独り相撲

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独り相撲(ひとりずもう)は、大道芸である。中世江戸期)から明治期くらいまでは見られたという。

2人で戦うべき相撲を1人で演じ、滑稽な様で楽しませた。投げを打ったり、土俵際の攻防に観客は歓声を送った。行司まで1人で行った。「独り角力」とも書く。慣用句として使われる「一人相撲」はここから来ている。同様な大道芸に一人芝居がある。多芸多才で知られる願人坊主の一芸であったことが推定されている[1]

脚注

  1. 芳澤勝弘「白隠禅師仮名法語・余談 15 すたすた坊主とちょぼくれ坊主」『禅文化』177号、禅文化研究所、2000年7月、p.133-142.

関連項目

参考文献

  • 伊藤晴雨『江戸と東京風俗野史』弘文館・城北書院(復刻版は宮尾しげを国書刊行会 2001年 ISBN 978-4336030672
  • 芳澤勝弘「白隠禅師仮名法語・余談 15 すたすた坊主とちょぼくれ坊主」『禅文化』177号、禅文化研究所、2000年7月、p.133-142.