赤羽岩淵駅

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改札口
ホームドア部に表記されている埼玉高速鉄道の路線図(2012年2月現在は白地のものに更新されている)

赤羽岩淵駅(あかばねいわぶちえき)は、東京都北区赤羽一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)・埼玉高速鉄道である。駅番号は東京メトロがN 19、埼玉高速鉄道がSR 19

概要

東京メトロの南北線と、埼玉高速鉄道の埼玉スタジアム線が乗り入れている。この駅は前者の終点かつ後者の起点であるが、両路線は当駅を介して相互直通運転を行っている。そのため、当駅は東京メトロと埼玉高速鉄道の共同使用駅となっており、駅管轄は東京メトロが行っている。また、埼玉高速鉄道の運営する鉄道路線では唯一埼玉県外に所在する駅でもある。

歴史

駅名の由来

隣接する付近の地名、赤羽と岩淵町に由来する。仮称時の駅名は岩淵町駅であった。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅。保安用にフルスクリーンタイプホームドアシステムを装備する。南北線・埼玉高速鉄道線は当駅で相互直通運転を行っており、ホームを共用している。そのため、埼玉高速鉄道線で唯一のフルスクリーン式ホームドア設置駅でもある。

当駅の志茂駅寄りに両渡り分岐器が設置されており、埼玉高速鉄道線が開業するまでは折り返し運転に使用されていた。現行ダイヤでは当駅終着の南北線の一部列車が目黒方面行きとなることから、目黒方面ホームに到着・折り返しするために使用されている。

のりば

番線 路線 行先
1 SR 埼玉スタジアム線 鳩ヶ谷浦和美園方面
2 N 南北線 白金高輪目黒日吉方面

埼玉高速鉄道線に直通運転する南北線車両に車両交換の必要が生じた場合は、通例、当該車両同士を2駅隣の王子神谷駅に隣接する王子検車区との間で回送し、当駅で車両交換を行う。その場合には両方のホームに車両を停車させた上で、乗客を南北線から埼玉高速鉄道線に乗り換えさせる措置をとっている。

埼玉高速鉄道線から南北線へは全列車が直通運転しているため、当駅での折り返しは通常南北線側のみしか行われていない。ただし、臨時列車で当駅終着が設定された実績はある。

利用状況

  • 東京メトロ - 2017年度の1日平均乗降人員92,093人である[利用客数 1]
    埼玉高速鉄道と直通運転を開始する1999年度までは、1日平均乗車人員が5,000人程度に留まっており、当駅自体の利用者は少ない。この値には埼玉高速鉄道線との直通連絡人員を含む。
  • 埼玉高速鉄道 - 2017年度の東京メトロから埼玉高速鉄道への1日平均直通連絡人員は44,142人である[利用客数 2]
    同社の駅では第1位。この値には当駅から埼玉高速鉄道線へ向かう乗車人員も含む。

開業以降の各年度の1日平均乗降人員は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[* 1]
年度 営団 / 東京メトロ
1日平均
乗降人員
増加率
2000年(平成12年) 18,104
2001年(平成13年) 41,316 128.2%
2002年(平成14年) 48,813 18.1%
2003年(平成15年) 52,558 7.7%
2004年(平成16年) 56,880 8.2%
2005年(平成17年) 59,541 4.7%
2006年(平成18年) 63,481 6.6%
2007年(平成19年) 70,300 10.7%
2008年(平成20年) 71,147 1.2%
2009年(平成21年) 71,685 0.8%
2010年(平成22年) 73,238 2.2%
2011年(平成23年) 72,807 −0.6%
2012年(平成24年) 75,150 3.2%
2013年(平成25年) 78,880 5.0%
2014年(平成26年) 80,742 2.4%
2015年(平成27年) 84,473 4.6%
2016年(平成28年) 87,514 3.6%
2017年(平成29年) 92,093 5.2%

開業以降の各年度の1日平均乗車人員は下表の通り。

  • 東京メトロのデータは、2000年度以降埼玉高速鉄道との直通人員を含んだものである。
  • 埼玉高速鉄道のデータは、当駅の乗車人員と東京メトロ南北線からの直通人員を合算したものである。
年度別1日平均乗車人員[* 2][* 3][* 4]
年度 営団 /
東京メトロ
埼玉高速鉄道 出典
1991年(平成03年) [備考 1]5,848 未開業 [東京都統計 1]
1992年(平成04年) 1,329 [東京都統計 2]
1993年(平成05年) 1,384 [東京都統計 3]
1994年(平成06年) 1,419 [東京都統計 4]
1995年(平成07年) 1,478 [東京都統計 5]
1996年(平成08年) 3,586 [東京都統計 6]
1997年(平成09年) 4,151 [東京都統計 7]
1998年(平成10年) 5,507 [東京都統計 8]
1999年(平成11年) 4,945 [東京都統計 9]
2000年(平成12年) 5,507 [備考 2] [東京都統計 10]
2001年(平成13年) 20,647 18,100 [東京都統計 11]
2002年(平成14年) 24,373 21,700 [東京都統計 12]
2003年(平成15年) 26,459 24,000 [東京都統計 13]
2004年(平成16年) 28,526 26,400 [東京都統計 14]
2005年(平成17年) 30,025 27,800 [東京都統計 15]
2006年(平成18年) 31,786 29,500 [東京都統計 16]
2007年(平成19年) 35,322 32,200 [東京都統計 17]
2008年(平成20年) 36,079 33,800 [東京都統計 18]
2009年(平成21年) 36,088 33,900 [東京都統計 19]
2010年(平成22年) 36,633 34,549 [東京都統計 20]
2011年(平成23年) 36,552 34,395 [東京都統計 21]
2012年(平成24年) 37,707 35,553 [東京都統計 22]
2013年(平成25年) 39,699 37,368 [東京都統計 23]
2014年(平成26年) 40,788 38,397 [東京都統計 24]
2015年(平成27年) 42,637 40,342 [東京都統計 25]
2016年(平成28年) 44,159 41,786 [東京都統計 26]
2017年(平成29年) 44,142

備考

  1. 1991年11月29日開業、124日間のデータ。
  2. 2001年3月28日開業。

駅周辺

国道122号の赤羽交差点付近に所在し、1972年に廃止された都電の赤羽電停跡地のほぼ直下に位置する。

バス路線

最寄り停留所は国道122号赤羽交差点付近にある赤羽岩淵駅となる。国際興業バスにより運行される以下の路線が発着する。

隣の駅

Tokyo Metro logo.svg 東京地下鉄・20px 埼玉高速鉄道
N 南北線・SR 埼玉スタジアム線
志茂駅(南北線・N 18) - 赤羽岩淵駅 (N 19/SR 19) - 川口元郷駅(埼玉スタジアム線・SR 20)

脚注

出典

私鉄・地下鉄の1日平均利用客数
東京都統計年鑑
私鉄・地下鉄の統計データ

外部リンク

テンプレート:東京メトロ南北線 テンプレート:埼玉高速鉄道線