高社山

提供: miniwiki
2018/10/14/ (日) 11:41時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索

高社山(こうしゃさん、たかやしろやま)は、長野県にある標高1351.5mのである。中野市山ノ内町木島平村の境界に位置する。

概要

安山岩溶岩火砕流、軽石流等が重なってできた成層火山。活動時期は30万~20万年前[1]。東麓の三ッ子山と飯盛山は溶岩ドームである[1]

その比較的に整った円錐形の山容から郷土富士の1つとして高井富士(たかいふじ)とも呼ばれる。溶岩が造り出した夫婦岩、薬師岩、天狗岩や大黒岩など多くの奇岩があり、古代より信仰の対象とされ修験道場の跡があるなど山に纏わる伝説も多い。なお、地理的にはこの山を境に長野盆地岳南)と飯山盆地岳北)が区分される事もある。

清水栄一の「信州百名山」に数えられており、複数のコースを有す登山向けの山として知られる。登山道は整備されており、木島平口や夜間瀬口、赤岩からの登山が可能。タムシバカタクリといった植物に加え、秋には紅葉も楽しめるほか、冬にも越年登山が行われている。山麓付近には、愛宕山の湧水で有名な不動滝や幻の滝と言われる樽滝等の名所も点在。また志賀高原CCや木島平スキー場よませ温泉スキー場などのレジャー施設もあり、1年を通して楽しめる山となっている。

脚注

  1. 1.0 1.1 出典: 日本の火山 高社山 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター

外部リンク