神姫バス

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神姫バス株式会社(しんきバス)は、兵庫県を中心に大阪府岡山県にもエリアを持つ日本路線バス事業者である。 バス事業の子会社として、神姫グリーンバス(神崎・西脇・篠山方面の路線バス)、ウエスト神姫(相生・赤穂・山崎方面の路線バス)、神姫ゾーンバス(西神方面の路線バス)、神姫観光バス貸切バス)がある。またICカード乗車券のNicoPaを発行している(回数券機能もある。また定期券機能の付加も可)。

2006年4月1日より、神戸市交通局神戸市バス)から落合西神の2営業所の運行管理業務を、姫路市から書写山ロープウェイの運行業務を受託している。

概要

元来、宇治川電気(現・関西電力)の資本を背景にしていた。事実上の創業者は木下栄戦時統合で規模を拡大して播州丹波(兵庫県)にまたがる一大路線網を構築。
一般路線は姫路市加古川市明石市など兵庫県中部・西部を中心に東端は神戸市三田市西宮市北部14系統のみ)に路線を展開しており、三田市・西宮市北部以外の阪神地域および淡路島を除く兵庫県南部の大部分を占めている。子会社化や廃止前は岡山県津山市美作市西粟倉村から京都府福知山市まで一般路線を展開していた。また、神戸市交通局が運行していた定期観光バスを承継し、神戸営業所が担当して運行している。さらに神戸市バス、明石市営バスの路線の一部と姫路市営バスの全路線を承継しておりこれら市域では路線網が拡大している。

