東戸塚駅

提供: miniwiki
2018/10/6/ (土) 15:47時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索

東戸塚駅(ひがしとつかえき)は、神奈川県横浜市戸塚区品濃町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。。

乗り入れ路線

乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線である(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」を参照)が、当駅には横須賀線専用線路上にのみ旅客ホームがあり、同線路を走行する横須賀線電車および湘南新宿ライン東北本線宇都宮線) - 横須賀線直通列車のみが停車し、旅客案内では「東海道(本)線」とは案内されていない。湘南新宿ラインの東海道線 - 高崎線系統は全列車が快速運転のため通過する[1]

また当駅には、各路線ごとに駅番号が与えられている。

  • JO 横須賀線:東海道本線(品鶴線経由)を経て、下り列車は大船駅より線路名称上の横須賀線を走る。上り列車は多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する。 - 駅番号「JO 11
  • JS 湘南新宿ライン:東海道本線(品鶴線経由)を経て、西大井駅まで横須賀線と同一の線路を使用し、新宿駅経由で東北本線(宇都宮線)へ直通する。 - 駅番号「JS 11

このほか、東海道本線の本線と横浜羽沢駅経由の東海道本線支線との分岐駅になっている。この支線は、当駅以西で旅客線と並行して小田原駅まで延びる貨物列車専用線と繋がっており、併せて東海道貨物線と呼ばれている。ただし当駅の貨物線上には停車場が存在せず、列車はすべて通過する。

また、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」に属する。

歴史

当駅は地元住民の1世紀を越える請願運動の末に、福原政二郎が中心となって設置された。大正期に武蔵駅として開業が決まったが、関東大震災で頓挫[2]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。エスカレーターは上下の双方が設置されているが、平日・休日とも午後5:30以降は2つとも昇り専用となり、ホームに降りるにはエレベーターか階段を利用せねばならない。

ホームの東側に東海道線、西側に東海道貨物線の線路が通っているが、ホームは設置されていない。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 JO 横須賀・総武線(快速) 上り 横浜品川東京千葉方面
JS 湘南新宿ライン 北行 渋谷新宿大宮方面
2 JO 横須賀線 下り 大船鎌倉横須賀久里浜方面
  • ATOSのプログラムが、2013年に更新され、宇都宮線直通の湘南新宿ラインが、「新宿経由○○行き」と案内されていたのが、「湘南新宿ライン宇都宮線直通○○行き」と案内されるようになった。

駅構内設備

売店・飲食店など

利用状況

  • JR東日本 - 2017年度の1日平均乗車人員58,780人である[利用客数 1]
    JR東日本全体では南浦和駅に次いで第81位。横須賀線内の乗り換えのない駅で最も利用客が多く、ここ10年ほどで急増している。特にラッシュ時の混雑は激しい。

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1991年(平成03年) 38,541
1992年(平成04年) 40,644
1993年(平成05年) 42,414
1994年(平成06年) 43,354
1995年(平成07年) 44,175 [乗降データ 2]
1996年(平成08年) 45,330
1997年(平成09年) 45,269
1998年(平成10年) 45,756 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) [JR 1]48,063 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) [JR 2]49,094 [神奈川県統計 2]
2001年(平成13年) [JR 3]50,197 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 4]51,298 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 5]52,179 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 6]53,122 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 7]54,213 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 8]55,906 [神奈川県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 9]57,047 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 10]57,523 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 11]57,818 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 12]57,754 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 13]57,520 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 14]57,808 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 15]58,487 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 16]57,613 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 17]58,172 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 18]58,400 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 19]58,780

駅弁

主な駅弁は下記の通り[3]

  • 小腹だから…。
  • あじさいちらしずし
  • 鯛めし
  • 鰺の押寿し
  • 神奈川牛肉弁当
  • 鯵と小鯛の押寿し
  • 伝承 鰺の押寿し

駅周辺

概説

2017年現在、東戸塚という地名は住所には実在せず、駅東口周辺は品濃町、西口周辺は川上町と呼ばれている。

近年は商業施設や住宅地の充実で大きく発展しているが、駅から少し離れると草原や小さな山々等依然未開発の部分が残っているなど、開業が比較的新しい駅の典型的な特徴がある。

特に、駅の保土ヶ谷寄りから品濃トンネルの間には肥田牧場という農場があり、併設のアイス工房メーリアでは牧場の牛乳を使ったソフトクリームが販売されている。また夕方から夜間を中心に、牧場ならではの匂いが漂うのも当駅の特徴である。

東口では、オーロラシティと高層マンションが連絡通路で結ばれている。また、駅舎1階には横浜市の行政サービスコーナーがある。西武東戸塚店脇にある紳士服コナカ東戸塚総本店は、株式会社コナカの本社でもある。

西口も東口ほど大きくはないが、商業施設やマンション住宅街を中心に近年発展している。横浜カントリークラブや戸塚カントリークラブといったゴルフ場が比較的近く、バスターミナルから送迎バスが運行されている。

商業施設

駅東口

駅西口

金融機関

運動施設

学校

旧跡・神社仏閣

行政

  • 横浜市東戸塚駅行政サービスコーナー
  • 横浜西年金事務所

企業

その他

バス路線

ファイル:東戸塚駅西口バスターミナル.jpg
西口バスターミナル(2004年11月29日)

