聖ビンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会

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「聖ビンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会」の会章

聖ビンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会は、1663年11月29日ヴィンセンシオ(聖ビンセンシオ)・ア・パウロ(1581~1660)とルイーズ・ド・マリヤック(1591~1660)によって設立された、パリに本部を持つカトリック教会の女子修道会。「貞潔、清貧、従順、貧しい人々への奉仕」の四つの私的誓願を立て且つ毎年更新しながら、会員がイエス・キリストへの奉献を深めていくことを目的としている。

沿革

1668年6月8日教皇クレメンス9世によって認可された。当時は修道会として認可を受けると、修道者は皆社会から閉ざされた生活をしなければならず、そのために街や村で人々のために働くことはできなかった。聖ビンセンシオは、シスターたちが助けを求める貧しい人の所に自由に行く事が出来る新しい形の会として、教皇より使徒的生活の会としての認可を受けた。

日本管区の活動

日本には神戸市に同会の拠点が存在する。

1933年フランスより日本に初めて同会の4名の会員が送られ大阪での診療活動をはじめ、孤児の世話、病人の看護などに尽くし、管区の礎を築いた。創立当初、会は「愛徳婦人会」(聖ヴィンセンシオが1617年に創立した現在のAIC)と協力して貧しい病人を直接、世話をしていたが、現在ではヴインセンシオの霊性をもつヴィンセンシアン・ファミリー(聖ヴィンセンシオの宣教会聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会、AIC:国際愛徳姉妹会)や貧しい人々の自立援助のために働く様々なグループと連帯して種々の活動を行っている。

[1]

同会出身の人物

参考文献

脚注