池田町 (長野県)
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ファイル:R51 Ikeda town.JPG
長野県道51号沿いの池田町市街
池田町（いけだまち）は、長野県北安曇郡にある町。安曇野の北部にあたる。本項では町制前の名称である池田町村（いけだまちむら）についても述べる。
Contents
地理
長野県では北西部の大北地域に位置する。西に飛騨山脈（北アルプス）を望見することから、北アルプス広域連合で近隣市町村と協力し、町立美術館は愛称を「北アルプス展望美術館」としている。
- 山：大穴山、大峰高原
- 河川：高瀬川
歴史
歴史
- 江戸時代 - 千国街道（糸魚川街道）の宿場・池田宿が設置される。
- 1921年（大正10年）4月 - 浅原六朗が唱歌『てるてる坊主』の歌詞を発表[1]。
- 1926年（大正15年）9月 - 池田鉄道（安曇追分－池田間）が開業（1938年まで営業）[1]。
- 1947年（昭和22年）4月 - 県農業会安曇診療所（現在のあづみ病院）が開設[1]。
- 1952年（昭和27年）8月 - ダイアナ台風により高瀬川が大氾濫する[1]。
- 1968年（昭和43年）12月 - 現在の町公民館が完成[1]。
- 1974年（昭和49年）8月 - 現在の役場庁舎が完成[1]。
- 1985年（昭和60年）4月 - 町民憲章、町花にツツジ、町木にアカマツなどが制定される[1]。
- 1992年（平成4年）3月 - 町ハーブセンターが完成[1]。
- 1994年（平成6年）4月 - 町立美術館（北アルプス展望美術館）が完成[1]。
- 1999年（平成11年）4月 - あづみ野池田クラフトパークが完成[1]。
- 2004年（平成16年）3月 - 町議会が、市町村合併せず自立の道を選択する決議を可決[1]
- 2013年（平成25年）3月 - 現在の池田保育園が完成[1]。
沿革
- 1875年（明治8年）2月18日 - 筑摩県安曇郡池田町村、宮村入作、堀之内村、正科村が合併して池田町村となる。
- 1876年（明治9年）8月21日 - 池田町村が長野県の所属となる。
- 1879年（明治12年）1月4日 - 郡区町村編制法の施行により、池田町村が北安曇郡の所属となる。
- 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、池田町村が単独で自治体を形成。
- 1915年（大正4年）4月1日 - 池田町村が町制施行して池田町となる。
- 1955年（昭和30年）4月1日 - 会染村と合併し、改めて池田町が発足。
- 1957年（昭和32年）3月31日 - 陸郷村の一部（寺・白駒・日岐の各一部＝現・陸郷）と広津村の一部（北山・宇留賀・大日向の各一部＝現・西広津）、東筑摩郡明科町の一部（中之郷・鵜山＝現・中鵜）を編入。
人口
| 池田町（に相当する地域）の人口の推移 | |
| 総務省統計局 国勢調査より |
行政
町長
- 甕聖章（もたい きよあき、2016年3月20日就任、1期目）
所轄広域連合
所轄警察署
所轄消防署
- 北アルプス広域消防本部南部消防署
経済
主要企業
医療
教育
小学校
- 池田小学校
- 会染小学校
中学校
高等学校
専修学校
- 日本アルプス国際学院（2019年開校予定）
特別支援学校
交通
- 公共交通機関
町内を走る鉄道路線は無い。1938年6月6日まで池田鉄道が走っており、以下の駅が町内にあったが1938年6月6日に廃止された。
JRを利用する町民や観光客は、町営バス松川線か安曇野線か明科線に乗車するなどして、大糸線（安曇追分駅、信濃松川駅、穂高駅）または篠ノ井線明科駅で乗り継ぐことになる[2]。
道路
町内に国道は通過していない。
文化施設
- 北アルプス展望美術館（池田町立美術館）
- 池田町図書館
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 池田町ハーブセンター（道の駅池田）
- 大峰高原（七色大カエデ、中カエデ[3]）
- 陸郷桜仙峡（登波離橋）
- あづみ野池田クラフトパーク
- 継子落とし（土柱）
- 夢農場(陸郷ヤマザクラ、菜の花、カモミール、ラベンダー）
- 相道寺焼 - 宝暦年間以来の伝統的焼物
友好親善交流都市
出身有名人
- 浅原六朗 - 童謡作家、『てるてる坊主』作詞者
- 上原良司 - 軍人、特攻隊員
- 内山真弓 - 歌人
- 乙葉 - タレント（東京都生まれ）
- 小野沢良子 - 札幌オリンピックスピードスケート代表
- 塩島大 - 衆議院議員
- 高山萬司 - 三和シヤッター工業創業者
- 田中耕 - 衆議院議員、豊科町長
- 中山竹通 - ソウルオリンピック、バルセロナオリンピックマラソン代表
- 宮澤正 - 俳優、声優
- 吉田正 - 衆議院議員、協同乳業創業者
脚注
関連項目
外部リンク
典拠レコード: