熊取町

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熊取町(くまとりちょう)は、大阪府泉南地域に位置する。町としては、大阪府下で最も人口が多い。

地理

隣接している自治体

歴史

地名の由来には神功皇后が羽白熊鷲を討ち取った場所であることなど諸説ある。『日本後紀』によると804年延暦23年)10月14日桓武天皇が熊取野で遊猟している。中世には熊取荘という荘園が成立した。

熊取荘は江戸時代には久保村、小谷村、小垣内村、七山村、野田村、五門村、紺屋村、大久保村の8村となり、全て岸和田藩領となっていた。このうち久保村に枝郷5(上高田村、下高田村、和田村、大浦村、宮村)、野田村に枝郷2(成合村、朝代村)があった。

岸和田藩は領内の民政に関して「七人庄屋」という制度を設けていたが、7人のうち2人を熊取荘が占め、五門村の中家と大久保村の降井家が任ぜられていた。なお、中家住宅と降井家書院は現存しており、どちらも重要文化財に指定されている。

1964年昭和39年)に熊取駅が快速停車駅に昇格。昭和50年代以降に熊取ニュータウンの開発で人口が急増した。

沿革

行政

  • 熊取町長:藤原敏司

町議会

定数は14人。2016年6月20日時点での会派構成は以下の通り。

会派名 議席数 所属党派
未来 3
新政クラブ 3
日本共産党 3 日本共産党
熊愛の会 2
公明党 2 公明党
守クラブ 1

経済

産業

  • 主な産業

タオル

商業

金融機関

郵便局

(2012年12月現在)

  • 熊取郵便局(紺屋)- 集配局
  • 熊取五門郵便局(五門西)
  • 熊取小垣内(おがいと)郵便局(小垣内)
  • 熊取ニュータウン郵便局(希望が丘)
  • 熊取野田郵便局(美熊台=みくまだい)
各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されており、熊取郵便局ではホリデーサービスを実施。

※ 熊取町内の郵便番号は「590-04xx」(熊取郵便局の集配担当)となっている。

姉妹都市・提携都市

海外

1986年8月に熊取町の親善使節団がミルドラ市を友好訪問。
翌年、同市から市長夫妻が来町して以来、両市町間で隔年による青少年(中学生)の相互派遣を軸とした友好交流を進められている。
2001年11月3日、姉妹都市提携。

地域

人口

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、1.27%増の45,069人であり、増減率は府下43市町村中11位、72行政区域中26位。

熊取町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

教育

小学校

中学校

公立中学校

私立中学校

高等学校

大学

公共施設

文化・娯楽・観光施設・ホール等

  • 熊取町立図書館
  • 熊取交流センター煉瓦館
  • 熊取町公民館・町民会館
  • 野外活動ふれあい広場
  • 総合体育館 ひまわりドーム
  • 駅前住民サービスコーナー
  • 熊取ふれあいセンター(総合保健福祉センター)

交通

空港

関西国際空港から約10km

鉄道路線

路線バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 奥山雨山自然公園」(「大阪みどりの100選」の一つ)
  • 「中家住宅」(重要文化財) 江戸時代庄屋豪農の家屋を保存、公開している。
  • 熊取だんじり祭り

だんじり祭りは、毎年体育の日の前々日、前日に当たる、土曜日、日曜日の2日間に行われ、町内11地区のだんじりが、熊取町内で曳行される。すべて、岸和田型の「下だんじり」である。

ファイル:熊取だんじり祭り遣り廻し.JPG
熊取駅前交差点にて小垣内区のだんじり遣り廻し

だんじりを持つ地区は以下の通り。(宮入の順)

  • 朝代(あさしろ)
  • 和田(わだ)
  • 大久保(おおくぼ)
  • 紺屋(こんや)
  • 五門(ごもん)
  • 野田(のだ)
  • 七山(しちやま)
  • 小谷(おだに)
  • 久保(くぼ)
  • 小垣内(おがいと)
  • 大宮(おおみや)

1日目(土曜日)の午後には「宮入」が行われ、熊取町内にある「大森神社」の境内に 11台のだんじりが奉納し、宮司のお払いを受ける。 2日目(日曜日)の午後には、熊取駅への通りで「パレード」が行われる。

  • NHKのど自慢

町制60周年記念行事の一環として、2011年(平成23年)7月24日放送の「NHKのど自慢」が町民体育館であるひまわりドームで開催された。

出身有名人

関連項目

外部リンク