銘板

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火の見櫓の入口に取り付けられた銘板(画像の一部を伏せてある。)

銘板(めいばん)とは、小型の平板に銘柄(仕様)を表示したものである。銘柄を表記する、またはプレート、コーションラベルのこと。 英語ではネームタグとも言われ、建築物定礎の銘板は記念プラークEnglish版と言われる。

概要

ビル内の店舗位置を表示した案内板、扉に張られている「会議室」等のプレートが銘板に該当する。他に消費者向け機器、産業用機器、各種の装置、工業用計器などの製品に製造者、型式、製造年月日、用途などを表示するためにも使用されている。また、これらの表示内容から製造者を辿ることが出来る。

使用される平板の材質はアルミステンレスなどの金属アクリル塩ビなどのプラスチック木材などがある。プラスチックフィルムなどシート状の柔らかい素材でできたものは銘とは言わないが、銘板の印字面に使われることがあり(紙をアクリル板で挟むなど)、銘柄を表すことに変わりはなく、板に替わる素材による銘板やラベルと言える。

表示される内容は文字など様々で、加工方法は印刷彫刻刻印等がある。

アクリル製プレートに文字を彫刻する手順としては、最初にアクリルを 指定の大ききに切り出す。その後、表示される文字を彫刻機で彫る。彫りが完成すると彫った溝にインキを塗りこむ。しばらく経過してから、塗ったインキを拭き取る。彫った溝のみにインキが残り文字として認識できるようになる。複数の色を使用する場合、何回も彫りと塗りを繰り返す。

なお「銘板」は用途、使われる場所などによって工業銘板、装置銘板、定格銘板、注意・警告銘板、建物や建造物の名札の場合は館銘板(かんめいばん)など、「○○銘板」というふうな様々な呼び方がなされ、種類も多い。

盗難問題

金属製の銘板は1枚3万円から6万円という高値がつくため、転売目的などで盗難されることが多い。

関連項目