沿革

  • 1927年(昭和2年)10月 - 神戸市須磨区神姫自動車株式会社設立
  • 1940年(昭和15年)8月 - 姫路市に市川修理工場を設置
  • 1941年(昭和16年)3月 - 同月までに社自動車、フタバ自動車、姫路自動車商会ほか14社を合併
  • 1943年(昭和18年)
    • 5月 - 山陽自動車、播電自動車、相生合同自動車を合併、神姫合同自動車株式会社に商号変更。本社を姫路市に移転
    • 8月 - 柏原自動車ほか4社を合併、神戸有馬電気鉄道(現・神戸電鉄)からバス事業を譲受[注釈 1]
  • 1945年(昭和20年)5月 - 神戸自動車交通を合併[注釈 2]
  • 1949年(昭和24年)
  • 1952年(昭和27年)
    • 6月 - 赤穂合同自動車が神戸タクシー部を吸収合併し、神姫タクシーに商号変更
    • 12月 - 赤穂交通を買収
  • 1956年(昭和31年)5月 - 神姫自動車株式会社に商号変更
  • 1959年(昭和34年)1月 - 神姫観光を設立、旅行業を開始
  • 1961年(昭和36年)10月 - 大阪証券取引所第二部へ株式上場
  • 1965年(昭和40年)11月 - 神姫交通の観光バス部門を買収し、大阪営業所設置
  • 1969年(昭和44年)3月 - 逓送部門を分離、神姫逓送設立
  • 1970年(昭和45年)
    • 4月 - 車両整備部門を分離し、完全自動車整備塗装(現・神姫商工)を設立
    • 9月 - シンキ興業(現・神姫フードサービス)を設立、飲食業を開始
  • 1972年(昭和47年)5月 - 神姫バス株式会社に商号変更
  • 1980年(昭和55年)11月 - 神姫ゾーンバス設立、団地輸送を開始
  • 1982年(昭和57年)12月 - 神姫観光の旅行業以外の事業を分離、神姫商産(現・神姫クリエイト)設立
  • 1983年(昭和58年)4月 - 神姫商産が乗車券発売・広告・保険代理業等を開始
  • 1984年(昭和59年)
    • 1月 - 株式会社ホープを設立、自動車の車両運行管理業を開始
    • 10月 - 特定旅客運送事業を開業
  • 1996年(平成8年)10月 - ウエスト神姫設立
  • 1997年(平成9年)11月 - 粟賀営業所を分離、神姫グリーンバス設立。神姫観光バス設立
  • 1998年(平成10年)8月 - 神姫観光バスに貸切事業の第1次営業譲渡
  • 1999年(平成11年)4月 - 神姫観光バスに貸切事業の第2次営業譲渡完了
  • 2000年(平成12年)4月 - 神戸市内の定期観光バス事業を神戸市交通局より譲受
  • 2003年(平成14年)10月 - 神姫観光を吸収合併、旅行事業を開始し、貸切旅行事業を神姫観光バスに統合
  • 2004年(平成15年)4月 - 関連会社の播神運輸の解散に伴い、神戸製鋼加古川製鉄所の出退勤・構内路線の運行等の特定輸送を受託
  • 2006年(平成18年)
    • 1月 - ハウジング幸陽を買収(現・エルテオ)
    • 4月1日 - 神戸市交通局から西神・落合両営業所の運営を受託し運行開始
    • 10月1日 - 明石市営バスから高丘車庫管轄路線(一部を除く)を移管。同時に高丘車庫を譲り受け、明石営業所大久保出張所とする
  • 2009年(平成21年)
    • 3月28日 - 姫路市営バスの姫路駅(南口)・飾磨・網干発着路線を移管
    • 4月1日 - 明石市営バスから藤江・貴崎線および岬町線を移管
    • 7月1日 - 三田営業所篠山出張所を分離。神姫グリーンバス路線に移管
    • 9月30日 - 岡山県内の一般路線廃止に伴い、大原出張所を閉鎖(岡山県内は高速路線(津山営業所)のみ)
  • 2010年(平成22年)
    • 3月27日 - 姫路市営バスから全路線(7路線)を移管(姫路市営バスは2010年3月27日をもって事業廃止)
    • 10月1日 - 姫路営業所相生出張所内の路線をウエスト神姫に移管
  • 2011年(平成23年)10月1日 - 姫路営業所山崎出張所のうち、宍粟市・たつの市地域路線をウエスト神姫に移管
  • 2012年(平成24年)
    • 3月17日 - 明石市営バスから一部路線を移管(明石市営バスは2012年3月16日をもって事業廃止)
    • 7月 - 旅行事業を神姫バスツアーズ(同年3月設立)に吸収分割。吸収分割により神姫バスツアーズ及び神姫観光バスの株式を神姫観光ホールディングス(同年4月設立)に承継、旅行事業及び貸切バス事業の中間持株会社とする
    • 10月1日 - 西脇営業所のうち、西脇市・多可町地域路線を神姫グリーンバスに移管[1]
  • 2013年(平成25年)
  • 2017年(平成29年)

各営業所・出張所(車庫)所在地

( )内は営業所・出張所の略号。原則として乗合バスのみであるが、加古川営業所加古川南出張所、西神営業所(特定貸切)、三田営業所、津山営業所は貸切バスも配置されている。

兵庫県(姫路ナンバー)

兵庫県(神戸ナンバー)

