50周年限定) 音楽:Open Reel Ensemble(番組開始50周年を記念。歴代6本のOP映像をリミックスしたもので、映像内に淀川も登場[3]。ただし洋画限定での使用であり、このOPはわずか2回限りとなった)

歴代エンディング

  • 番組開始 - 2003年9月まで
    • 映像:その回に放送した映画の一場面のスチール写真(後にダイジェスト映像)を背景に、吹き替えに携わった声優等のスタッフのクレジットの字幕が切り替え式で表示。
    • BGM:「ソー・イン・ラヴ (So in Love)」(コール・ポーター作曲)。後に映画となったミュージカルキス・ミー・ケイト』の挿入曲。
      • 使用音源は2種類ある。
        1. モートン・グールド楽団による演奏。グールド自身が編曲・ピアノ・指揮したもの。1951年7月12日のモノラル録音。同年発売の彼のアルバム『Curtain Time 』(米コロムビア レコード番号:ML 4451、10インチアナログLP盤)の最後に収録されている。
        2. クロード・フィリップ・オーケストラによる演奏。1974年に、当時の日本フォノグラムがアルバム『日曜洋画劇場〜ヒット・スクリーン・テーマ』として発売した音源によるもの(初出レコード番号:FX-8062[注 5])。上記のモートン・グールドの演奏のアレンジを基にしたもの。

歴代高視聴率獲得作品

『日曜エンタ』の一企画扱いに降格前のもののみ示す。数字はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。

順位 放送日 作品 視聴率
1位 1983年10月9日 スーパーマン(1979年) 32.1%
2位 1977年5月15日 エマニエル夫人(1975年) 30.8%
3位 1984年10月21日 ザ・デイ・アフター(1984年) 30.0%
4位 1991年9月8日 ターミネーター(1985年) 29.7%
5位 1990年10月7日 ダイ・ハード(1989年) 29.0%
6位 1989年12月17日 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1977年) 28.6%
7位 1990年4月1日 ロボコップ(1988年) 28.0%
8位 1983年10月16日 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1977年) 27.2%
1972年7月16日 史上最大の作戦(後編)(1963年)
10位 1974年4月7日 007 ゴールドフィンガー(1965年) 26.7%

担当プロデューサー

特色

本番組は、映画番組の中でも最も長寿の番組枠[注 6]である。本番組で淀川が映画解説をしていた時代では、複数の特色があった。

発足から1980年代まで

テレビで洋画を見るというコンセプトで開始された。吹き替え放送であり、カットやトリミングを余儀なくされることなどの技術的な問題や、まだ映画ファンの間には「映画は劇場で観る」という意識が強かったこともあり、決して順調なスタートとは言えなかった。だが淀川の軽妙で親しみやすい解説と放送される数々の名画により徐々に人気が出始め、NETテレビ→テレビ朝日の看板番組として定着した。また、映画に対しては硬派な視点を持つ淀川も、本番組については「劇場で映画を見に行くようにさせるための手引き」という観点からこの番組の解説を行なっていたようである。

1980年代から1998年まで

80年代には放送権の高騰などにより、メジャー系の大作映画を確保することが困難になってしまう。その状況を打開するため、日本では未公開の作品や低予算作品を発掘、放送することが多くなった。それらの作品には『宇宙から来たツタンカーメン』等の珍作もあったが、内容の充実した作品もあった。主なラインナップとしては、ジェームズ・キャメロンのデビュー作『殺人魚フライングキラー』等がある。また、『ヒドゥン』、『狼の血族』、『ターミネーター』等、アボリアッツ映画祭でグランプリを受賞した作品や、ジョン・カーペンター作品等ホラー・サスペンスの知られざる佳作も放送された。映画の質が落ちながらも、幅広い知識と視点で視聴者に解説する淀川や、日本語版の制作にも力をいれたスタッフの尽力もあり、引き続きテレビ朝日の看板番組として高い人気を保持し続けた。

一方で視聴者の嗜好の変化により、娯楽性の高い作品や話題作も積極的に取り上げ、『スーパーマン』を始め、『ダイ・ハード』(29.1%)や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(23%)等の人気作品をいち早く放送し、高視聴率を上げた。大作にも積極的であり『アマデウス』、『ラストエンペラー』、『JFK』、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』等の超大作は時間延長して放送された。また、当時テレビ朝日で放送されていた人気海外ドラマ『ナイトライダー』、『特攻野郎Aチーム』、『X-ファイル』等のスペシャル版も放送されていた。特に『特攻野郎Aチーム』は、主役のジョージ・ペパードが急逝した折には追悼放送がされるなど人気演目の一つであった。

