近松門左衛門

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近松 門左衛門(ちかまつ もんざえもん、承応2年〈1653年〉 - 享保9年11月22日1725年1月6日〉)

江戸時代前期の浄瑠璃歌舞伎狂言の作者。本名杉森作左衛門信盛。号は巣林子,平安堂。越前吉江藩士であった父が浪人したのを機に上京,堂上貴族の一条恵観,正親町公通らに仕えた。宇治加賀掾門下を経て,貞享2 (1685) 年竹本義太夫のために『出世景清』を書き,以後義太夫と組んで活躍。また坂田藤十郎との提携を通じて,元禄期を代表する歌舞伎『けいせい仏の原』 (1699) ,『けいせい壬生大念仏』 (1702) なども書いた (元禄歌舞伎 ) 。元禄 16 (1703) 年初めての世話物浄瑠璃『曾根崎心中』を書き好評を得て,以後浄瑠璃に専念。時代物世話物ともに優れ,従来の古浄瑠璃と一線を画した功績は大きく,井原西鶴松尾芭蕉と並ぶ江戸文学界の巨頭。代表作『けいせい反魂香 (はんごんこう) 』 (1708) ,『冥途の飛脚』 (1711) ,『国性爺合戦』 (1715) ,『博多小女郎波枕』 (1718) ,『心中天の網島』 (1720) ,『心中宵庚申 (しんじゅうよいごうしん) 』 (1722) など。 (元禄文化 )



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