目付(めつけ)
室町時代以後の武家の職制。横目ともいう。室町時代初期,幕府侍所の所司代の被官としておかれたのに始り,戦国時代には戦陣における監察者をこう呼んだ。江戸幕府では元和3 (1617) 年設置。定員は 10名で旗本から選ばれ,若年寄の耳目として旗本,御家人を監察した。各藩においても同様の制度がおかれていた。