この1980年代から淀川が逝去するまでの1998年までは、文字通り番組の黄金時代であったといえる。また邦画が放送されたこともしばしばあったが(特別企画として放送)、その場合は淀川の解説は全くなかった。これは、淀川と映画会社やスポンサーサイド、映画スタッフとの軋轢を避けるためであった。

淀川の死、そしてリニューアル

日本未公開作品の増加
度重なる休止の増加や放送時間の繰り下げ
  • 2012年に入ると、これまでのスポーツ中継やスペシャルドラマに加え、バラエティ番組のスペシャル版で休止するケースがあり、その場合は20:58からみどころを放送開始したあと、ステブレレスで21:00に本編に入ることもある。また、『シルシルミシルさんデー』などのスペシャルで21:30や22:00からの放送となるケースが増加している。特に10月期(10-12月)は6回しか放送されず、バラエティ番組などで休止することが多かった。2013年の2月に至ってはバラエティ番組スペシャル版、スペシャルドラマの編成のために、当番組は全て休止になっている。
リニューアルへ
  • 2013年3月6日に行われたテレビ朝日の4月期改編説明会において『日曜洋画劇場』の枠名を変更し『日曜エンターテインメント』(略称『日曜エンタ[4])としてリニューアルすることが発表された。新枠では映画のみならず、大型ドラマ、バラエティー特番等多彩な番組を編成する[5]。なお引き続き、映画放送時には『日曜エンタ・日曜洋画劇場』の二重冠を使用する[6][4]が、洋画を放送する場合は、従来通り『日曜洋画劇場』となる場合もあった。

この時期の主な出来事

ネット局

『日曜エンタ・日曜洋画劇場』としての最終回時点でのネット局

参照: 日曜エンターテインメント#ネット局

『日曜エンタ』開始前の過去のネット局

系列は現在の系列。放送当時テレビ朝日系列単独加盟局やクロスネット局だった局は○を、テレビ朝日系新局開局やネットチェンジによる終了は△をそれぞれ付加してある。

放送対象地域 放送局 系列 備考
青森県 青森放送 日本テレビ系列 1991年9月まで[注 10] ○△
岩手県 テレビ岩手 1969年12月開局から、1971年12月打ち切り[注 11]
宮城県 ミヤギテレビ 1970年10月開局から1975年9月まで[注 12] ○△
秋田県 秋田放送 1992年3月まで[注 13]
山形県 山形放送 1980年4月から1993年3月まで[注 14] ○△
福島県 福島中央テレビ 1970年4月から1981年9月まで
新潟県 新潟総合テレビ フジテレビ系列 1981年4月から1983年9月まで
長野県 テレビ信州 日本テレビ系列 1980年10月開局から1991年3月まで
福井県 福井テレビ フジテレビ系列
中京広域圏 中京テレビ 日本テレビ系列 1969年4月から1973年3月まで
変則ネット解消により終了
○△
近畿広域圏 毎日放送 TBS系列 1975年3月30日まで
腸捻転解消により終了
○△
鳥取県島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列 1972年10月から1989年9月まで[注 15]
山陰放送 TBS系列 1989年10月から2009年3月まで[注 16]
岡山県 岡山放送 フジテレビ系列 旧:テレビ岡山
1969年4月開局から1979年3月まで[注 17]
○△
広島県 中国放送 TBS系列 1970年11月まで[注 12]
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列 旧:愛媛放送
1995年3月まで[注 18]
高知県 高知放送 日本テレビ系列 [注 19]
長崎県 長崎放送 TBS系列 1990年3月まで[注 20]
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列 1969年4月開局から1989年9月まで ○△
大分県 テレビ大分 日本テレビ系列
フジテレビ系列
1993年9月まで[注 12]
宮崎県 宮崎放送 TBS系列 1970年代後半頃に時差ネット[注 21]
テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
2004年11月7日に1度だけ放送[注 22]
鹿児島県 鹿児島テレビ フジテレビ系列 1969年4月開局から1982年9月まで ○△
沖縄県 琉球放送 TBS系列 1982年打ち切り[注 23]

