熊本県民総合運動公園陸上競技場

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熊本県民総合運動公園陸上競技場
"えがお健康スタジアム"
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施設情報
所在地 熊本県熊本市東区平山町2776
位置 北緯32度50分12.82秒
東経130度48分0.52秒
開場 1998年3月
所有者 熊本県
運用者 (財)熊本県スポーツ振興事業団
グラウンド 天然芝(107m×70m)
ピッチサイズ 105m×68m
照明 4基
大型映像装置 オーロラビジョン
設計者 日建設計
建設者 鹿島建設日本国土開発岩永組工事共同企業体
旧称
KKWING
うまかな・よかなスタジアム
使用チーム、大会
#開催された主なイベント・大会を参照
収容能力
32,000人
アクセス
#交通を参照

熊本県民総合運動公園陸上競技場(くまもとけんみんそうごううんどうこうえん・りくじょうきょうぎじょう)は、熊本県熊本市東区平山町の熊本県民総合運動公園内にある陸上競技場球技場としても使用される。熊本県が所有し、熊本県スポーツ振興事業団が指定管理者として運営管理を行っている。

なお、熊本市東区に本社を置くえがお命名権を取得しており、2017年2月から「えがお健康スタジアム」(えがおけんこうスタジアム)の呼称を用いている(後述)。

歴史

1998年に竣工した、日本陸上競技連盟第1種公認競技場で、同年の日本陸上競技選手権大会の会場となり、翌1999年の第54回国民体育大会の主会場として用いられた。また熊本県春富村(現・和水町)出身のマラソン選手・金栗四三および「九州」「熊本」の頭文字からとった「KK」と、屋根の形状(鳥の羽根、「WING」)にちなみ、KKWING(ケーケーウィング)の愛称が設けられた。

2001年平成13年度全国高等学校総合体育大会(ひのくに新世紀総体)の総合開会式と陸上競技の試合が開催された。

2002 FIFAワールドカップではベルギー代表のキャンプ地となった。また同じ2002年には横浜F・マリノス、2003年にはジェフ市原のキャンプ地として利用された。2005年には浦和レッズ(当初タイでキャンプを行う予定だったが、鳥インフルエンザの流行やキャンプ地のグラウンド状態の問題などから代替地として利用された)、2006年からは北海道コンサドーレ札幌がキャンプを行っている。

2004年からジャパンラグビートップリーグの試合が開催されている。

2005年11月には、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で開催が予定されていたAFCユース選手権2006 (予選)(N組)が代替開催された。

2009年1月20日に、サッカー日本代表の公式戦(AFCアジアカップ2011 (予選))が初めて開催された。

2015年3月2日ラグビーワールドカップ2019の開催会場となることが発表された[1]

2016年4月14日以降発生した一連の熊本地震においては、スタジアムが救援物資の集積拠点となり競技施設としての利用が一時出来なくなった。また、地震によりスタジアムそのものも照明設備が一部損傷し輝度不足となっているほか、客席などスタジアム本体も損傷を受けており[2][3]、安全性の確認ができていないとして、予定されていたJリーグの2試合が会場変更となった[4][5] ほか、6月に予定されていた県高校総体が会場変更となった[6]。同年7月に安全確認作業が終了し再び試合に使われるようになったが、一部制限が設けられていた。2017年4月より全面使用が可能となった。

施設概要

隣接する補助競技場(第3種公認)と併せて、日本陸上競技連盟の第1種公認を受けている。

32,000人を収容するスタンドは1層式で、メインスタンドとバックスタンドにテフロン製の屋根が架設されている。屋根の両端に立つ鉄塔(計4本)は、最上部に縦長の照明設備を持つ他、屋根の支持構造を兼ねた独特の設計となっている。またアウェイ側(メインスタンドから右手側)に、三菱電機製のオーロラビジョンが1基設置されている。

陸上用トラック9レーンを持ち、内部のフィールド部分は天然で長さ107m、幅70mである。

施設命名権

熊本県は、熊本県民総合運動公園陸上競技場に施設命名権を導入する決定をし、2008年12月3日から2009年1月16日までの期間で募集したが応募企業は現れず、熊本県では「期間を定めず、引き続き募集を受け付けたい」としていた。