東戸塚駅前・東戸塚駅東口

乗り場 運行事業者 系統 経由地 行き先 備考
1 横浜市交通局 210 境木中学校前
境木中学校前・平戸2丁目 東戸塚駅前
374 境木中学校前・平戸2丁目 平戸幼稚園 深夜バス
境木中学校 町内会館入口 深夜バス
214 境木本町西・境木中学校前 東戸塚駅前
260 権太坂上 平和台折返上
2 神奈川中央交通 東10 天王山橋 緑園都市駅
東23 天王山橋・白百合台団地 弥生台駅
神奈川中央交通

横浜京急

空港

リムジン

首都高速湾岸線 羽田空港 乗車のみ
3 神奈川中央交通 戸33 天王山橋・秋葉・不動坂 戸塚駅東口
東02 天王山橋・秋葉・不動坂 舞岡
東04 川上団地
4 神奈川中央交通 横17 国道平戸・保土ヶ谷駅東口 横浜駅西口
東21 国道平戸・保土ヶ谷駅東口 水道道 平日・土曜の朝のみ
205 国道平戸 保土ヶ谷駅東口 平日・土曜の朝のみ
東06 国道平戸・井土ヶ谷 県庁入口 平日朝のみ
東01 国道平戸・こども医療センター・井土ヶ谷 井土ヶ谷下町
東08 国道平戸 横浜パークタウン
東03 国道平戸 平戸団地
5 神奈川中央交通 203 芹が谷 上大岡駅
206 芹が谷・蒔田駅前・井土ヶ谷 東戸塚駅東口 平日日中のみ
上202 南高校前・港南区総合庁舎前 上大岡駅
東12 上永谷駅 京急ニュータウン
6 神奈川中央交通 東50 環二平戸・美晴台 上永谷駅
東55 環二平戸・柏尾台中央 東戸塚駅東口

東戸塚駅西口

乗り場 運行事業者 系統 経由地 行き先 備考
1 神奈川中央交通 東16 新戸塚病院前 東戸塚駅西口
東16 新戸塚病院前 公園前商店街入口 平日夜1本
相鉄バス 浜17 横浜新道・藤塚町 東戸塚駅西口
浜18 横浜新道・藤塚町 星川ランプ 夜間のみ運行
2 相鉄バス 旭6 市沢町 市沢小学校
市沢町 左近山第五
市沢町・左近山第五 左近山第一
市沢町・左近山第五・左近山第一 二俣川駅南口

将来計画

横浜環状鉄道構想の停車駅として想定されている[4]

隣の駅

JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道
JO 横須賀線
保土ケ谷駅 (JO 12) - 東戸塚駅 (JO 11) - 戸塚駅 (JO 10)
JS 湘南新宿ライン
特別快速・快速(いずれも高崎線直通)
通過
普通(宇都宮線直通、一部は宇都宮線内快速)
保土ケ谷駅 (JO 12) - 東戸塚駅 (JS 11) - 戸塚駅 (JS 10)
東海道貨物線
横浜羽沢駅 - (東戸塚駅) - 大船駅
※書類上は当駅が貨物支線の終点。当駅より大船方は旅客線と並行する貨物線を走行する。

脚注

  1. ただし、人身事故などの影響でダイヤ乱れや列車運休があった場合、当駅に臨時停車をすることもある。また東海道線も同理由で、当駅に臨時停車することがあるが、この場合は横浜 - 戸塚間で横須賀線の線路を使用する。
  2. 2.0 2.1 “新川崎-東戸塚 新設2駅の開業式”. 読売新聞 夕刊. (1980年9月30日) 
  3. 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社2017年、 536頁。
  4. 国土交通省鉄道局 (2000年1月27日). “運輸政策審議会答申図(三大都市圏) (PDF)”. 運輸政策審議会答申第18号. 国土交通省. pp. 運輸政策審議会答申図(三大都市圏). . 2011閲覧.

出典

JR東日本の1日平均利用客数
  1. 各駅の乗車人員 - JR東日本
JR東日本の統計データ
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
神奈川県県勢要覧
  1. 平成12年 - 220ページ
  2. 2.0 2.1 平成13年 (PDF) - 222ページ
  3. 平成14年 (PDF) - 220ページ
  4. 平成15年 (PDF) - 220ページ
  5. 平成16年 (PDF) - 220ページ
  6. 平成17年 (PDF) - 222ページ
  7. 平成18年 (PDF) - 222ページ
  8. 平成19年 (PDF) - 224ページ
  9. 平成20年 (PDF) - 228ページ
  10. 平成21年 (PDF) - 238ページ
  11. 平成22年 (PDF) - 236ページ
  12. 平成23年 (PDF) - 236ページ
  13. 平成24年 (PDF) - 232ページ
  14. 平成25年 (PDF) - 234ページ
  15. 平成26年 (PDF) - 236ページ
  16. 平成27年 (PDF) - 236ページ
  17. 平成28年 (PDF) - 244ページ
  18. 平成29年 (PDF) - 236ページ

関連項目

外部リンク

東日本旅客鉄道 横須賀線・総武線(快速) JO
(久里浜 - 大船間 : 横須賀線、大船 - 東京間 : 東海道本線、東京 - 千葉間 : 総武本線
久里浜 - 衣笠 - 横須賀 - 田浦 - 東逗子 - 逗子 - 鎌倉 - 北鎌倉 - 大船 - 戸塚 - 東戸塚 - 保土ケ谷 - 横浜 - (新鶴見信号場) - 新川崎 - 武蔵小杉 - 西大井 - (旧目黒川信号場) - 品川 - 新橋 - 東京 - 新日本橋 - 馬喰町 - 錦糸町 - 新小岩 - (新小岩信号場) - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - (黒砂信号場) - 千葉(>>成田成東君津上総一ノ宮方面