吹替えについて

  • タレント吹替えを殆ど行わず、プロの声優による日本語版制作が中心である。
  • 近年はタレントを起用せずとも有名声優を起用することで「特別吹き替え版」と題して放送し、番組公式サイトに声優へのインタビューや起用の経緯を掲載するなど、番組限定の吹き替えに付加価値を与える広報戦略を取っていた。
  • 先述した通り、他番組のキャラクターが声優を務めた事例もある。
  • 2010年代に入ると、吹き替え音源のオフィシャル化が進められた事で、テレビ放送独自の吹き替え製作が減少していき、劇場公開・映像ソフト版の吹き替えをそのまま放送する局も多い中、本番組は極力独自の日本語版制作に力を入れ、かなりのこだわりを見せていた。しかし、不定期放送となった2013年以降は番組自体の放送が減少しており、洋画の放送も少なくなっていき、以前のように新録音源の制作も行われなくなった。2012年11月1日放送の『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』から2014年11月2日放送の『バイオハザードV リトリビューション』まで、新録の吹き替え制作は2年間途絶え、現在ではタレント吹替を含んでいた場合でも、ソフト版を中心とした吹替音源で放送している。

キャスティングの定番

俳優 声優
ア行
アーネスト・ボーグナイン 富田耕生
アーノルド・シュワルツェネッガー 玄田哲章
R・G・アームストロング 加藤精三
アーロン・エッカート 井上和彦
アラン・ドロン 野沢那智
堀勝之祐
アル・パチーノ 菅生隆之
樋浦勉
アリ・ラーター 林真里花
アレック・ボールドウィン 江原正士
菅生隆之
アンジェリーナ・ジョリー 深見梨加
アンソニー・クイン 小松方正
アンソニー・ジェームズ 千田光男
アントニオ・バンデラス 山路和弘
大塚明夫
イングリッド・バーグマン 水城蘭子
ウィリアム・ハート 堀勝之祐
ウィリアム・フォーサイス 麦人
ウィリアム・ホールデン 近藤洋介
ウィル・スミス 山寺宏一
東地宏樹
ヴィング・レイムズ 宝亀克寿
ヴィンス・ヴォーン 江原正士
ウェズリー・スナイプス
ウォルター・ブレナン 槐柳二
エヴァ・ガードナー 翠準子
エディ・マーフィ 山寺宏一
エリザベス・シュー 佐々木優子
エリザベス・テイラー 武藤礼子
オードリー・ヘプバーン 池田昌子
オデッド・フェール 江原正士
カ行
カーク・ダグラス 宮部昭夫
カート・ラッセル 原康義
キアヌ・リーブス 宮本充
森川智之
キース・デイヴィッド 銀河万丈
クラーク・ゲーブル 納谷悟朗
クラウディア・カルディナーレ 小原乃梨子
クリス・クリストファーソン 大塚周夫
クリストファー・ウォーケン 野沢那智
クリストファー・リーブ ささきいさお
クリストファー・ロイド 穂積隆信
クリント・イーストウッド 山田康雄
野沢那智[注 24]
クルト・ユルゲンス 久松保夫
井上孝雄
グレース・ケリー 武藤礼子
野口ふみえ
グレゴリー・ペック 城達也
ゲイリー・クーパー 黒沢良
ゲイリー・ビジー 金尾哲夫
樋浦勉
ケビン・コスナー 津嘉山正種
ゴールディ・ホーン 藤田淑子
サ行
ザック・ギャリガン 関俊彦
サミュエル・L・ジャクソン 石塚運昇
銀河万丈
サモ・ハン・キンポー 水島裕
サム・ワーシントン 浪川大輔
サンドラ・ブロック 松本梨香
ジーン・ハックマン 小池朝雄
石田太郎[注 25]
ジーン・ワイルダー 広川太一郎
ジェームズ・アール・ジョーンズ 藤本譲
ジェームズ・ウッズ 野沢那智
ジェームズ・コバーン 小林清志
ジェームズ・ステュアート 浦野光
小川真司
ジェームズ・ベルーシ 富山敬
ジェイソン・ステイサム 井上和彦
ジェット・リー 池田秀一
楠大典
ジェニファー・ジョーンズ 里見京子
ジェフリー・ハンター 中田浩二
シエンナ・ギロリー 岡本麻弥
シガニー・ウィーバー 弥永和子
戸田恵子[注 26]
シドニー・ポワティエ 田中信夫
シャーリー・マクレーン 小原乃梨子
ジャクリーン・ビセット 鈴木弘子
ジャッキー・チェン 石丸博也
ジャック・ニコルソン 石田太郎
内海賢二
ジャック・パランス 大塚周夫
ジャック・レモン 愛川欽也
シャロン・ストーン 小山茉美
土井美加
ジャン=クロード・ヴァン・ダム 山寺宏一
ジャン=ポール・ベルモンド 山田康雄
ジュディ・デンチ 沢田敏子
ジュリアーノ・ジェンマ 野沢那智