  • 明石営業所(明:主管営業所)
  • 明石営業所 白水車庫(明)(2012年3月17日開設)
    • 兵庫県神戸市西区白水3丁目4-31
  • 明石営業所 大久保出張所(久)(2006年10月1日開設)
  • 西神営業所(西)
    • 兵庫県神戸市西区狩場台2丁目35-1
  • 神戸営業所(神)
  • 三木営業所(三)
    • 兵庫県三木市平田字足田568
    • (一部路線を神姫ゾーンバスに管理委託)
  • 三木営業所 加佐車庫(三)
  • 三木営業所 淡河車庫(三)
    • 兵庫県神戸市北区淡河町淡河
  • 三木営業所 渡瀬車庫(三)・三田営業所 渡瀬車庫(田)(共用)
  • 三木営業所 美奈木台車庫(三)・三田営業所 美奈木台車庫(田)(共用)
  • 三田営業所(田:主管営業所)
  • 三田営業所 つつじが丘車庫(田)
    • 兵庫県三田市つつじが丘南4丁目
  • 三田営業所 母子車庫(田)
  • 三田営業所 小柿車庫(田)
    • 兵庫県三田市小柿
  • 西脇営業所(脇)
    • 兵庫県西脇市下戸田字正路田270-58
  • 西脇営業所 社出張所(社)
    • 兵庫県加東市社字宮ノ前777-21
    • (神姫グリーンバスに管理委託)
  • 西脇営業所 社出張所 天神車庫(社)
    • 兵庫県加東市天神
    • (神姫グリーンバスに管理委託)
  • 西脇営業所 社出張所 清水車庫(社)
    • 兵庫県加東市平木
    • (神姫グリーンバスに管理委託)
  • 姫路営業所 北条出張所 大和車庫(北)
    • 兵庫県多可郡多可町八千代区大和
    • (神姫グリーンバスに管理委託)

大阪府(なにわナンバー)

岡山県(岡山ナンバー)

路線

高速バス

< >内は共同運行会社。

  • 運行回数
  • 昼行上り9便、下り8便
  • プリンセスバード 姫路駅(11) - 鳥取高速バス <日ノ丸自動車>
  • LimonBus(東京ディズニーランド・池袋 - 京都・大阪・三ノ宮・姫路) ※旧称「ハートライナー」。神姫観光バスによる運行
  • LimonBus(東京ディズニーランド・秋葉原 - 京都・大阪・姫路・城崎温泉) ※神姫観光バス・全但バスによる運行
  • 太閤ライナー(姫路 - (一部神戸三田プレミアムアウトレット経由) - 有馬温泉)土・日・祝のみ1日2往復(経由1往復、直通1往復)

運行支援

以下の路線は、予約・発券業務および運行支援を行う。

空港リムジンバス

  • 神戸空港アクセスバス(新神戸駅・三宮 - 神戸空港( - 一部神戸空港海上AT))