2012年11月23日、熊本市北区に本社を置く山田青果卸売市場が熊本県民総合運動公園陸上競技場の命名権を取得し、12月14日に熊本県とネーミングライツに関する基本合意書に調印した(契約は2013年2月1日から4年間(年額2,500万円)、呼称は「うまかな・よかなスタジアム」(略称:うまスタ)(うまかな:美味果菜、よかな:良果菜は同社の商標登録名))[7][8]。2016年11月、山田青果卸売市場が契約を満了すると報じられた。これは2016年の熊本地震で多くの農家が被害を受けた為、用意していた命名権費用を農家救済に充てるためという[9]

2017年1月23日、熊本市は熊本市東区に本社を置くえがおと命名権を契約し、「えがお健康スタジアム」(略称:えがおS)の愛称を用いると発表した。契約期間は2017年2月1日から2021年1月31日までの4年間(命名権料は年間2,500万円)となる[10]

なお、命名権採用後は、基本的に上記の名称を使うことになっているが、クリーンスタジアム規定が適用されるサッカー(国際サッカー連盟及びアジアサッカー連盟主催)、ラグビー(ワールドラグビー主催)の国際試合・大会・事前キャンプなどでは、例外として正式名称を使用する。

開催された主なイベント・大会

陸上競技

  • 第44回全日本中学校陸上競技選手権大会(2017年開催)

サッカー

ラグビー

その他

スポーツ大会以外

交通

注釈

  1. 福岡のホームスタジアムであるレベルファイブスタジアムラグビーワールドカップ2019に向けた改修工事により使用不可のため、代替地開催。

脚注・出典

  1. ラグビーワールドカップ2019組織委員会 開催都市決定のお知らせ”. 日本ラグビーフットボール協会 (2015年3月2日). . 2015-3-2閲覧.
  2. “うまスタ、休止長期化も 「安全性確認できず」”. 熊本日日新聞. (2016年5月3日). http://kumanichi.com/news/local/main/20160503004.xhtml . 2016閲覧. 
  3. “J2熊本 本拠うまスタ内部に亀裂…夏まで使用困難か”. スポーツニッポン. (2016年5月11日). http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/05/11/kiji/K20160511012563060.html . 2016閲覧. 
  4. “2016明治安田生命J2リーグ 第14節 ロアッソ熊本 vs 水戸ホーリーホック うまかな・よかなスタジアムでの開催中止について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2016年4月28日), http://www.jleague.jp/release/post-42947/ . 2016閲覧. 
  5. “2016明治安田生命J2リーグ 第15節 ロアッソ熊本 vs FC町田ゼルビア うまかな・よかなスタジアムでの開催中止について” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2016年5月11日), http://www.jleague.jp/release/post-43084/ . 2016閲覧. 
  6. “県高校総体、開会式を中止 開催地など大幅変更”. 熊本日日新聞. (2016年5月3日). http://kumanichi.com/news/local/main/20160503003.xhtml . 2016閲覧. 
  7. 新愛称は「うまかな・よかなスタジアム」 - 熊本日日新聞 2012年11月23日
  8. 株式会社山田青果卸売市場と「熊本県民総合運動公園陸上競技場ネーミングライツ」に関する基本合意を締結しました!”. 熊本県体育保健課 ・報道資料 (2012年12月14日). . 2012閲覧.
  9. 「うまかな・よかなスタジアム」命名権終了へ - 読売新聞、2016年11月8日
  10. “命名権取得について”. 株式会社えがお. (2017年1月23日). http://www.241241.jp/201701/20170123.pdf . 2017閲覧. 
  11. ミスチル、4年ぶりのスタジアムツアー決定 40万人動員 - オリコン 2011年5月15日閲覧
  12. Mr.Children、熊本の夜空に未来への希望響かせたツアーファイナル”. ナタリー. . 2018閲覧.
  13. Mr.Childrenデビュー25周年ツアーが映像化、MV付きで総収録時間400分”. ナタリー. . 2018閲覧.

外部リンク


テンプレート:2019ラグビーワールドカップスタジアム

先代:
横浜国際総合競技場
横浜市
国民体育大会
主競技場

くまもと未来国体
次代:
県総合運動公園陸上競技場
富山市