沼田町

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沼田町(ぬまたちょう)は、北海道空知管内北部にある町。

町名の由来は町開拓の功労者沼田喜三郎の姓による。

地理

空知地方北部、雨竜川の北岸に位置する。町南部は平野で、三方は山に囲まれる。

  • 河川:雨竜川、幌新太刀別川
  • 湖沼:ポロピリ湖

隣接している自治体

人口

沼田町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

消滅集落

2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]

  • 沼田町 - 字浅野,無番地,

沿革

行政

町長
  • 金平嘉則

姉妹都市・提携都市

経済

基幹産業は農業(稲作)。

農協

金融機関

郵便局

  • 沼田郵便局(集配局)

宅配便

公共機関

警察

国の行政機関

  • 法務省
    • 法務省旭川保護観察所沼田駐在官事務所(沼田町就業支援センター)

教育

  • 中学校
    • 沼田町立沼田学園沼田中学校
  • 小学校
    • 沼田町立沼田学園沼田小学校

住宅団地

  • 緑町団地

交通

鉄道

バス

  • 沼田町営バス
    • 幌新線(厚生病院 - 沼田駅前 - 幌新温泉) ※1往復快速運転あり。留萠鉄道廃止区間
    • 更新線(厚生病院 - 沼田駅前 - 多度志) ※一部快速運転あり。旧北空知バス路線
    • 東予線(厚生病院 - 沼田駅前 - 東予 - 中島)

※北竜線(沼田駅前 - 碧水市街・和)【国鉄札沼線廃止代替。旧ジェイ・アール北海道バス北海道中央バス路線】は2017年3月31日限りで廃止

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

  • 本願寺駅逓 - 道指定有形文化財
  • 11面薬師観音菩薩像 - 町の文化財、永徳寺
  • クラウス15号蒸気機関車 - 町の文化財
  • 本願寺越中獅子舞 - 町の文化財、本願寺越中獅子舞保存会
  • 沼田産出化石(No1~No18) - 町の文化財、沼田町化石館
  • 幌新太刀別川化石産出流域 - 町の文化財

名所・観光・祭事

ファイル:Ebishima-Station 20120903.jpg
恵比島駅。右側が駅舎で、左側の建物はドラマ「すずらん」のセットである

幌新地区

  • 幌新温泉
    • ほろしん温泉ほたる館
    • クラウス15号蒸気機関車
    • 化石体験館
    • ほたるの里
      • ほたるドーム
      • ほたるの里オートキャンプ場

恵比島地区(恵比島駅前)

五ヶ山地区

  • 萌の丘

北竜地区

  • 旧本願寺駅逓

沼田市街地区

  • 夜高あんどん祭り 8月第4金、土曜日実施
  • 沼田町ふるさと資料館・沼田町夜高会館
  • 沼田町化石館

出身の有名人

ゆかりの人物

  • 沼田喜三郎(1834 - 1923) - 富山県出身。小樽での精米業を経て、1893年に現在の沼田町に開墾委託会社を設立。郷里から約400戸を入植させ、開拓事業に従事。市街区画計画においては、自らの所有地から鉄道・道路・寺社・学校用敷地を供出した他、建設費用も寄付した。また、製綿事業を起こすなど、産業の発展にも尽力した。
  • 佐々木兵作(1878 - 1942) - 石川県出身。1900年現在の沼田町に移住し、雑貨商・呉服商などを営む。当時地元の商店は銀行から融資を受けられなかったため、1918年に佐々木らの提唱により沼田信用組合が設立された。また、商工会議所会頭・村会議員なども歴任し、郷土の発展に尽くした。
  • 小石源蔵(? - 1931) - 福岡県出身。1916年浅野財閥の要請により、雨竜炭田の開発に従事。10数年の調査・試掘の末、同炭田の埋蔵量と炭質が夕張炭田に匹敵するものであることを確認した。浅野雨竜炭鉱は1930年に開鉱したが、小石自身は翌年の出炭開始を見ることなく急逝した。
  • 稲垣源一(1895 - 1956) - 愛知県出身。1906年家族とともに現在の共成第二地区に入植、開拓に従事。共成区長・沼田産業組合専務理事・沼田村村会議員などを経て、1944年から翌年まで村長を務めた。退任後も沼田町農業協同組合長・北海道生産連会長・北海道農業協同組合中央会会長などの要職を歴任した。
  • 辻村高蔵(1877 - 1954) - 神奈川県出身。 1906年、現在の高穂地区に移住。農場経営に従事し、自らも開拓の鍬を振るった。1914年水田造成の必要を説き、沼田土功組合を設立し専務理事となる。1916年沼田村農会会長、1920年共成信用販売購買組合長も兼任し、以後30余年に渡り、土地改良など農業の発展に尽くした。

特産品

その他

関連項目

参考文献

  • 『沼田町百年史』

脚注

外部リンク