廃止・休止された路線バス、高速・長距離バス

廃止

ファイル:Shinkibus-6634.jpg
神姫バス「プリンセスロード」福岡線用車両
津山駅 - 関西空港
  • 姫路 - 播磨新宮 - 湯郷温泉
    • (2003年1月リバイバル運行を行った時期あり)
  • 愛知万博 EXPO直行バス 2005年3月25日 - 9月25日の間運行)
  • プリンセスロード・エトランゼ(神戸・姫路駅(北1西) - 長崎線)<長崎自動車>
  • 三ノ宮 - 篠山口駅 - 篠山営業所
  • 三ノ宮 - 篠山口駅 - 柏原・佐治・市島(北岡本)
  • 三ノ宮 - 西脇 - 鳥羽上
  • 三ノ宮 - 西脇 - 柏原
  • 三ノ宮-西脇-坂尻
  • 三田駅 - 篠山口駅 - 篠山営業所
  • 鳥羽上・鍛冶屋 - 新大阪
  • 明石駅 - 淡路島公園<淡路交通>
  • 柏原 - 西脇 - 新大阪
  • 柏原駅 - 西脇
  • 柏原駅 - 坂尻
  • 谷川駅 - 鍛冶屋
  • 谷川駅 - 阿草
  • 三木営業所 - 母里
  • 粟賀・福崎 - 新大阪
  • 波賀(原)・山崎 - 新大阪
  • 福知山高速線(福知山・篠山 - 大阪駅)
  • 神戸駅 - 三木営業所(路線の一部は神戸駅 - 白川台間で現在残っている)
  • 神戸駅 - 篠山営業所
  • 津山駅 - 林野バスセンター・湯郷温泉
  • 北条 - 国立病院 - 電鉄小野・三ノ宮
  • 北条 - 加古川駅
  • 北条 - 下滝野・西脇
  • 北条 - 明楽寺 - 西脇・柏原・佐治
  • 北条 - 福崎・粟賀
  • 北条 - 香呂/63庄村/細野/71小原 - 姫路駅
  • 西神中央駅 - 加古川駅
  • 姫路駅 - 球技スポーツセンター
  • 姫路駅 - 奥佐見
  • 姫路駅 - 加古川駅(現在は鹿島口で乗り換え)
  • 姫路駅 - 福崎車庫・瀬加・粟賀(2010年末までは福崎駅で乗り換えだったが、今は福崎 - 粟賀は運行していない)
  • 佐用 - 大原
  • 津山駅前 - 湯郷温泉 - 大原
  • 津山駅前 - 真加部 - 大原
  • 大原中学校前 - 後山
  • 山崎 - 東市場 - 曲里 - (斉木) - 皆木 - 原 - 戸倉
  • 戸倉 - 道谷
  • 原 - 原サイクリングターミナル
  • 山崎 - 東市場 - 下野田 - 才樫
  • 網干高校 - ダイセル
  • 龍野 - 揖保川総合支所 - 竜野駅
  • 前之庄 - 山之内 - 雪彦山
  • 姫路駅 - 大浦・ダイセル前(現在は山電網干駅発)
  • 姫路駅 - 前之庄(香呂溝口経由)(溝口までは福崎駅行きが並行して運行)
  • 加古川駅 - 高砂(鶴林寺経由、国鉄高砂線代替バス)。別ルートで加古川駅 - 高砂間の運転あり。
  • 姫路駅 - 鵤 - 相生駅(現在は龍野から相生へ乗継ぐバスが休止となっている)
  • 姫路駅 - 鵤 - 龍野 - 山崎(現在は龍野で網干港発の山崎行きに乗り換え)
  • 福崎駅前 - 神崎総合病院・粟賀
  • 大日東口 - レザータウン高木南口
  • 姫路駅 - 土山 - 姫路市役所前 - 姫路駅南
  • 社 - 清水(現在は、加東市きよみずバスで代替)
  • 姫路駅 - 大日東口
  • 姫路駅 - 中地循環

休止

姫路駅北口・各方面のりば

姫路駅前再開発に伴って旧・姫路駅前バスターミナルは2015年(平成27年)1月6日で閉鎖され[4]、新・姫路駅前バスターミナルが同年4月1日に供用開始されることになり[5]、同日始発より以下のとおり発着している。詳しくは姫路駅前バスターミナルの頃を参照。

  • バスターミナル乗り場 (1)
姫路港 / 白鳥台 / 高岡病院経由書写西住宅
  • バスターミナル乗り場 (2)
中地経由製鉄記念広畑病院・新日鉄住金 / 思案橋 / 循環器病センター / 姫路商業高校
  • バスターミナル乗り場 (3)
【日赤病院経由】製鉄記念広畑病院・新日鉄住金 / 才崎橋西詰/ 高畑南口 / 青山ゴルフ場 / 龍野
  • バスターミナル乗り場 (4)
【日赤病院経由】上手野 / 書写西住宅 / 緑台 / 太市 / 山崎 / 関・グリーンステーション鹿ヶ壺
  • バスターミナル乗り場 (5)
今宿循環
  • バスターミナル乗り場 (6)
城周辺観光ループバス / 東洋大学姫路高校直通便
  • バスターミナル乗り場 (7)
【医療センター経由】城見台 / 北条 / 江鮒団地 / 福崎 / 古法華公園
  • バスターミナル乗り場 (8)
【医療センター経由】姫路獨協大学・大寿台 / 広峰
  • バスターミナル乗り場 (9)
西高前経由姫路獨協大学・大寿台 / 田寺北口
  • バスターミナル乗り場 (10)
書写ロープウェイ / 大池台 / 好古学園前
  • バスターミナル乗り場 (11)
高速バス(渋谷・新宿 / 鳥取 / 城崎温泉 / 関西空港 / 伊丹空港)
  • バスターミナルアイランド部分乗り場 (13)
県立大工学部直通便 / SPring-8
  • バスターミナルアイランド部分乗り場 (14)
【五軒邸経由】社 / 小原 / 清住 / セントラルパーク / 城見台
  • バスターミナルアイランド部分乗り場 (15)
見野古墳群 / 夕陽ヶ丘 / 鹿嶋神社 / 別所駅
  • バスターミナルアイランド部分乗り場 (16)
商工会議所前経由日出町 / 庄田循環
  • バスターミナルアイランド部分乗り場 (17)
【横関経由】前之庄 / 山之内
  • バスターミナルアイランド部分乗り場 (18)
【横関経由】書写西住宅 / 県立大工学部各停便 / 荒木 / 緑台 / バーズタウン / 古瀬畑 / 山崎

