鳥取県道24号米子大山線

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鳥取県道24号米子大山線(とっとりけんどう24ごう よなごだいせんせん)は、鳥取県米子市西伯郡大山町を結ぶ県道主要地方道)である。通称大山観光道路(だいせんかんこうどうろ)、大山道路(だいせんどうろ)[1]とよばれる。

概要

鳥取県を代表する名峰大山を探勝するメインアクセス道路[1]。古くは「尾高道」とよばれ、その開基は養老年間(717 - 723年)ともされる[2]。平安時代には、有数の修行の道場で、3000人以上の僧兵を抱えた大山寺に通じる道として、多くの修行者に利用されていた[2]。1963年(昭和38年)12月に、日本道路公団の手によって鳥取県初の有料道路となる「大山有料道路」(米子市尾高 - 大山町大山寺)として整備され、観光道路として賑わった[2]。1981年(昭和56年)10月1日に、無料開放されて鳥取県道となり現在に至る[2]

道路の両側に、江戸時代の慶長年間(1596 - 1614年)頃に降雪時の目印として植えられたクロマツ並木、享保年間(1716 - 1735年)以降に道しるべとして置かれた一丁地蔵が残っている[2]。有料道路建設時は、このクロマツ並木を伐採しないよう配慮されている[2]

鳥取県を代表する大山の自然観光地であり、大山探勝のメインルートであることから、西伯郡大山町赤松 - 大山寺間 (4.8 km) について[2]、1987年(昭和62年)8月10日の道の日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された、「日本の道100選」にも選ばれている[3]

大山パークウェイの一部を構成し、美保関灯台米子空港蒜山地域米子自動車道・蒜山ICを含む)を広域的に結ぶ役割を果たしている。

路線データ

歴史

路線状況

重複区間

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線にある施設など

脚注

参考文献

  • 「日本の道100選」研究会 『日本の道100選〈新版〉』 国土交通省道路局(監修)、ぎょうせい、2002-06-20。ISBN 4-324-06810-0。

関連項目