ジュリア・ロバーツ 田中敦子
ジョー・ペシ 樋浦勉
ジョージ・ケネディ 小林清志
ジョージ・ペパード 羽佐間道夫
ショーン・コネリー 近藤洋介
坂口芳貞
ジョニー・デップ 関俊彦
ジョン・ウェイン 納谷悟朗
小林昭二
ジョン・スペンサー 小島敏彦
ジョン・ヴォイト 天田俊明
小林勝彦
ジョン・マルコヴィッチ 樋浦勉
シルヴェスター・スタローン ささきいさお
スティーブ・マックイーン 内海賢二
スティーヴン・セガール 大塚明夫
スペンサー・トレイシー 森山周一郎
俳優 声優
タ行
ダニー・グローヴァー 池田勝
ダニエル・クレイグ 藤真秀
チャーリー・シーン 堀内賢雄
チャールズ・ブロンソン 大塚周夫
チャールトン・ヘストン 納谷悟朗
チャック・コナーズ 大塚周夫
チャック・ノリス 井上孝雄
ディーン・マーティン 羽佐間道夫
デビッド・ニーブン 中村正
デビッド・ハッセルホフ ささきいさお
デヴィッド・ペイマー 牛山茂
デボラ・カー 水城蘭子
テリー・サバラス 大平透
デンゼル・ワシントン 小山力也
ドナルド・サザーランド 家弓家正
前田昌明
トニー・カーティス 広川太一郎
トミー・リー・ジョーンズ 小林清志
菅生隆之
トム・クルーズ 森川智之
ドルフ・ラングレン 大塚明夫
ナ行
ナンシー・アレン 小宮和枝
ニコラス・ケイジ 大塚明夫
山路和弘
ニック・ノルティ 玄田哲章
ハ行
ハーディ・クリューガー 中田浩二
細井重之
バート・ランカスター 久松保夫
瑳川哲朗
バート・レイノルズ 田中信夫
パット・ヒングル 藤本譲
ハリソン・フォード 磯部勉
堀勝之祐
ハンフリー・ボガート 久米明
ピアース・ブロスナン 田中秀幸
ヒース・レジャー 大塚芳忠
ピーター・オトゥール 井上孝雄
ピーター・コヨーテ 佐々木勝彦
ピーター・セラーズ 大塚周夫
ピーター・フォーク 穂積隆信
ピーター・フォンダ 山田康雄
ピーター・ユスティノフ 田中明夫
ビリー・ディー・ウィリアムズ 内海賢二
田中信夫
ヒュー・ジャックマン 磯部勉
山寺宏一
ブラッド・ピット 森川智之
山寺宏一
フランコ・ネロ 小林清志
フランク・シナトラ 家弓家正
ブルース・ウィリス 野沢那智
樋浦勉[注 27]
ブレンダン・フレイザー 堀内賢雄
ヘンリー・フォンダ 小山田宗徳
瑳川哲朗
ベン・ジョンソン 穂積隆信
ポール・ニューマン 川合伸旺
マ行
マーティン・シーン 富山敬
マーティン・ローレンス 高木渉
マイク・エップス
マイケル・ケイン 広川太一郎
小林修
マイケル・J・フォックス 三ツ矢雄二
宮本充
マイケル・ダグラス 小川真司
津嘉山正種
マイケル・ビーン 田中秀幸
マデリーン・ストウ 高島雅羅
マリリン・モンロー 向井真理子
ミッキー・ローク 安原義人
ミラ・ジョヴォヴィッチ 岡寛恵
メル・ギブソン 磯部勉
山寺宏一
モーガン・フリーマン 坂口芳貞
モンゴメリー・クリフト 山内雅人
ヤ行
ユル・ブリンナー 小林修
ラ行
リーアム・ニーソン 大塚明夫
リー・ヴァン・クリーフ 納谷悟朗
リー・J・コッブ 富田耕生
リー・マーヴィン 小林清志
リチャード・ウィドマーク 大塚周夫
リチャード・クレンナ 内田稔
リチャード・ドレイファス 樋浦勉
リチャード・バートン 田口計
レオナルド・ディカプリオ 浪川大輔
ローレン・バコール 大塚道子
ロイ・シャイダー 羽佐間道夫
ロジャー・ムーア 広川太一郎
ロック・ハドソン 井上孝雄
ロッド・スタイガー 富田耕生
ロニー・コックス 中村正
ロバート・ヴォーン 矢島正明
ロバート・ダウニー・Jr 池田秀一
ロバート・デ・ニーロ 津嘉山正種
池田勝
小川真司
磯部勉
ロバート・デヴィ 麦人
ロバート・デュヴァル 森川公也
ロバート・ネッパー 若本規夫
ロバート・ミッチャム 浦野光
ロバート・ライアン 納谷悟朗
ロバート・レッドフォード 野沢那智
ロバート・ロッジア 小林勝彦
ロビン・ウィリアムズ 山寺宏一
ワ行
ワード・ボンド 雨森雅司
  • 上記のキャスティングは「土曜映画劇場」や「ウィークエンドシアター」等の姉妹番組でも踏襲されていた。
  • 作品によっては別の声優で吹替を制作することもある。(例、「十戒 チャールトン・ヘストン=磯部勉」、「コン・エアー ニコラス・ケイジ=大塚芳忠」、「パラダイス・アレイ シルヴェスター・スタローン=玄田哲章」、「アート・オブ・ウォー ウェズリー・スナイプス=堀内賢雄」など)