車両

概説

現在は三菱ふそういすゞ日野日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)の4車種と日産・シビリアントヨタ・コースタートヨタ・ハイエースが導入されている。貸切車・高速車は長らく三菱ふそうに統一されていたが、2005年に日野・セレガが2台導入された。

2007年姫路市営バスから神姫バスに4路線が移管されたことにより車両も一部が神姫バスに転籍し、それに伴い日産ディーゼルが復活した。また、いすゞ車のほとんどは淡路交通からの移籍車である[6]

カラーリングで特筆すべき点は貸切車の塗装である。これは1990年にグラフィックデザイナー永井一正に依頼したデザインで、バス雑誌の記事では「デザイナーブランドの観光バス」としても紹介されたことがある[注釈 4]。それ以前の貸切車デザインは、その後も昼行用高速車のデザインとして使用されている。

夜行高速バスは姫路城をアレンジしたデザインである。初代の車両ではベースカラーは青系の色であったが、車両更新時にベースカラーが変更されている。

西日本地区では初導入となるメルセデス・ベンツ製の連節バスシターロ)2台の運行が三田市2013年4月から開始された。「オレンジアロー 連 SANDA」号の愛称が公募され命名された。新三田駅及び三田駅前発着の一部路線で使用されており、定員は通常路線バスより約40名多い116名となっている。 2018年4月に2台増車(定員123名)。

オープントップバスによる定期観光バス「スカイバス神戸」は、日の丸自動車興業より「スカイバス東京」のネオプラン・スカイライナーネオプラン・スペースライナーを借り入れている。

グループ主要企業

連結子会社

持分法適用関連会社

その他関係会社

  • 山陽電気鉄道株式会社 - 同じ旧・宇治川電気系列。役員を相互に派遣している。
  • 阪神電気鉄道株式会社 - 筆頭株主。役員を相互に派遣している。ただし、神姫バスは阪急阪神東宝グループには属していない。
  • 全但バス株式会社 - 役員派遣と資本提携を結ぶ。2009年4月に経営統合するとの報道があった。報道取材に対して神姫バスの上杉社長は意欲を表明したが、以降、両社とも公式発表はしていない。同社系の神戸全但タクシーは解散に伴い、尼崎市の尼崎営業所は同市内で営業する立花神姫タクシーが譲受した(神戸本社は国際興業神戸(現・国際興業大阪→国際興業神戸)が譲受)。

