高峰山 (三重県)
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高峰山 (たかみねさん)は、三重県尾鷲市の西方、矢ノ川峠の北にそびえる標高1,045 mの台高山脈南部[1][2]の山である[3][4]。別名が、高小屋山[2]。
Contents
概要
黒潮の影響を直接受ける南海型気候の多雨地帯である[2]。周辺の谷と山腹は浸食が進み急峻な険しい山容の山となっている[2]。山腹の一部で照葉樹林や雑木林が見られ、ほぼ全山が人工林(植林地)となっている[2]。山頂には一等三角点「高小屋山」があり[5][4]、一等三角点百名山[6]、及び近畿百名山のひとつに選定されている。
登山
矢ノ川峠及び古川林道からの2つのコースの登山道が開設されているが[2]、訪問する人は少ない[1]。矢ノ川峠から約2時間程、道の険しい健脚向けのコースを歩かねばならない[3]。山頂の露出した岩が突き出た台地[2]から、北には大台ヶ原の山並み、南には熊野灘、東には尾鷲市街を見渡せ、全方位への眺望が開けている[3]。
地理
周辺の主な山
- 大台ヶ原山
- 便石山
- 八鬼山
周辺の主な峠
源流の河川
交通・アクセス
東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線尾鷲駅の南西6 kmに位置する[1]。南東山腹に国道42号が通る。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 コンサイス日本山名辞典 (1992)、316頁
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 辻 (2005)、1369頁
- ↑ 3.0 3.1 3.2 高峰山 かんこうみえ (三重県観光連盟) 2013年3月6日閲覧
- ↑ 4.0 4.1 高峰山 Yamakei Online 2013年3月6日閲覧
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参考文献
- 一等三角点研究会 『一等三角点百名山』 山と溪谷社、1988年11月。ISBN 9784635330008。
- 『コンサイス日本山名辞典』 徳久球雄(編集)、三省堂、1992-10、修訂版。ISBN 4-385-15403-1。
- 日本山岳会 『新日本山岳誌』 ナカニシヤ出版、2005年11月。ISBN 4-779-50000-1。