関西医科大学

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関西医科大学
大学設置 1947年
創立 1928年
学校種別 私立
設置者 学校法人関西医科大学
本部所在地 大阪府枚方市新町2-5-1
東経135度38分45秒北緯34.81861度 東経135.64583度34.81861; 135.64583
キャンパス 枚方キャンパス
牧野キャンパス
学部 医学部、看護学部
研究科 医学研究科、看護学研究科
ウェブサイト 関西医科大学公式サイト
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関西医科大学(かんさいいかだいがく、英語: Kansai Medical University

大阪府枚方市新町2-5-1に本部を置く日本私立大学

1947年に設置。大学の略称は関医(かんい)。関医大。関西医大。6年間の学費は2,770万円程度。(医学部) 1928年に大阪女子高等医学専門学校として創立された。

ファイル:Kmu Entrance.jpg
関西医科大学 枚方学舎正門

概要

1928年(昭和3年)大阪女子高等医学専門学校(大阪女子医専)として大阪府枚方市牧野地区に開設。当時西日本で唯一の女子医育機関であった。その後、1960年大阪府守口市に滝井病院(現在の附属滝井病院)が竣工し、専門課程と大学本部が守口市に移転。教養部の2年間は牧野キャンパスで学び、修了後は守口市の滝井キャンパスで学ぶ形を採用した。

しかし、2013年枚方市ですでに開業していた附属枚方病院の隣接地に新学舎が開設。これにより2つに分断されていたキャンパスは枚方に集約されることとなった。なお、かつて教養部が置かれていた牧野キャンパスは現在、附属看護専門学校の校舎として使用されている。

2018年4月、看護学部と大学院看護学研究科を開設した。

沿革

ファイル:OSAKA-JYOSIISEN.png
1948年の牧野校舎。2018年現在も残る本館や講堂が見える。

基礎データ

所在地

建学の精神

慈仁心鏡、すなわち慈しみ、めぐみ、愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。

教育の理念

建学の精神に則り、自由・自律・自学の学風のもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野をもつ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念とする。

学校歌

  • 学歌「のぞみ」(作詞宮前澄子 作曲石井五郎)
  • 学生歌(作詞松村忠樹 作曲山本丈晴 編曲伊藤裕春)
  • 逍遙歌(作詞竹本司郎 作曲山本丈晴 編曲伊藤裕春)

教育および研究

組織

学部

大学院

21世紀COEプログラム

  • 2003年(平成15年)度、文部科学省選定の世界最高水準の研究教育拠点を目指す21世紀COEプログラムの医学系分野に1件のプロジェクトが採択されている。プログラム名は「難病の革新的治療法の開発研究-骨髄内骨髄移植を用いた難病モデルでの検討-」(事業推進担当者 池原進教授)。これに伴い基礎医学と臨床医学の融合とより一層の大学院教育の活性化を目指すため、従来の専攻系に加え本拠点形成の核となるトランスレーショナル・リサーチ志向型専攻系を設けることにした。

私立大学学術研究高度化推進事業

他大学との学術協力協定

学生生活

  • 臨床医学教育、基礎医学教育各論については臓器別系統別チュートリアル教育を採用しており学生自らが積極的に問題解決する能力を養う。その後、共用試験 (CBT、OSCE) に臨み合格すると、参加型の臨床実習すなわちクリニカルクラークシップが開始され附属病院各科をローテーションすることになる。なお、医学英語教育は第一学年から第三学年まで継続的に行っている。第六学年一学期の参加型臨床実習では関西医科大学附属病院だけでなく、学外の一般病院や国外(ドイツ、マレーシア)の病院、大阪医科大学附属病院近畿大学医学部附属病院兵庫医科大学病院との相互選択臨床実習も行っており多様な施設、病院での実習が可能である。

部活動

  • 部活動は盛んであり、多くの学生がいずれかの部活に所属している。枚方キャンパスには講堂兼用の体育館、テニスコート、クラブハウス等が、また牧野キャンパスにはグラウンドの他、体育館、講堂、クラブハウス等の施設が整備されている。放課後枚方キャンパスと牧野キャンパスとの間にシャトルバスが運行され活用されている。

学園祭

  • 学園祭は「霜月祭」と呼ばれ、毎年11月初旬の3日間、牧野キャンパスにておこなわれていたが、2013年4月枚方学舎が開設され、2013年からは枚方キャンパスで行われている。

特色

  • 心療内科1986年昭和61年)、第一内科の一部門として誕生し、その後1996年(平成8年)に診療部門として、2000年平成12年)には講座として独立を果たした。なお、日本国内で心療内科を講座として有している医学部は、現在のところ本学と東京大学東邦大学九州大学鹿児島大学の5大学のみである。そのため、患者は近畿圏はもとより西日本全域から訪れている。
  • 小児科は大阪女子高等医専時代にいち早く開講された。新生児部門では、昭和39年から未熟児センター、同53年から新生児特定集中治療室(NICU)が設置され、日本における新生児医療の草分け的な存在の一つである。大阪新生児診療相互援助システム(NMCS)の基幹施設としても機能しており、新生児搬送治療用のドクターズカー導入は西日本では関西医大が初である。また、小児に対する在宅人工換気療法も積極的に施行しており、関西地区における小児医療に多大な役割を果たしている。
  • 大学コンソーシアム大阪の加盟校である。
  • かつては本院を含む4付属病院[滝井病院(旧関西医科大学付属病院)、男山病院、洛西ニュータウン病院、香里病院]を運営していたが、医師不足や枚方病院の新設などに伴い、男山病院、洛西病院は事業譲渡された。香里病院も敷地面積の不足や建物の老朽化により閉鎖予定であったが、地域のニーズもあり、新築維持されることになった。滝井病院も同様に老朽化が進んでいるが段階的に新築工事が行われている。

関連施設

大学関係者と組織

大学関係者組織

  • 関西医科大学の同窓会は、関西医科大学卒業生全員によって構成され、全国に32の支部がありそれぞれ特色ある活動を行っている。

大学関係者一覧

関連項目

外部リンク

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