ダイヤ

  • 正月三が日は正月ダイヤで運行される。(一部路線を除く)
  • イベントで一部の路線で運休やコース変更がある。

その他

ファイル:Shinki bus Sumimasen.jpg
回送車の「すみません回送中です」表示(明石駅前にて)
  • 一部営業所に所属するバスは回送時、正面の行先電光表示に「すみません回送中です」と表示される。これは、。
  • 2017年の8月頃より8月8日に90周年をめでたく迎えたので回送時、前面・後面の表示には「祝・90周年」などの表示が出ている。また、側面の経由地案内板には90周年感謝のメッセージが表示されている。
  • 社営業所行きバスは長らく「社」行きと案内されていたが、2017年10月より行先表示板及び車内放送において「社営業所」行きと案内されるようになった[注釈 6]
  • かつて姫路市に本社があった消費者金融シンキ(現:新生パーソナルローン)とは無関係である。
  • 戦時統合ではバス会社のみならずタクシー会社も統合していた。また、バス会社がタクシー事業を兼業している例も多くあった。このため、以前はタクシー事業も兼業していた。昭和30年代に入り、地方部でのタクシー事業は不採算となっていったためこれを分離する事となり、1957年5月に相生と北条の、同年11月にたつの、網干、篠山、柏原の各タクシー部を定年間近で経営意欲のある職員に譲渡した。また、1961年には赤穂神姫タクシー(2月1日)と高砂交通(12月1日)を役員に譲渡する形で分離。これら分離された各社は「神姫」の社名を入れ、神姫バスと同じ社章(ただし旧社章。姫路の「ひ」の字を模したものの中に神戸市の市章)を用いていても、資本的にも経営的にも全くの別会社となっている。以降は神姫バスグループ内に留まる形は採りながらもタクシー事業の分離を進め、現在は連結子会社の項目内の4社がグループ会社となっている(そのうちグループ会社だった明石神姫タクシーは廃業となった。)。なお、先に分離された各社のうち現存しない会社や他社系列に移った会社もあり、たとえば相生神姫第一交通(旧・相生神姫タクシー)は第一交通産業に買収された時は神戸のゑび須タクシー(ゑび須タクシー自体も第一交通産業に買収されている)の関連会社だった[7]ほか、高砂交通も1968年3月31日に阪神電鉄系の神戸阪神タクシー(現・神戸六甲タクシー)に買収されるが、2008年11月1日以降は神戸阪神タクシーともども同じ神戸のキクヤ交通の傘下となっている。

脚注

注釈

  1. その後、神戸電鉄は1949年に改めて事業免許を取得してバス事業に再参入し、1998年に神鉄バスとして分社化する。
  2. 2009年頃までタクシー会社として存在した神戸自動車交通とは無関係。
  3. 上郡 - 佐用 - 大原間・大原 - 林野 - 津山間・佐用 - 林野間の130キロメートル。旧・播美自動車の路線で、神姫自動車も同社より1936年に姫路 - 佐用間、1938年8月10日に平福 - 佐用・江川 - 佐用間の路線を買収している。
  4. 車両の側面には、社名の下にDESIGN BY KAZUMASA NAGAIと記載されている。
  5. もとは朝日放送の子会社「エービーシー・トラベル」で、神姫バスの資本参加による「エー・ビー・シー神姫トラベル」への社名変更を経て2016年4月1日に現社名となった後も同社の資本が残る。ABCラジオで放送していた『もうすぐ夜明けABC』では神姫トラベル主催で番組パーソナリティが同行するツアーが企画されていた。
  6. 時刻表や発車標では従来のまま「社」表記となっている

出典

  1. 西脇市・多可町、及びその周辺地区発着の一部神姫バス路線を平成24年10月1日(月)より神姫グリーンバスが運行いたします。 (PDF)”. 神姫バス. . 2013閲覧.
  2. “潮風感じて神戸周遊 スカイバス発車記念式典”. 神戸新聞. (2017年3月18日). https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201703/0010010711.shtml . 2017閲覧. 
  3. 神姫バス、90周年で制服一新「ななつ星」の水戸岡氏デザイン 日本経済新聞』地域ニュース関西(2017年8月9日)
  4. “バス乗り場、きょうから変更 神姫バス、JR姫路駅前 3月末まで”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年1月7日)
  5. “「県内一の繁華街」権堂地区再生へ 再開発事業完成”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2015年3月30日)
  6. バスジャパン ハンドブックシリーズR 76 神姫バス』P.28 BJエディターズ発行 星雲社発売 2012年 ISBN 978-4-434-16402-6
  7. 相生神姫タクシー株式会社の株式取得のお知らせ - 第一交通産業

関連項目

外部リンク

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