経ヶ岳 (長野県)

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ファイル:Kyougatake cyuuou Alps 2009-4-30.jpg
東稜線上部から望む経ヶ岳

経ヶ岳(きょうがたけ)は、木曽山脈(中央アルプス)の北端にある標高2,296mである。山頂には石仏石塔が祀られている。“経”のつく山では日本最高峰[1]

概要

木曽山脈が南の権兵衛峠(標高1,523m)の鞍部で分断され、独立峰のような山容をしている。山頂には2等三角点があり、背の高いシラビソなどの針葉樹林に覆われている。登山道の上部の南面には、クマザサが多くカラマツの植林地となっている場所が多い。山麓の伊那市には、羽広自然遊歩道と経ヶ岳自然植物園がある。

登山道

伊那市の仲仙寺から登るルートがよく利用されている。途中には山小屋や水場はない。4合目で南箕輪村の林道大泉線の大泉所ダムからのルートが合流する。5合目周辺は、カラマツの植林地となっている。7合目から9合目の稜線上からは視界が開け、八ヶ岳南アルプス伊那谷木曽駒ヶ岳御嶽山などの好展望が得られる。山頂からの展望は全くない。毎年5月に、南箕輪村の南箕輪中学校の強歩大会が行われている。[2]

また、横川渓谷から黒沢谷沿いに登るルートがあるが、上部はクマザサ に覆われた不明瞭な登山道で利用者は少ない。

イベント

2015年より、経ヶ岳バーティカルリミットが行われている。LONG(ロング)21km、SHORT(ショート)12kmのタイムを競う。 [3]

周辺の山

木曽山脈(中央アルプス)の主な山は、木曽山脈を参照。

源流の河川

関連項目

脚注

  1. 『コンサイス日本山名辞典』三省堂、ISBN 4-385-15403-1、P159
  2. 経ヶ岳に登ろう”. 南箕輪村. . 2016閲覧.
  3. 経ヶ岳バーティカルリミット

関連図書

  • 『三省堂 日本山名事典』三省堂、ISBN 978-4-385-15404-6
  • 『日本の山1000』山と渓谷社、ISBN 4-635-09025-6
  • 『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、ISBN 4-7795-0000-1
  • 『ヤマケイ アルペンガイド 中央アルプス 御嶽山・白山』山と渓谷社、ISBN 4-635-01320-0
  • 『山と高原地図 木曽駒・空木岳 中央アルプス2010』昭文社、ISBN 978-4-398-75720-3
  • 『新・分県登山ガイド(改訂版) 長野県の山』山と渓谷社、ISBN 978-4-635-02365-8
  • 『(改訂新版) 名古屋周辺の山』山と渓谷社、ISBN 978-4-635-18017-7
  • 『東海・北陸の200秀山 下(東海・信州編)』中日新聞社、ISBN 978-4-8062-0599-9
  • 『中央アルプスの山旅 地形・地質観察ガイド』飯田市美術博物館