日本光電工業

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日本光電工業株式会社(にほんこうでんこうぎょう)は、医療機器を開発・製造・販売する東証一部上場企業である。

1951年創立。本社所在地は東京都新宿区で、日本国内外で36社によるグループ経営を行っている。

概要

医療機器を幅広く開発・販売するメーカー。もともとは脳波計の開発・販売からスタートしたため、日本でのシェアは90.9%(2005年)と高い。筋電図検査装置ポリグラフ除細動器、においても、国内はもとより世界でも高いシェアを持つ。 また、集中治療室、手術室、一般病棟等で利用されている生体情報モニタは、はじめて開発・商品化した機種でもあり、国内トップのシェアをもつ。当初の主製品は脳波計であったが、1980年頃を境にして、生体情報モニタに主役の座を譲った。

ファイル:AED by MASA2.jpg
駅ホームに設置された(日本光電工業社製)のAED

また、自動体外式除細動器(AED)の販売も手がけており、主力製品の一つである。2007年東京マラソンでは同社のAEDを36台提供、実際に同社のAEDにより2名の心停止者が救われた。翌年、2008年の東京マラソンでは公式スポンサーにもなった。2009年の同大会でも公式スポンサーとなり、タレントの松村邦洋が心肺停止に陥った際に使用されたAEDも同社のものであった。

なお、現在の医療で欠かすことのできないパルスオキシメーター(動脈血酸素飽和度測定器)は、同社の青柳卓雄博士、岸道男によって1974年に原理発明され、アメリカの企業で開発されたものである。当時、基本特許を取得しながら、商品化には至らなかった。この製品が近年の爆発的普及に繋がったのは、アメリカの会社をはじめとする他社の商品化努力による成果である。

2003年度の「優れた会社」(日本経済新聞)ランキングにも選ばれている。

沿革

工場

グループ企業

  • 日本光電北海道(株) - 製品の販売
  • 日本光電東北(株) - 製品の販売
  • 日本光電東関東(株) - 製品の販売
  • 日本光電北関東(株) - 製品の販売
  • 日本光電東京(株) - 製品の販売
  • 日本光電南関東(株) - 製品の販売
  • 日本光電中部(株) - 製品の販売
  • 日本光電関西(株) - 製品の販売
  • 日本光電中四国(株) - 製品の販売
  • 日本光電九州(株) - 製品の販売
  • 日本光電アメリカ(株) - 製品の販売
  • 日本光電ラテンアメリカ(株) - 製品の販売
  • 日本光電ブラジル(有) - 製品の販売
  • 日本光電ヨーロッパ(有) - 製品の販売
  • 日本光電ドイツ(有) - 製品の販売
  • 日本光電フランス(有) - 製品の販売
  • 日本光電イベリア(有) - 製品の販売
  • 日本光電イタリア(有) - 製品の販売
  • 日本光電UK(有) - 製品の販売
  • 日本光電シンガポール(株) - 製品の販売
  • 日本光電マレーシア(株) - 製品の販売
  • 日本光電インディア(株) - 製品の販売
  • 日本光電ミドルイースト(株) - 製品の販売
  • 日本光電コリア(株) - 製品の販売
  • 上海光電医用電子儀器有限公司 - 製品の製造・販売
  • NKUSラボ(株) - 製品の販売・ソフトウェアの開発
  • 日本光電フィレンツェ(有) - 純正試薬の生産・販売
  • (株)イー・スタッフ - 業務委託・労働者派遣・IT機器販売
  • (株)ベネフィックス - 医療情報システム製品の製造・販売
  • スパン日本光電ダイアグノスティクス(株)
  • (株)日本バイオテスト研究所

外部リンク