数少ないタレント吹替え

番組キャラクターが担当した吹替え

  • 2011年2月20日放送の吹替を新録した『アイアンマン』では、『お願い!ランキング』より以下のキャラクターが吹き替えを担当した。ちなみに同番組のキャストはテレビ朝日のアナウンサーが務めており(公式には担当しているアナウンサーについては非公表)、「アナウンサーが担当した吹替え」とも解釈が可能となっている。その他のキャストはこちらを参照。
  • おねがいレッド - 男性レポーター役
  • おねがいピンク - 女性レポーター役
  • スタッフロールの文字の色は通常白であるが、上記の2名についてはそれぞれのイメージカラーでクレジットされた。

ソフト化されている作品

※初回放送が『土曜映画劇場』や『ウィークエンドシアター』だった作品も記す。

通常版DVDBD
吹替の帝王シリーズ

※ソフト版吹替がある作品はソフト版と併録。

吹替の名盤シリーズ
思い出の復刻版シリーズ
吹替の力シリーズ

※全作品カット部分追加収録。

吹替洋画劇場シリーズ
ドラマ作品

バイオハザードIII』のキャスト選考に関しては、放送前に前2作をフジテレビの『土曜プレミアム』版そのままの吹き替えで放送した事、その吹き替えのクオリティを認めた上で『バイオハザードIII』においても同じ主要キャストを配置した事を公式に認めている。一方で、『土曜プレミアム』で放送された『最高の人生の見つけ方』では、本番組の吹き替え版がそのまま使用された。

本番組で独自に吹き替え版を制作しない場合は、他局制作版(主に日本テレビ版とTBS版)を使用することがあった。例としては『アルマゲドン』、『イレイザー』、『ジョーズ』、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、『マッドマックス』、『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』、『クリフハンガー』等。その一方でフジテレビ版(例:『ガントレット』、『猿の惑星』、『勝利への脱出』など)とテレビ東京版(例:『ブラックホーク・ダウン』など)が流用されることは稀であった。しかし2000年代になると上記の『バイオハザード』を含め、フジテレビ版の吹き替えは流用されることが以前よりも増えていった。しかし、テレビ東京版に関しては2000年以降も流用は少なかった。

