日鐵住金建材

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日鐵住金建材株式会社(にってつすみきんけんざい、英文社名 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co., Ltd.)は、建築土木分野に使用される鉄鋼製品を製造する企業である。新日鐵住金が出資する。

概要

建築や道路、土木部門向けの鉄鋼製品のメーカーである。大手鉄鋼メーカーの新日鐵住金が出資している。

製品は主に鋼板の加工品である。建築物鉄骨に使用される軽量形鋼屋根に使用されるデッキプレート、土木用資材の軽量鋼矢板コルゲートパイプガードレールといった冷間ロール成形形鋼のほか、建築物用の塗装鋼板、構造材に使用される電縫鋼管(角形鋼管)などを製造する。特に、電縫鋼管は日本国内での生産シェアが業界第4位(2008年度)[1]。また、工事現場で使用される仮設足場ビティ足場)、照明柱などに用いられる「スミポール」、シカと列車の衝突を防ぐ「ユクリッド」、製鋼過程で使用される製鋼助材も製品である。

本社は東京都江東区木場2丁目にあり、札幌市仙台市新潟市静岡市名古屋市富山市大阪市高松市広島市福岡市の10都市に支店を構える。製造拠点は以下の合計8か所である。

沿革

  • 1952年昭和27年)4月1日 - 中之島製鋼株式会社設立[2]
  • 1954年(昭和29年)11月5日 - 新日本メタルフォーム株式会社設立[2]
  • 1956年(昭和31年)11月 - 新日本メタルフォームが八幡メタルフォーム株式会社に社名変更[2]
  • 1960年(昭和35年)7月20日 - 中之島製鋼が八幡エコンスチール株式会社に社名変更[2]
  • 1964年(昭和39年)4月 - 八幡メタルフォームが八幡金属加工株式会社に社名変更。
  • 1970年(昭和45年)7月 - 八幡金属加工が日鐵金属工業株式会社に、八幡エコンスチールが日鐵エコン株式会社に社名変更。
  • 1973年(昭和48年)
    • 4月20日 - 日鐵建材株式会社設立[3]
    • 6月 - 新日鉄が鉄鋼加工製品の営業権と川崎製鋼所(川崎製造所)を日鐵建材に譲渡[3]
    • 7月 - 日鐵建材が日鐵エコンを合併[3]
  • 1980年(昭和55年)10月 - 日鐵建材が日鐵金属工業を合併し、日鐵建材工業株式会社に社名変更。
  • 2001年平成13年)6月15日 - 川崎製造所閉鎖[4]
  • 2006年(平成18年)12月1日 - 日鐵建材工業が住友金属建材の道路・土木商品事業部を統合し、日鐵住金建材株式会社に社名変更。
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 日鉄住金コラム株式会社を吸収合併[5]

主なグループ企業

脚注

  1. 主要製品の生産シェア、日刊鉄鋼新聞
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 新日本製鐵 『炎とともに』八幡製鐵株式會社史、新日本製鐵、1981年。
  3. 3.0 3.1 3.2 新日本製鐵 『炎とともに』新日本製鐵株式會社十年史、新日本製鐵、1981年。
  4. 日鉄建材が川崎製造所の閉所式」、2001年6月18日付日刊産業新聞
  5. https://全国法人データベース.com/companies/9010601024974

外部リンク