ダイ・ハード』シリーズでは、かつて本番組でのシリーズ作品放送の際に野沢那智ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン役の吹き替えを担当していたが、第3作から12年の時を経て製作された続編『ダイ・ハード4.0』の劇場公開版では野沢がマクレーンの吹き替えに起用され、後に発売されたDVDでは、劇場公開版に加えて同シリーズ1 - 3のビデオ・DVD版でマクレーン役を担当してきた樋浦勉によるDVDオリジナル版の2種類の吹き替えが同時収録された。更に第5作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』では野沢の弟子に当たる中村秀利が新たにマクレーンを担当し、その息子役には野沢の実子である野沢聡が起用されたりと、本番組による吹き替えが後のシリーズ作品のキャスティングにも影響を与える事になった。

備考

  • 特別企画など、ごく稀に放送された映画関連のプレゼントクイズおよび、テレビ朝日製作映画の鑑賞券などのグッズが当たるプレゼントが行われており、電話(テレドーム形式)で応募を受け付けている。なお、当選連絡は翌週の番組放送中に行われる。

アニメ映画の放送

アニメ映画が放送されるのは極稀で、この枠では2010年(平成22年)7月25日に番組史上初めて『トイ・ストーリー2』を放送したが、これ以降はこの作品と『トイ・ストーリー3』(2012年7月8日放送[注 32])、『モンスターズ・インク』(2013年7月14日[注 33]、『STAND BY ME ドラえもん』(2015年8月30日2017年2月5日)の4作品しか放送されていない(国産作品は『ドラえもん』だけ)。

なお、テレビ朝日製作アニメの劇場版、特に『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』においては、本来放送されている金曜日の19時台開始に編成されている(まれに土曜・日曜の夜に編成される年もあったがそれでも19時台に開始)。ただし、『STAND BY ME ドラえもん』については、超大作扱いや、鑑賞対象年齢層の違いなどから、本枠で放送された(21時台開始は史上初)。

脚注

注釈

  1. サンテレビでも、このタイトルで映画を放送していた時期がある。また、テレビ北海道(テレビ東京系列)では『土曜スペシャル』の未放送ストック(関東近郊の以外の内容など)がない場合にもこのタイトルで不定期放送されることがある。
  2. ただし、土曜日の映画枠そのものは1977年6月まで『土曜映画劇場』に改題(解説者は別人)したうえで継続されている
  3. 初回は24分後拡大(20:54 - 22:18)。
  4. 枠移動・拡大後初回は20:58 - 23:10に、同第2回は22:22 - 23:29にそれぞれ放送(事前枠『しくじり先生 予習の時間』については、枠移動・縮小後初回は20:54 - 20:58に、第2回は22:18 - 22:22にそれぞれ放送)。
  5. その後、同LPは20Y-101、18Y-1と2回LPにて再発売されている。以上3回出た内、FX-8062と18Y-1の2枚については、国立国会図書館に所蔵されている。
  6. 日曜日におけるテレビ朝日系列の長寿番組としては、テレ朝制作部門からは当番組と『スーパー戦隊シリーズ』『題名のない音楽会』(2017年10月から土曜朝に移行)、朝日放送制作部門からは『新婚さんいらっしゃい!』と『パネルクイズ アタック25』がある。
  7. 放送9日前に発生した東日本大震災が要因だと思われるが、番組中では特に理由には言及しなかった。ちなみに13日の該当枠は大震災に関するANN報道特別番組を放送していたが、当番組は元々休止し、『ドラマスペシャル・砂の器』第2夜を放送する予定だった(振り替えは9月11日に実施した。)
  8. ネットセールスであるが、朝日放送のみ当該枠は別番組を同様に前倒し放送した。
  9. 先述の通り、『日曜エンタ』自体は3月19日まで放送した。
  10. 深夜に不定期(主に『金曜ナイトスクリーン』または『土曜映画劇場』枠内)で放送されていた。
  11. 1972年1月から日本テレビ系列の同時ネットに変更、以後岩手朝日テレビ開局まで日曜洋画としては岩手では未放送、映画作品に限りTVI『ウイークエンドシネマ』およびIBC岩手放送『土曜映画劇場』で放送されたことがある。
  12. 12.0 12.1 12.2 遅れネット。
  13. 月曜ロードショー』というタイトルで月曜深夜に遅れ放送。ただし淀川の解説シーンはカット。秋田朝日放送開局までの半年間は未放送。
  14. 同時ネット。
  15. 当初は21:30より数週遅れネット - 1975年10月より同時ネット。日本テレビの完全系列化(マストバイ)により終了。NKTでの最終回は次回予告を、番組テーマをBGMにした終了告知に差し替え。
  16. 『土曜洋画劇場』として深夜に放送を開始。このため『三宅裕司のいかすバンド天国』を擁する『平成名物TV』はネットされなかった。その後、金曜深夜に『ウィークエンドシアター』として放送。但し、ともに解説の部分は削除されていた。
  17. 当時の免許エリアは岡山県のみ
  18. 13:00 - 14:54に放送。番組テーマ曲を独自に差し替えていたほか、地元企業もスポンサーに加わっていた。
  19. 土曜ワイド劇場』とともどもに不定期放送だったが途中打ち切り(時期失念)。しかし現在は不定期の日曜午後に放送中。
  20. ゴールデン映画劇場』というタイトルで土曜深夜に1か月遅れで放送。
  21. 土曜ロードショー』というタイトルで土曜深夜に放送(スポンサーもMRTサイドで差し替え)。
  22. スペシャルドラマ『西部警察 SPECIAL』(フルネット局では同年10月31日に放送)を遅れネット。同作品の宮崎ロケに制作協力したため。
  23. 土曜深夜に『土曜ロードショー』として、日曜洋画劇場3に水曜ロードショー(日テレ系)1の割合で放送されていた。
  24. 山田康雄の没後に担当。
  25. 小池朝雄の没後に担当。
  26. エイリアンシリーズ。
  27. ホステージで担当。
  28. 28.0 28.1 通常版DVDにも収録。
  29. 29.0 29.1 29.2 BDには標準収録
  30. BDに日テレ版は未収録。
  31. 現在絶版のため入手困難。
  32. ちなみにこの枠が地上波初放送だった。
  33. この日に限り、主人公・サリーとマイクの字幕の色はそれぞれ体の色にちなんで水色と黄緑だった。

出典

関連項目

外部リンク

NET系列 土曜21時台前半枠
前番組 番組名 次番組
ハワイアン・アイ
※21:00 - 22:00
土曜洋画劇場
(1966年10月1日 - 1967年4月1日)
かわいい魔女ジニー
(月曜20時台後半枠より移動)
NET系列 土曜21時台後半枠
ハワイアン・アイ
※21:00 - 22:00
土曜洋画劇場
(1966年10月1日 - 1967年4月1日)
キャット
NET系列 土曜22時台
今井正アワー
※22:00 - 23:00
土曜洋画劇場
(1966年10月1日 - 1967年4月1日)
白い巨塔
※22:00 - 23:00
NET→テレビ朝日系列 日曜21時台
日曜洋画劇場
(1967年4月9日 - 2013年3月31日)
日曜エンターテインメント
※20:58 - 23:10
(『日曜エンタ・日曜洋画劇場』二重冠での
放送時は21:00 - 23:10)
NET→テレビ朝日系列 日曜22時台
夜間捜査官ホーク
※22:00 - 23:00
※1967年4月2日のみ
鉄道公安36号』最終回[2]
日曜洋画劇場
(1967年4月9日 - 2013年3月31日)
日曜エンターテインメント
※20:58 - 23:10
(『日曜エンタ・日曜洋画劇場』二重冠での
放送時は21:00 - 23:10)
テレビ朝日系列 日曜22:54 - 23:00枠
世界の車窓から
(16分繰り下げ1分縮小の上継続)
日曜洋画劇場
(2011年10月16日 - 2013年3月31日)
日曜エンターテインメント
※20:58 - 23:10
(『日曜エンタ・日曜洋画劇場』二重冠での
放送時は21:00 - 23:10)
テレビ朝日系列 日曜23:00 - 23:10枠
日曜ナイトプレミア
※23:00 - 23:55
【15分繰り下げて継続】
日曜洋画劇場
(2011年10月16日 - 2013年3月31日)
日曜エンターテインメント
※20:58 - 23:10
(『日曜エンタ・日曜洋画劇場』二重冠での
放送時は21:00 - 23:10)
  1. 吉屋信子原作・佐久間良子主演のドラマ。
  2. 田中秀夫演出・関戸純方北原しげみほか出演のドラマ。通常は木曜20時枠だったが最終回のみこの時間に移動。